ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 182136
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

新雪の上州武尊山

1992年11月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:20
距離
11.4km
登り
1,409m
下り
971m

コースタイム

6:10上の原-6:30登山口-9:30避難小屋-11:50-12:30武尊山(沖武尊)山頂-13:10剣ヶ峰分岐-15:50林道出合-(林道は車に同乗)-17:20上の原
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新居浜ー(JR)-東京ー(JR)-上毛高原ー(バス)-水上ー(タクシー)-上の原
コース状況/
危険箇所等
前日に降った新雪で登山道はおおわれていた。多いところで新雪が10cm。
登りの途中の岩場はベルクラ状に凍っており、緊張した。
アイゼンがあったら良かった。
剣ヶ峰分岐からの下りは、かなり急な下り。
頂上稜線に出ると、霧氷のついた灌木の向こうに、尾瀬方面だろうか、白い峰々も見えてきた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
頂上稜線に出ると、霧氷のついた灌木の向こうに、尾瀬方面だろうか、白い峰々も見えてきた
頂上稜線より西の方を望む。谷川連峰あたりが望めた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
頂上稜線より西の方を望む。谷川連峰あたりが望めた
同じく、登山口付近から見た風景。遠くに白い峰々が望めた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
同じく、登山口付近から見た風景。遠くに白い峰々が望めた
頂上付近より、前武尊岳(右奥)と中の岳(左)
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
頂上付近より、前武尊岳(右奥)と中の岳(左)
沖武尊岳山頂より、北西の方角、谷川連峰、巻機山あたりが望めた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
沖武尊岳山頂より、北西の方角、谷川連峰、巻機山あたりが望めた
美しい霧氷の森の中を進む
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
美しい霧氷の森の中を進む
早朝、登山口付近より西を振り返ると、朝日岳あたりだろうか、白く雪化粧した山が見えた。
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
早朝、登山口付近より西を振り返ると、朝日岳あたりだろうか、白く雪化粧した山が見えた。
頂上より剣ヶ峰ピークを望む、特徴のある尖峰だ。関東平野を覆う雲海の向こうには、ぼんやりと浅間山が顔を出していた。八ヶ岳、奥秩父連峰もわずかに見えた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
頂上より剣ヶ峰ピークを望む、特徴のある尖峰だ。関東平野を覆う雲海の向こうには、ぼんやりと浅間山が顔を出していた。八ヶ岳、奥秩父連峰もわずかに見えた
青空の下、はるかな白い稜線
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
青空の下、はるかな白い稜線
稜線を歩く、薄く新雪が積もっており、晩秋というより初冬というべき風景が広がる
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
稜線を歩く、薄く新雪が積もっており、晩秋というより初冬というべき風景が広がる
剣ヶ峰付近より、最高峰の沖武尊を振り返る。空は、あくまで青い
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
剣ヶ峰付近より、最高峰の沖武尊を振り返る。空は、あくまで青い
沢沿いの凍った流れ、秋の名残の落ち葉が氷の中に閉じ込められていた
2012年04月14日 17:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:09
沢沿いの凍った流れ、秋の名残の落ち葉が氷の中に閉じ込められていた
沖武尊岳山頂にて、全景は前武尊岳、遠景は皇海山か?
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
沖武尊岳山頂にて、全景は前武尊岳、遠景は皇海山か?
頂上稜線より、東のほう、日光白根山の白い姿も望めた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
頂上稜線より、東のほう、日光白根山の白い姿も望めた
登山道は新雪が5〜10cmほど積もっていてこんな感じ
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
登山道は新雪が5〜10cmほど積もっていてこんな感じ
下りのルートに入る分岐付近より、逆光の剣ヶ峰ピーク
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
下りのルートに入る分岐付近より、逆光の剣ヶ峰ピーク
(同じく)最高峰の沖武尊を振り返る
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
(同じく)最高峰の沖武尊を振り返る
逆光に輝く樹氷
2012年04月14日 17:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:09
逆光に輝く樹氷
(おなじく)細い木の枝の上の綿帽子
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
(おなじく)細い木の枝の上の綿帽子
沖武尊岳山頂にて、西の方、剣ヶ峰へと続く稜線
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
沖武尊岳山頂にて、西の方、剣ヶ峰へと続く稜線
山道に入ると、木々に霧氷がついて、きらきら輝いている
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
山道に入ると、木々に霧氷がついて、きらきら輝いている
枯れ枝に、昨日降った新雪が、綿帽子のように乗っかっていた
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
枯れ枝に、昨日降った新雪が、綿帽子のように乗っかっていた
ようやく朝日が差してきた晩秋の森の中
2012年04月14日 17:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
4/14 17:08
ようやく朝日が差してきた晩秋の森の中

感想

【山行No183】

※晩秋の三連休。どこに行こうか?なかなか悩んだが、
 出発前の夜の天気予報をみて、ようやく行先を上州武尊岳と決めた。

11月21日(土)
 ・今日は移動日。
  朝、四国(新居浜)を出発する。晩秋の冷たい雨が降る中の出発。
  岡山、東京、上毛高原、水上、とJRを使って東に移動。
 ・水上についたのは夕方16時。ここも冷たい雨が降っている。
  水上からタクシーを使い、予約した「上の原 山の家」まで行く(タクシー代4500円)。
 ・名前からして、旧式のオンボロ宿ではないかと危惧していたが、
  予想よりはまともなペンション風の宿だったので良かった。
 ・今日は泊り客はわずか4名。そのうち東京から来たというS氏と同室となった。
  S氏はいかにも山男風の風貌で、話をしてみると、いろんな山に登られており、
  山の話で結構盛り上がった。
 ・夕食は対して期待はしていなかったが、食べきれないくらいの豪華な食事だった。

