雷雨の檜洞丸
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ後曇りのち雷雨(雹と土砂降り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されて良い道です。 |
写真
感想
この時期コイワザクラの咲く檜洞丸は絶対行きたい場所のひとつ。今回は10連休とフリーの日が多くて、いっぱい山に行けた。昨日の金時山に続き、今日は檜洞丸に行くことに!しかし天気予報は数日前の晴れ予報から、午後は雷雨の予報に変わってしまった。後で知ったが鍋割山で雷に打たれる死亡事故が発生したとの事。ご冥福をお祈りいたします。ということで、すこし雷雨までのいきさつを書き記しておきます。 まず雨の降る前の午前中が勝負とよみ、いつもよりは早い時間に、自宅を出る事とした。それでも途中渋滞して、原付でもあまりスピードだせず、ビジター到着が大分遅れて8時半過ぎであった。いつもよりは気合を入れて、午前中は無理としても、1時ぐらいまでには檜洞丸まで行き着けるように、ピッチをあげて進む。
朝のうちは雲ひとつ無い晴れていた空も、みるみる雲が増え、犬越路に着くころには、積雲が大量に発生、青空の半分以上は雲に変わっていた。これは本当に雷雨になりそうだなと予感。犬越路からは稜線歩きなので、稜線で雷雨になったらこわい。なんとか2時間半では山頂までたどりつき、1時過ぎにつつじ新道に入ってしまえば、多少雷雨がきても、すこしは安心だ。そんなプランを思い描きつつ、ここからも余り休まず歩みを続ける。
小笄を過ぎ、大笄の急登を登りきったころから、ぽつぽつ雨が降り出す。12時をまわったころだった。そして時折雹まじりの強い雨がふりだしたのは大笄からすこし下り始めた頃。雨具ナシでは濡れてしまうので、しかたなくここで傘をだして、雨をしのぐ。神の川へ下る分岐点のベンチまで来て、すこし小ぶりになったので、ここですこしサンドイッチでエネルギ補給。しかしここで今日お初の雷鳴轟く!こわいこわい!しかしかなり遠くなので、ここまで来るにはまだ、間がありそうだ。なのでここから一気に檜洞まで踏ん張り、丁度雨も上がって、しばし傘無しで頂上までたどり着くことが出来た。1時過ぎに無事登頂。
檜洞ではもう真っ黒な雲が近づき、ガスがどんどん上がってくる状態。遠くには巨大化した積乱雲が見て取れた。ここが雷雨にみまわれるのも時間の問題!ぐずぐずせずに、一目散につつじ新道へと急ぐ。そしてつつじ新道をゴーラ沢出合への半ばぐらいまで下ってきたところで、雹交じりの土砂降りになった。雷鳴轟き、にわかに空が暗くなって明らかに雷雲の真下に入ってしまったようだ。時折閃光とともにものすごい雷鳴が響き、稜線から抜けていた幸運をあらためて感じた。雨は結局ビジターセンタにもどるまで降り続き、結構な雨の中の久しぶりの登山となった。
風もなく樹林帯の中だったので傘1本で雨をしのげたので、それほど濡れもせず、快適に歩くことはできた。こんな状況での傘は重宝します。
目的のコイワザクラですが、ちょうど見頃のお花にあえてよかった。上部はまだ蕾のお花もたくさんあり、もうしばらくは楽しめそう。つつじ新道上部のミツバツツジやゴヨウツツジはまだ気配なく、これからなのでしょう。
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