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Yamareco

記録ID: 1814706
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

GWの北アルプス、蝶ヶ岳からの眺望を満喫

2019年04月27日(土) ~ 2019年04月29日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:37
距離
25.3km
登り
1,420m
下り
1,406m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:25
休憩
0:09
合計
1:34
距離 7.2km 登り 119m 下り 67m
2日目
山行
5:02
休憩
0:36
合計
5:38
距離 6.6km 登り 1,179m 下り 81m
5:34
88
7:02
7:11
141
9:32
9:37
6
9:43
28
10:11
10:12
8
10:20
10:39
28
11:07
11:09
3
11:12
3日目
山行
5:48
休憩
0:59
合計
6:47
距離 11.6km 登り 122m 下り 1,279m
6:21
9
6:30
6:31
15
6:46
6:47
5
6:52
63
7:55
7:59
74
9:13
9:54
2
10:38
10:48
31
徳沢から長塀尾根は最初からアイゼンが必要でした。下りでは歩きにくく終盤あと一キロ地点でアイゼン外しましたが、凍結箇所が多くすべらないように重装備の体のバランスとるのが大変でした。
天候 雪→晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿松本間の高速バスを利用。松本からは新島々を経由し上高地へ。GW初日でしたが、気温低く悪天候のせいか思ったより人はいませんでした。
コース状況/
危険箇所等
気温も低く降雪もあったので、例年より雪が多いようです。長塀尾根の樹林帯は凍結や踏み抜き跡が多数ありました。アイゼンは必須です。
その他周辺情報 小梨の湯を今回も利用しました。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
上高地到着。雪もちらつき生憎の天気です
2019年04月27日 12:19撮影 by  SO-02J, Sony
4/27 12:19
上高地到着。雪もちらつき生憎の天気です
連休初日で開山祭をやってました。
2019年04月27日 12:24撮影 by  SO-02J, Sony
4/27 12:24
連休初日で開山祭をやってました。
明神までは結構賑わってました。
2019年04月27日 13:06撮影 by  SO-02J, Sony
4/27 13:06
明神までは結構賑わってました。
雪降るなか黙々と徳沢に向かいます。ひとりだと距離が長く感じます。
2019年04月27日 13:32撮影 by  SO-02J, Sony
4/27 13:32
雪降るなか黙々と徳沢に向かいます。ひとりだと距離が長く感じます。
徳沢園
2019年04月27日 16:36撮影 by  SO-02J, Sony
4/27 16:36
徳沢園
テント設営しましたが、雪が積もってきました。冬山のような寒さです。
2019年04月27日 16:38撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/27 16:38
テント設営しましたが、雪が積もってきました。冬山のような寒さです。
二日目朝、晴れました(^_^)/
2019年04月28日 05:19撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 5:19
二日目朝、晴れました(^_^)/
長塀尾根を登ります。樹林帯の急坂が続きます。朝は雪が固くアイゼンが良く利きました。
2019年04月28日 06:34撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 6:34
長塀尾根を登ります。樹林帯の急坂が続きます。朝は雪が固くアイゼンが良く利きました。
木々の間から雪山が見えてきました。
2019年04月28日 06:34撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 6:34
木々の間から雪山が見えてきました。
御嶽山
2019年04月28日 08:49撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 8:49
御嶽山
乗鞍岳
2019年04月28日 08:49撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 8:49
乗鞍岳
長塀山山頂からは左奥に富士山も見えました。
2019年04月28日 10:05撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/28 10:05
長塀山山頂からは左奥に富士山も見えました。
稜線にでるといきなり槍、穂高が目の前に現れます。
2019年04月28日 10:21撮影 by  SO-02J, Sony
2
4/28 10:21
稜線にでるといきなり槍、穂高が目の前に現れます。
北アルプスのダイナミックなパノラマ
2019年04月28日 10:21撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/28 10:21
北アルプスのダイナミックなパノラマ
圧巻です
写真では伝わりませんが、その場で見ると迫力あります。
2019年04月28日 10:21撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/28 10:21
圧巻です
写真では伝わりませんが、その場で見ると迫力あります。
乗鞍岳方面
2019年04月28日 10:21撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 10:21
乗鞍岳方面
槍と穂高を背景に、撮って頂きました。
2019年04月28日 10:22撮影 by  SO-02J, Sony
2
4/28 10:22
槍と穂高を背景に、撮って頂きました。
