守門岳
- GPS
- 07:20
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,178m
- 下り
- 1,178m
コースタイム
8:15 急登の手前。アイゼンに履き替える
9:35 藤平山から山頂へ続く峰へ出る
11:20 守門岳山頂
14:50 駐車場着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
リフトは7:00から |
コース状況/ 危険箇所等 |
藤平山から守門岳への峰に出る前の急登部は一部40度位あり注意。 峰は全般に雪庇が発達している。 大原スキー場からの夏道は西側は急斜面、東側雪庇、痩せ尾根で危険。 |
写真
感想
海外出張を挟んでしばらく山歩きができなかった。この間いろいろ思案して、春山の守門岳を考えていた。大原スキー場から行けそうだが、WEBで調べてみると見当たらなかった。ならば、ルートを作ろう。天気予報もいいし・・・
スキー場を出ると直ぐにスノーシューが必要になった。直ぐにスキーヤーの跡が2つ、そしてアイゼンが一つ、ルートは間違いなさそうだ。
しばらく緩やかな尾根道が続く。そして藤平山からの峰の手前の急登になり、アイゼンに履き替える。
途中40度を超える所を過ぎて先行していたスキーヤーを追い越して先へ。まだアイゼンの跡がしばらくあったが、峰に出るころにはなくなっていた。
峰には藤平山方面からのワカンのトレースがある。昨日のものと思われた。
この先も結構距離がある(地図によれば)。あせらずゆっくり進む。
少し歩くとトレースを横断する大型の足跡、熊だ。それも今朝のだ。熊は夜行性なのでこの時間ならもう大丈夫と勝手に決め付け、先を急ぐ。
峰の右側はかなり巨大な雪庇がつづき注意して進む。アイゼンのシャリシャリ音が気持ちいい。
(下山時に自分の足跡をみると必要以上にアイゼンの引きずり跡があったのでいっそう納得。)
いよいよ頂上直下の急登に、とはいっても斜度は30度程度で大したことはない。
そしてついに山頂へ。
360度の展望が圧巻だ。直ぐ東北側には左右切り立った烏帽子岳、見ると足跡が続いている。はるか北の方には飯豊連峰がひときわ高く白く目立っていた。東には平ヶ岳、至仏、そして南側は越後三山一番白く大きく見える。そして巻機、谷川連峰、さらに西側には妙高連峰。山頂には丸い石盤の案内があるので、近くの山の同定ができる。
快晴の日曜日の割に誰もいない、展望を独り占めだ。
少し風があるが、雪が消えているところがあり、そこに腰をおろしてビールで乾杯だ。
大岳方面からスキーヤーが次々と来ている。昼食には風が強すぎるので、少し下ってからにしよう。
今日の昼食は味噌ラーメンに餅と卵を追加。予想以上に味噌とマッチしておいしかった。前回の巻機山では風のせいか、ガスカートリッジのせいか、火力が弱く時間がかかったので、今回は折りたたみ式の風よけと、火力の強いカートリッジを用意していたのでバッチリ。
ふと気がつくと、この辺りには10m以上のありそうな立派な木が多い。人の手が付いていないのか、守られているのか・・・
下りは基本的に前向きで降りるか、少し斜めに降りるかだが、例の40度越えの所だけは後ろ向きになり、しっかりアイゼンを蹴り込んで降りた。今回はピッケルの出番は無かった。
スキー場をスノーシューで降りるのは気が進まなかったが、降りてみると意外にスケーティングできる所が多く、楽であった。特に雪が軟らかいところが滑りやすい。
その上今日はオフシーズンのため営業が2時までで、スキーヤーがいなかったので、気楽に下りることができた。
今年初めての晴天の春山、しかも初めての大原―守門岳ルート。一人で歩き回るのは不安も無くはないが、他に替えがたい満足感がある。
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