11月22日(日)
 ・今日はいよいよ武尊岳に登る日。
  朝方はかなり冷え込んだ。こちらがまだ布団の中にいる間に、
  S氏は宿で準備してもらった弁当を朝からモリモリと食べ、6時前には出発していった。
6:10 上の原 発(気温=+2℃)
 ・まだ夜明けまえで薄暗いが、空を見ると雲一つない上天気になっており、
  これなら山頂まで行けそうだな、と気分を良くして出発する。
6:30 登山口
 ・宿から一般道を少し歩くと標識があり、登山口になっている。
  ここから西の方を振り返ると、朝日岳あたりだろうか? 
  白い峰に朝日が当たって美しく光っているのが見えた。
7:10-20 沢出合
 ・登山道は昨日の下界の雨が雪になっていたようで、新雪が2〜3cmほど積もっている。
  登山道は沢を絡むようにして伸びているが、沢沿いは雪があったり、水があったりで、ちょっと歩きにくい。
  途中で追い越された先行者(2人パーティ)の足跡が雪上にあり、ずいぶんと助かった。
8:40-50 尾根に登る(標高=1680m、気温=0℃)
 ・沢沿いの道が登りにかかり、尾根状のところに出た。
  沢沿いは日差しもなかったが、尾根に出ると、ブナの林に朝日がきらきらときらめいている。
  尾根状のこのあたりで積雪は約10cm。
  ブナの林には雪だけではなく、樹氷も良く着いており、
  クリスマスのイルミネーションのようにきらきら光っている。
  なんだかもったいないような、観客が一人だけのライトショーを見ている感じ。なかなか豪華な景色だった。
9:30-40 避難小屋
 ・小さな避難小屋があったので小休止して、ティータイムとする。
  このあたりはモミ林となっており、静けさの中に、遠くから沢の音が心地よく響く。
11:00-30 岩場
 ・さらに登山道を登ってゆくと、ルートは岩場に突き当たった。
  雪がなければなんということもない場所だろうが、
  今日は、岩の表面がベルクラ状に凍っており、
  そのうえに新雪が乗っかっているという、非常に不安定な状態。
  こんな状況とは思いもよらなかったので今回はアイゼン、ピッケルは無い!
  岩場に渡されていた、凍ったロープと、ピッケル替わりの木の杖を頼りに
  なんとか危険な岩場をクリアーしたが、ともかく必死の行程だった(今回の核心部)。
 ・危なっかしい岩場を過ぎるとあとは問題なく前へ進んでいると、山頂に到着。

11:50-12:30 沖武尊岳山頂(標高=2158m、気温=+5℃)
 ・ようやく山頂に到着できた。
  前夜に同宿だったS氏も含め、10人ほどの登山者で山頂は賑わっていた。
 ・風は強くて少し寒いが、その代わり展望は最高。
  日光、尾瀬あたりの白く雪化粧した山々も見えるし、西には谷川連峰が見える。
  さらに、雲海状となっている関東平野の向こうには、かすかにだが、
  浅間山、八ヶ岳、奥秩父連山らしき山影を見ることができた。

 ・のんびりした山頂のひと時を過ごして、さて下山にかからないといけないが、ルートはどうしよう?
  周りの登山者の意見を聞くが、S氏は遠回りだが武尊神社へ下るルートを進める。
  途中で追い越された2人組は、登ってきたルートを戻る、と言う。
  ちょっと迷ったが、来た道は岩場で滑落する可能性もあるので、
  遠回りで、かつ、下調べもしていないコースであるが、武尊神社へ降りるコースを選択する。

 ・沖武尊から、剣ヶ峰への尾根状の縦走路を進む。
  この道は雪も割と少なく、なだらかで歩き良い道だった。
  持ってきたポケットラジオからは、ジョニー・ミッチェルの歌が聞こえる。
13:10 剣ヶ峰分岐
 ・剣ヶ峰の少し手前に、下りへの分岐があった。時間も少し押しているので、
  剣ヶ峰には登らず、さっそく下山にかかる。
 ・ここからの下りは、のっけから腰が引けるほどの急坂になっていた。
  転がり落ちそうなので、拾ったハイマツの枝を杖代わりにして、慎重に下る。
  下りの道は沢状になっており、雪がだいぶ積もっているが、凍り付いていない新雪なので、まだ何とかなる感じ。
14:30 沢出合
 ・顕著な沢に出会ったあたりから、ようやく道も緩やかとなり、ほっとした。
  あとは、ポクポクと下ってゆく。
15:50 林道出合(車止め箇所)
 ・ようやく林道に出た。
  ここから林道はふもとまで7〜8kmはありそうで、頑張って歩きとおす覚悟でいたが、
  ちょうど林道に、キノコ採りに来た人たちの車があったので、
  厚かましいかな、と思いつつも、車に同乗をお願いし、OKしてもらって助かった。
  7〜8kmの道を車では15分ほどで麓(久保集落)に下る。
16:30-40 久保集落
 ・ここで車を降り、宿のある上の原まで歩く。
17:20 上の原 山の家 着
 ・夕暮れ時にようやく宿に到着。
  丸一日がかりの登山だったが、結構充実感がある。
 ・昨日と違い、今日は宿も盛況(30人ほどの宿泊者)。
  一日歩いて疲れたので、夕食もモリモリと食べ、ビールもガバガバと飲んで、寝た。

11月23日(月)
 ・今日はまた、単なる移動日。
  朝起きると、今日も上天気だ。今日もどこか周辺の山に登りたい気分になる、が仕方がないので、バスに乗って里に下る。
 ・あとは、上毛高原、東京、岡山を経由して四国(新居浜)に到着。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1110人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
武尊神社〜武尊山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら