平成最期の登山は絶景の奥穂高岳
- GPS
- 52:44
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 2,239m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:22
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 5:30
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:42
天候 | 27日 小雪 28日 晴れ 29日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
上高地→《高速バス》→大阪 |
写真
感想
平成最後のゴールデンウイーク
昨年は北穂に登りましたが、今年は槍ヶ岳か奥穂岳か悩みながら、上高地まで来ましたが、小雪混じりの天気で、思っていたより人が少なかったので、槍沢に行けば、プチラッセルが必要かと思い、楽な方の涸沢に行きました。
初日は涸沢ヒュッテまでで本谷出合のあたりでアイゼンを付けました。新雪なので、ノーアイゼンでも歩けたと思いますが、足が滑るのを気にすれば、余計に疲れるので、アイゼンを装着。吹雪になる前に涸沢ヒュッテに到着。入口近くのストーブの前で、おでんと缶ビールで一杯。その後は持参のワイン、ワインがなくなれば、熱燗、夕食までの間、お酒を堪能しました。夕食後は爆睡。夜中に何度か目が覚め、トイレのついでに星空を見ましたが、今一でした。
2日目はいよいよ奥穂高岳。朝食後、体調を整え、7時頃に出発。渋滞していたので、そのたびに追い越しさせていただき、順調に穂高岳山荘まで来ました。山荘は雪に覆われていました。雪の奥穂高岳は初めてなので、先行者に続いて登り始めました。岩場と階段は難なくクリアしましたが、雪の壁が立ちふさがり、先行者にならって、ピックとアイゼンの前爪でガシガシ登りました。雪が締まっていたので、登れましたが、雪が緩んでいたら、かなり危険だと思いました。そうこうしているうちに山頂に到着。槍ヶ岳、ジャンダルム、常念岳、笠ヶ岳など北アルプスの山々、遠くには富士山、白山など360°絶景でした。天気が良かったので、山頂に長い時間滞在。下りは雪壁が心配でしたが、雪が締まっていたので、大丈夫でした。しかし、その後、上から落石の声が聞こえてきて、振り向けば、こちらに向けて石が落ちて来ました。スピードもそれほど出ていなくて、人の頭ほどの大きさの石なので、受け止めることができるかなと思いましたが、不規則なバウンド(岩場なので当たり前)で、キャッチしそこねて、そのまま下に落ちていきました。後から聞くと、その時には運が良く下に人が居なかったので、怪我人も居なかったようです。ハプニングもありながら、穂高岳山荘まで降りてきて、休憩しました。涸沢までの下山は苦行でした。下山は苦手です。特に雪山は踏ん張りが効かず、足元が不安定で精神的に疲れます。2日目の宿泊地の涸沢小屋に到着した後は、缶ビール2本、熱燗3本をたしなみました。夕食時にも缶ビール。夕食後は爆睡。
翌日は下山だけなので7時過ぎに出発。涸沢からの下りは雪が締まっていて、アイゼンが良く効き歩きやすかったです。淡々と降りてきて、横尾に到着。徳沢ではソフトクリームを食べ、上高地に到着。上高地アルペンホテルで日帰り入浴。値上がりして1000円になっていました。
今回の山行は奥穂高岳に登ることができ、怪我もなく、下山できたので、満足でした。
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