不思議な虹?もでてました
2019年04月28日 10:31撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/28 10:31
不思議な虹?もでてました
太陽のまわりににも不思議な輪が。
2019年04月28日 10:34撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 10:34
太陽のまわりににも不思議な輪が。
蝶ヶ岳の山頂
2019年04月28日 11:03撮影 by  SO-02J, Sony
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4/28 11:03
蝶ヶ岳の山頂
テント場に到着。しばらくまったり。
2019年04月28日 11:46撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/28 11:46
テント場に到着。しばらくまったり。
穂高
2019年04月28日 13:41撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 13:41
穂高
2019年04月28日 13:41撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 13:41
常念
2019年04月28日 13:41撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 13:41
常念
2019年04月28日 13:42撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 13:42
テント場
2019年04月28日 13:42撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 13:42
テント場
2019年04月28日 13:42撮影 by  SO-02J, Sony
4/28 13:42
大キレットに沈む夕日
2019年04月28日 18:34撮影 by  SO-02J, Sony
5
4/28 18:34
大キレットに沈む夕日
火柱が上がっているようです。
2019年04月28日 18:42撮影 by  SO-02J, Sony
4
4/28 18:42
火柱が上がっているようです。
三日目朝、テントの入口を開くと、正面に朝日が。稜線でのテント泊の醍醐味ですね。
2019年04月29日 05:04撮影 by  SO-02J, Sony
3
4/29 5:04
三日目朝、テントの入口を開くと、正面に朝日が。稜線でのテント泊の醍醐味ですね。
写真ではわかりませんが、夜半から強風が吹き荒れています。
2019年04月29日 05:07撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 5:07
写真ではわかりませんが、夜半から強風が吹き荒れています。
吹き飛ばされそうな風が吹いてました。
2019年04月29日 05:08撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 5:08
吹き飛ばされそうな風が吹いてました。
流れる雲も速いです
2019年04月29日 05:08撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/29 5:08
流れる雲も速いです
流れる雲から槍がでたところでマイテント撮影。
2019年04月29日 05:10撮影 by  SO-02J, Sony
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4/29 5:10
流れる雲から槍がでたところでマイテント撮影。
テント場の様子。この時点で自分のテントは強風の中飛ばされそうになり、お隣さんに助けて頂き何とか撤収できました。
2019年04月29日 05:44撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 5:44
テント場の様子。この時点で自分のテントは強風の中飛ばされそうになり、お隣さんに助けて頂き何とか撤収できました。
常念岳を背景に。
2019年04月29日 06:19撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 6:19
常念岳を背景に。
槍、穂高方面を背景に。
2019年04月29日 06:19撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 6:19
槍、穂高方面を背景に。
青空になりました。
2019年04月29日 06:28撮影 by  SO-02J, Sony
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4/29 6:28
青空になりました。
名残惜しいです。
2019年04月29日 06:29撮影 by  SO-02J, Sony
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4/29 6:29
名残惜しいです。
山小屋方面を振り返りこれから下山します。
2019年04月29日 06:29撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 6:29
山小屋方面を振り返りこれから下山します。
踏み抜きやアイゼンの引っかけに注意しながら下ります。
2019年04月29日 06:37撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 6:37
踏み抜きやアイゼンの引っかけに注意しながら下ります。
強風のため朝食を取っていなかったので、持参したジャンボどら焼きを食べました。つぶ餡タップリで元気でました。
2019年04月29日 07:59撮影 by  SO-02J, Sony
1
4/29 7:59
強風のため朝食を取っていなかったので、持参したジャンボどら焼きを食べました。つぶ餡タップリで元気でました。
上高地まで戻ってきました。
2019年04月29日 13:08撮影 by  SO-02J, Sony
4/29 13:08
上高地まで戻ってきました。
撮影機器:

