八丁平→峰床山〜たまには、比良を眺めながら春さがし〜
- GPS
- 05:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 792m
- 下り
- 791m
コースタイム
天候 | 晴れ、時々薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道脇の余地に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポスト 登山ポストは葛川小中学校前バス停にあります。 ○葛川小中学校前〜二股 江賀谷沿いの林道、3箇所ほど沢を渡る場所があります。 一番下流の沢は雨の後などは水量がありそうなので、注意が必要かもしれません。 ○江賀谷南俣 林道の終点から左俣を橋で渡り、右俣を沢を渡渉してルートへ。 その後右股に沿ったルートです。 何度か渡渉する箇所があり、水量があるときは注意を。 崩落した箇所をトラバース箇所が2箇所あり、注意を。 ○江賀谷南俣〜中村乗越 杉の植林を急勾配つづれおりのルートで見晴らし無。 ところ所狭い箇所あり。 ○八丁平周辺 整備されたルートで危険な箇所はありません。 湿原内は、木道あり。 ○オグロ坂峠〜峰床山 尾根筋のルートで危険か箇所はありません。 ○峰床山〜クラガリ谷〜八丁平 特に危険な箇所はありません。 |
写真
感想
今週末は雨予報。
なので、晴れた日をねらって勝手代休で山行きとあいなりました。
でも、ウーのお迎えという最大のミッション?がありますので遠出は×。
ホントは鈴鹿霊仙山に行きたい!(しつこいっ)
平日なのでハーは学校、ウーは保育所。
オヤジの単独行なので申し訳ない(なにがですかね(笑))。
で、近場なら比良にしようかと思ったんですが、
最近、ガッツリ歩く系?は比良比率が高く春の花を見たいのあり、気分を変えて京都北山に行くことにしました。
ニリンソウなどはもう少し後の方がよさそうですが、
もっと暖かくなると、アレ(アレですよアレ!)がイヤなので、
今のうちに行っておこうと思ったのも理由の一つ。
最初は京都最高峰の皆子山を狙っておったのですが、イロイロハードルが高そうなので、
(足尾谷の最初橋が落ちたままらしい。)
北隣の京都第2峰の峰床山と八丁平に変えた軟弱者です(笑ってやってくださいよ(笑))
八丁平は10年振り(ハーが生まれる前に来た以来)位かも・・・
しばらく山行きもしてませんでしたし・・・(笑)
さて、どこから攻めようかと考えると、京都花背からはアプローチに時間がかかるし×。
坊村から鎌倉山経由の尾根ルートも時間がかかりそうなので×。
なんせ、最大のミッション(ウーのお迎え)が待ち受けているもので(笑)
アプローチが短く、手っ取り早い大津葛川中村からのルートに決定。
この葛川小中学校前からのルートは、中村乗越手前の植林地の急坂つづら折れが楽しくないのですが、
江賀谷右俣の沢沿いルートは短いですが、変化にとんで風景も良いので◎です。
学校前バス停の登山ポストで届け記入していると、観光バスが到着。
大阪のシニア登山会ツアーらしく、20人程度のパーティー。
お話すると、ここから八丁平、峰床山経由で京都花脊まで抜けられるようで、
吸収されてしまうとなにかと大変なので、先行逃げ切りで出発。
が、しかし学校から江賀谷沿いの林道すぐのところから、ミヤマカタバミの群生!。
おかげでペースがあがりません・・・(あぁ〜)
林道の脇はミヤマカタバミとネコノメソウ類の群生地で見事。
渓流と花を眺めながら歩いていくと、
「グローブがない・・・」
撮影していて落としたらしく、ひらいに戻る羽目になってしまい、
その間にパーティーに先行をゆるしてしまいました。
その後道を譲ってくださるんですが、花を見つけるたびに止まり吸収。
ウーン、気を使います・・・
結局、峰床山頂までご一緒させて頂きました。
林道の終点?の大岩から右へ橋を渡り、楽しい沢ルートへ。
橋を渡らずに真っ直ぐ左俣の沢をいっても八丁平にはあがれるよう(コースタイムは×2)。
春の日差しがあたり、気持ちの良い沢筋を何度か渡渉しながら上がっていくと、
こんなとこあったかな?と記憶のない崩落地が2箇所。
そら〜ぁ、10年振りに来ると変わってるわな。
崩落地をトラバースするので慎重に(下流ほうはトラロープ有)
沢沿いも結構花が咲いており、「春の花を見に行く」目標はクリアー。
ミヤマカタバミ、ミヤマキケイマン、ネコノメソウ類、スミレサイシンなどなど
ニリンソウもと欲もでましたが、まだ葉っぱだけでした(涙)
そうこうするうちに、沢沿いも終点。
ここから杉の植林地を「ココは御殿山コースかいっ!」と言いたくなるよな急坂(笑)
沢から上がると、シカのツノのようなブナ(多分ブナ)の巨木(というには小さい)。
「どうしてこの姿になったんやろ?」
多分、一度折れ(伐採かも)してひこばえ(蘖)が育ち、寄生した他の木も絡んで今の姿になったように思います。
「倒木更新」といって倒れた木を苗床に、新しい木が育つのでそれかと思いましたが違いました。
そういえば、屋久島でまだ生きている杉を突きやっぶてヤマザクラが生えていたなぁ。(えげつない姿でした。)
その木のすぐそばに、ハシリドコロが群生。
赤紫の花はカワイイですが、モノの本には、
「食べれば狂い走り出す、触れた手で目をこすれば失明の危険」(恐ッ)
急坂植林地の杉も、10年前は苗木でまだ見晴らしがあったのですが、
すっかり大きくなって、見晴らしは×。
時の過ぎるのを感じました(笑)
上に植林の切れ間がでてくると、もうすぐ中村乗越に到着。
