静ヶ岳・銚子岳そして竜ヶ岳(石槫峠より)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
セキオノコバ(分岐)(10:20)〜銚子岳分岐(10:50)〜銚子岳(11:00/11:30)〜セキオノコバ(分岐)(12:10)〜治田峠分岐・竜ヶ岳(13:05/13:15)〜重ね岩(13:40/14:00)〜石槫峠(14:25)
天候 | 晴れ 気温も高く、すっかり春です。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
石槫峠の車止め付近に駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
石槫峠手前で水が確保できます。(他に谷筋を注意して行くと谷水も流れています。) |
写真
感想
藤原岳〜竜ヶ岳の県境稜線上に有りながら、縦走路から外れているため未だ未踏だった
静ヶ岳と銚子岳を計画する。竜ヶ岳まで短時間で登れる石槫峠から向かう事にする。
石槫トンネルを抜け、滋賀県側から旧道を峠へ向かう。
峠の車止めから、アプローチ無しでいきなりの登りになるので疲れが早い。
しかし標高はすでに700m程度あるので、高度差400mをゆっくり行こう。
ザレ状の雨裂の急登を重ね岩に出て振り返ると、御在所〜イブネ方面が展望できるので一息入れる。
更に続く急登がやがて緩み、朝露に濡れる笹を踏む頃 尾根の奥に雪嶺が望まれる。山頂での展望を楽しみに竜ヶ岳へ急ぐ。
無人の山頂に着くと素晴らしい展望だ。良く晴れた春らしい空の下、
南西から順に北・東へ巡らすと、比良山系・能郷白山・すっかり雪の消えた御池岳・白山・伊吹山・藤原岳・北アルプス・
乗鞍岳・御嶽・恵那山・中央アルプス等中部圏の山が一望出来る。なんとワンダフルな眺めだろう!
早起きは三文の徳だね。
サー、静ヶ岳へ向かおう。
治田峠の分岐を左折して、静ヶ岳に向かう尾根下をトラバースしてやがて尾根筋に乗る。
ゆるやかな登降を繰り返し、広いコルの左に池を見るとやがてセキオノコバと呼ばれるゆるやかな台地に出る。
縦走路は県境稜線の尾根下を右に捲くように続いているが、まずは忠実に尾根に従って静ヶ岳に向かう。
イワカガミの群生地を過ぎ、馬酔木を抜けてわずかに登るとピークとなり、三等三角点の静ヶ岳山頂に出る。わずかに南側の展望が開けた小さな山頂だ。
小休止の後、分岐へ戻り銚子岳を目指す。
セキオノコバから県境稜線を左に見ながら小さなゆるやかな尾根を行く。次第に広い谷のような凹面を辿るようになる。ルートが一部不明瞭になるので慎重に踏み跡を追う。
しばらくすると痩せた尾根の下りになり、尽きると左に銚子岳への急な尾根が広がる。一喘ぎして傾斜が緩むと尾根が分かれる。
右は縦走路、左が銚子岳へ延びる尾根だ。ゆるやかな左の尾根を辿りヌタ場を過ぎると潅木に囲まれた、展望の良くない銚子岳山頂だ。
しかし、天気も良いのでのんびりしたい日本庭園風の山頂で、遅めの昼食を摂る。
潅木に間に見える御池や御嶽を眺めた後、来た道を石槫峠へ戻る。
再び竜ヶ岳へ戻ると、朝とは比較にならない遠望の利かない展望になったが10名程が山頂の一時を楽しんでいた。
余り歩かれていないと思ったが、セキオノコバからの帰りに数名のグループと2度ほどすれ違った。隠れた人気コースなのかも知れない。
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