装備

MYアイテム
dashi104
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ ポール テント テントマット シェラフ

感想

今回は残雪期ソロテント泊を実行しました。防寒装備やアイゼン等、雪山装備を背負っての登山は登り下りともかなり足腰に負担を感じました。余力あれば常念や蝶槍までピストンしようかと思ってましたが、思った以上の疲労のため、無理せず蝶ヶ岳のテント場でまったりと過ごしました。
初日雪が降ったり、二日目夜半からの荒れ狂う強風には大変な目に遭いましたが、北アルプス南部の峰々の素晴らしい眺望を満喫し、自分的には平成最後の最高の山行となりました。
[1日目]
新宿から6:05発松本行きの高速バスに乗車。GW初日の割に渋滞もなくほぼ定刻通り松本着。予報どおりかなり冷え込んでおり新島々では雨、上高地が近づくにつれ雪も降ってました。寒々しい上高地バスターミナルに到着し昼食をとり出発。河童橋から小梨平付近では開山祭が行われおり、お神酒がふるまわれる等賑やかでしたが、明神館を過ぎた辺りからは、少数の登山者しかおらず、雪降る中、黙々と徳沢園を目指しました。ひとりだとこの距離が長く感じますね...徳沢園に着いても雪はやまず、受付を済ませテントを設営。テント設営料は700円でしたが、この日は「カレーめし」がもらえラッキーでした。夕刻までだいぶ時間もあり、テントの中で吐く息も白く寒さを感じ、食堂内のストーブの近くで生ビールを頂いてしばらく過ごしてからテントに戻り、炊飯し夕食を済ませ、日が暮れると同時にシュラフに入りました。手元の温度計では-5度ぐらいまで下がりましたが上下ダウンを着こみ、今回初使用イスカのエア450Xにシュラフカバーを使用したので寒さには耐えることができました。テント内の結露はそれほどではありませんでしたが、フライシートやグランドシートはバリバリに凍り付きました。
[2日目]
凍り付いたテントを撤収すると日も差してきました。長塀尾根の登りには、前日の降雪の状態に不安はありましたが、登りはじめてみると、ほぼ凍結した状態の積雪のためアイゼンがよく効きました。最初はアイゼンで踏みしめる雪の斜面に心地良さも感じていましたが、約18キロのテント装備がだんだんと負担となってきて、1時間も過ぎた辺りからは頻繁に休憩を取り行動食を食べながらゆっくと進みました。樹林帯では、ほぼ眺望なしでしたが、長塀山まで到達すると富士山も眺めることもでき、ここからはゆるやかな雪道となり、雪に埋もれた妖精の池を過ぎて少し進むと、一気に穂高、槍、常念等、北アルプス南部の大パノラマが眼前に現れました。涸沢カールの雪渓や稜線も間近にみることができ、2年前の北穂登頂を思い出しました。また同タイミングで太陽の周りにはハロ現象や環水平アークと呼ばれる横向きの虹も出現し、珍しい景色にも恵まれました。ここからテント場はすぐで、11時前には設営を済ませました。余力があれば、常念か蝶槍まで空身でピストンも考えていたのですが、思った以上に足腰に疲労が残っているので、無理はせず、まったりと過ごすことにしました。徳沢でもらったカレーめしを食べてテントで横になったり、電子書籍を読んだりして過ごしました。夕刻、大キレット方面に夕日が沈み始め、瞑想の丘付近に多くの登山者が集まっていました。火柱のように見える夕日はサンピラーと呼ばれる珍しい現象とのことでした。この日も夕食をテント内で済ませ、すぐにシュラフに入りました。疲れもありすぐに熟睡しましたが、夜半1時過ぎから風が強まり、暴風にきしむテントと吹きこむ霜?で落ち着いて熟睡できる状態ではなくなりました。飛ばされることはないだろうと高を括り、そのまま朝を待ちました。温度計では-8度ぐらいまで下がっており、テント内においていた水筒の水がすべて凍結していました。無事朝を迎え、前室を開くと素晴らし朝日が差し込んできましたが相変わらず風は強くテントの撤収に苦労しました。お隣のパーティの皆様が見かねて助けてくれたので、飛ばされずに何とか撤収できました。一人だと強風の中でのテント設営撤去の大変さをあらためて感じさせれられました。
[三日目]
強風で雲の流れも速く槍や穂高の稜線も見え隠れしてましたが、支度を整え出発する頃には青空となり、昨日以上の素晴らしい景色を目にしながら長塀尾根へ向かいました。踏み抜きやひっかけに注意しながら下り、後半になると地面もだいぶ見えてきたので、もう大丈夫だろうと、徳沢まであと1キロの付近でアイゼンを外しましたが、まだ凍結が多く外すのが早すぎました。滑らないよう足を運ぶのに重い荷物が負担となりましたが、滑って転ぶことなくなんとか徳沢園にほぼ予定通りの行程で下山しました。小梨平に立ち寄り、営業時間を前倒しで入浴できるということで「小梨の湯」に入り、生ビールと昼食を取って上高地に到着し山行終了しました。

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ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
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2/5
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長壁尾根から蝶、大滝山、中村新道で徳本峠
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2/5
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