ここからは、風景ががらりとかわってミズナラなどの明るい広葉樹林に。
京都滋賀の県境で、標識杭が打ってありまたぐと半身は京都、半身は滋賀(笑)
小休後、八丁平散策は後回しにしてオグロ坂峠経由で峰床山へ向かいます。
オグロ坂峠のおじぞうさんの祠は壊れたままでした。
オグロ坂峠からは八丁平を見下ろしながら明るい尾根で、
日当たりのよいところではウワウチワが咲き始めていて、また撮影大会(笑)
で、ついさっき道を譲ってくださったパーティーに追い越される(すいません)
なんやかんやで峰床山(970m)に到着。
北は木で展望は悪いですが、木の間から武奈がちらり、
南は京都北山から南比良まで望め、お昼休憩。
パーティーは花背(峰定寺)に向かわれ、私はクラガリ谷を下り八丁平へ。
クラガリ谷はまだ雪が残っており、残雪を警戒(期待?)してトリオレ履いてきて後悔していたので、
よろこんで残雪へ。
でも、やっぱりありましたトラップ、ズボッと踏み抜き(笑)
八丁平は京都市にある、約2万年以前の最終氷期に形成された高層湿原で、
そんな貴重ところに京都市が林道を通そうして、なんやかんやあって保護され今にいたる場所です。
最近は鹿の食害が深刻なようです(どこでもですね・・・)。
八丁平の木道をあるいていると、京都(市内)ってことを忘れそうな風景が広がってます。
湿原を散策した後は、往路と同じルートを中村乗越から一気に下ります。
なんせ、ウーのお迎えが・・・(しつこい(笑))
と、途中写真をとりつつ無事下山。
安曇川をはさんで並び立つ?比良山系にくらべて地味でマイナーな感じの京都北山の山々ですが、結構奥深いものがあります。
たまには比良ではなく、気分を変えて北山も良いものでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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tomokikiさん毎度です!
平日に行く登山は格別ですよね
自分も過去なんどかサボってあります。いや、ちゃんと有給とりましたよ?
子供のお迎えがあるのはしょうがないですねぇ
うちなんて、まだ保育園いってないのに、強制的に何時まで!と、強制帰還命令がでます・・
ところで、なぜかマイページにtomokikiさんのこのレコだけ載ってきませんでした
一瞬、tomokikiさんの友達リストから代表落ちしたのかと・・・
ガッツリ霊仙を歩かれてるものと思っていました。
お花が綺麗ですね
未踏の地ですが、アレが出没・・・今からの季節敬遠しちゃいますね
それにしてもtomokikiさん、お花の名前たくさんご存知ですね。
(とことん覚え悪いですが)また色々と教えて下さい
jin411さん<
ずる休みはいけまぜんなぁ〜
平日は人気の山に行くとすいていていいです。
でも、マイナーな山はあんまり関係なかったり
お迎え
仕方ないです
でも、制限がないと夜中に帰ってくるような人なので丁度いいかも
友達リスト
うーん時々上手くリンクしませんよね
今もnobuchiさんのが見えなかったりします。
でも、GWの悪巧み見えているのでご安心を
nobuchiさん<
霊仙、アプローチに時間を食います・・・
で、近場の比良へって感じです。
でも、行き損ねた分、行きたくなりますよね・・・
南比良の霊仙山で誤魔化しますか(無理!)
京都北山
結構奥深くて楽しいですよ。
ただ、高いお山がないのでPEAK思考の人は物足りないかも
夏場は沢沿いは気持ちよさそうですが、アレが・・・ね
ってことで、秋の紅葉時なんかにどうですか?
花
山野草の名前は怪しいところもアリアリなので、
とりあえず撮影して、かえってから調べてます。
ので、山で聞かれてもUSO800言ってるかも
今回はソロ山行だったのですね
北山の峰床や皆子、登ってみたいんですけどなんかタイミングが合わず、行きそびれてます…
花もさることながら、苔や湿原歩きがホントにイイ感じですね
鈴鹿のレコなんかですでにヤツが動き出してるみたいなので、今年もタイミングを逸してしまったかも…
去年よりずいぶん早い気が…
utaotoさん
ソロになります
ウーは連れていけんことはないですがね。
北山
utaotoさんちには物足りないかも
でも、奥深いので楽しめます。
アレ
10年程前まではこんなにいなかったのですが・・・
同じルートで昨年7月にいかれた方のBlogを拝見していると、
靴の中が・・・だったそうです
まだ、残雪が残っているので来月中くらいまでは大丈夫な気もしますが、
それをすぎると秋まではいけませんね
温泉
ウチも倹約が至上命題なので、旅館なぞとてもとても。
なので、野営して温泉にってパターンです
大山周辺、鳥取側なら大山池野営場。
蒜山側なら、塩釜の野営場でを愛用?しています。
両方スーパー、 が10分圏にありますから
地味な印象を持っていた北山でしたが、
tomokikiさんの筆と写真にかかって一変しました。
花の写真がいつもとても雰囲気があって良いです〜。
しかし、アレはいけません。アレだけはダメです。
平日に人気のお山は私の得意技
GWは働くからカンベンしてね〜。なのです。
neko-obabaさん<
遅レスで申し訳ありません
あそびに行ってました
地味?
京都北山って、高い山もありませんし地味ですよね・・・
でも、森が深いのでなかなか渋いよさがあります
ので、比良もいいですが、川の反対側も歩いて見てください。
アレの落ち着いた秋にでも
長駄文
毎度毎度の長駄文で申し訳ないです。
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