【赤鞍ヶ岳-菜畑山-御正体山】日帰り縦走
- GPS
- 08:32
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,589m
- 下り
- 2,058m
コースタイム
歩行時間7:40+休憩時間0:51=全行程8:32
標準コースタイム13:35、短縮率63%
天候 | 晴れ→曇り→雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
山伏峠登山口付近は車を駐車できるところがありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○大栗-赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ) 登山道入口は案内があり比較的分かりやすいです。林道の交差まではなだらかな針葉樹林を登っていきます。林道交差点先からは急な尾根をひたすら登ります。所々掘れて大きな段差のところもありますが概ね歩きやすい道でした。前方に空が見え始めると稜線に出ます。稜線から150mほどで雨量計のある赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)に出ます。 ○赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)-朝日山(赤鞍ヶ岳) 稜線のアップダウンを繰り返します。笹藪地帯もありましたが、踏み跡がしっかりしておりそれほど気になりませんでした。北斜面に凍った残雪がほんの少し残っていました。ウバガ岩のところは岩稜地帯で注意地点です。この前後は、大変見晴らしの良いところです。 朝日山山頂は赤鞍ヶ岳となっており、朝日山の文字は一切ありませんでした。標高が1299となっていたので判断できました。 ○朝日山(赤鞍ヶ岳)-ブドウ岩ノ頭-菜畑山 朝日山からブドウ岩ノ頭まではアップダウンを繰り返します。ブドウ岩ノ頭から一度高度を下げ、コルから200mほどの登りがあります。菜畑山は眺望も良く、東屋もあります。 ○菜畑山-水喰ノ頭-今倉山 アップダウンをくり返し徐々に高度を上げていきます。水喰ノ頭から先は登り基調です。終始展望は良くないのですが、広葉樹林帯の良く整備された道です。 ○今倉山-道坂峠-岩下ノ丸-白井平分岐-御正体山 道坂峠までは標高を一気に350mほど下げます。ゆっくり下ると滑りやすいので、健脚のかたなら一気に駆け下りたほうがいいかもしれません。 道坂峠から登り返しです。180mくらい登ると展望の良い稜線に出ます。そこからは厳しいアップダウンはなく、やがて岩下ノ丸に到着します。 岩下ノ丸から白井平分岐までも、それほど厳しくないアップダウンです。 白井平分岐から御正体山は、330mほどの急な登りとなります。山頂直下はまだ残雪があり、踏み固められたアイスバーンと粗目雪のミックスです。 下りに使うなら、アイゼンかストックは必要な状態でした。登りなら足場を選びながらノーアイゼンでいけると思いますが、急斜面ですので滑るとヤバイかもしれません。私はトレランシューズとダブルストックで乗り切りましたが、何度も足が滑りました。 ○御正体山-前ノ岳-中ノ岳-山伏峠下降点 御正体山から前ノ岳までは一気に高度を下げていきます。南斜面でしたので残雪はそれほどありませんでしたが、当日降った雪が積もってしまい、残雪との区別がつかず、足を乗せたときの感触でアイスバーンか土かを判断しなければならず、何度かこけそうになりました。木の根っこも雪で隠れてしまい難儀しました。前ノ岳から先は比較的なだらかな下りでしたので歩きやすかったのですが、じゃんじゃん降る雪で結構テンション下がりました。おかげで時間がかかりました。 ○山伏峠下降点-山伏峠-山伏峠登山口 山伏峠下降点から山伏峠までは、深くえぐれた急坂が何カ所か有り歩きにくいです。峠に近づくにつれ平坦な道が現れてきます。 山伏峠から山伏峠登山口までは、凍った残雪と積もった雪のせいで大変歩きにくかったです。片斜面になっており大変滑りやすい状態でした。 |
写真
感想
○計画
先週、山伏峠から石割山方面を歩いたとき御正体山が気になっていたので、ここを通るコースを計画しました。到着点を山伏峠とし、自転車で下ることにしました。山伏峠からのコースを逆算してコースタイムを積算していきます。和出村部落から菜畑山に登り、縦走していくとコースタイム的に7時間程でした。8:00に歩き始めて15:00着ですのでもう少し歩けます。そこで、大栗部落から、赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)-朝日山(赤鞍ヶ岳)と歩くことにしました。これですと標準コースタイム13時間35分、65%として8時間49分、17:00には山伏峠に到着します。
そこから自転車で下りてきても暗くなる前には車に戻れそうです。
大栗付近に車を駐車するところがあるかどうかネットで探しましたが、なかなか見つかりませんでした。いざとなれば一般のお家に直談判して駐車させてもらうという手がありますので、現地で探すことにしました。
今回計画のルートは、道志村トレイルレースの前半部分にかぶっていることが分かりました。日程は約1ヶ月後。ということは、よく歩かれている可能性が高いです。ハーフコースはゴールが同じ山伏峠です。今回私が計画したコースよりも短いですが、制限時間6時間で早い人は軽く3時間を切るようですのですごい! 完走率70%弱というのは結構厳しい制限時間ということですね。
○帰りのサイクリング
山伏峠から車を止めた大栗部落までほぼ下りでしたが、ダウンジャケットの上にレインジャケットまで着込んだら、暑くて汗をかきました。逆に足先は濡れていたので非常に冷たかったです。走り始めは雪でしたが、下るにつれて粉雪になり、到着したころはほぼ止んでました。距離14.2Km、所要時間30分、平均時速28.4Km/h。
○食料、水分
ゼリー飲料を1時間で1個のペースで消費していくようにしました。途中1時間30分くらいの間隔のところがあり、9時間の行動で8個の消費予定でしたが、7個の消費となりました。量的には丁度良かった感じです。歩き始めから3時間と5時間のタイミングでアミノ酸を多く含んだものを摂取しました。持久系スポーツをする場合、運動前にアミノ酸を摂取すると、エネルギー消費効率が向上するそうですので、今度は、歩き始める前に一個飲むようにしたいと思います。
御正体山付近で気温が急激に下がり、ハイドレーションパックのチューブが凍ってしまいました。息を吹き込んだり手でチューブを暖めたりしてなんとか溶けましたが、油断するとまた凍ってしまい、後半1時間くらいは、飲みませんでした。きちんと出てれば1.5リットル全て消費してたと思います。
○装備
10リットルザック、容量2リットルのハイドレーションパックにグリコCCDドリンク2袋、水1.5リットル(1.2リットル消費)、ゼリー飲料8個(7個消費)、お金(帰りに1000円くらい使用)、スマートフォン、スマホ充電用リチュウムイオンバッテリ、心拍計GPSウオッチ、ハンドタオル、デジカメ、ポール、地図(コピー)、ひざ用サポータ左右、テーピング(サポータの擦れ予防)、タオル、車と自転車の鍵、予備単三電池1個。
トレランシューズ、登山用カーゴパンツ(裏地フリース)、長袖ドライシャッツ、ウィンドストッパジャケット、手袋、ゴアテックスレインウェア(上のみ)。
○未使用のもの
靴擦れテープ、ペーパー、ビニール袋、ファーストエイドと薬少々、予備単四電池3個、ヘッドライト、免許証、保険証。
○自転車にデポしたもの
クリアグラス、耳当て、アウター手袋、オーバーズボン、羽毛ジャケット。
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