常念岳〜蝶ヶ岳(三股から周回)
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- GPS
- 52:22
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,536m
- 下り
- 2,531m
コースタイム
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 9:56
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:02
天候 | 3日間晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポスト有り 急斜面の雪渓はそこそこ危険 この時期はアイゼン必携 |
その他周辺情報 | 蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ〜四季の郷 日帰り入浴530円 (常念小屋に泊まれば割引券がもらえるそうな。ガーン) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
初めてGWの時期に北アルプスに行ってきました。
雪の様子がわからなくてドキドキでしたが、3日間天気に恵まれ最高の景色を楽しんできました。
0日目
18:30北上出発、少しでも仮眠時間を確保しようと東北道を南下しましたが、途中渋滞情報が出て福島から新潟へ迂回。最初から日本海ルートで行けば良かった〜。
途中のPAで2時間仮眠。
1日目
安曇野インターを降りてすぐのコンビニで朝食を買い込み、予定通り5:30頃登山口手前の駐車場に着きましたがすでに満車でした。なんとか大丈夫そうな場所に停めましたが、その後も続々車が来て路肩や駐車場の隙間に遠慮なく停めていきました。
三股登山口までは意外と近く、良いウォーミングアップ程度、計画書を指導員に渡して出発しました。前常念への登山道はしっかり整備されていましたが、かなり急な所もありました。雪が途切れなくなった辺りでアイゼンをつけましたが、雪が柔らかくなっていたので、しばらく着けないで歩いていた人達もいました(着けた方が楽!)。
尾根に出てからもしばらくは樹林帯で、木々の間から見える蝶ヶ岳の白い稜線が次第に低くなってくるのを励みに登りました。森林限界まで登ると目の前に前常念の迫力ある急斜面が迫ってきました。トレース をたどり雪面を登りましたが、かなり急斜面で滑るとアウトなので慎重にステップを刻みました。その後、岩場で歩きにくい夏道と急な雪道を交互に登りましたが、アイゼンを着けたり外したりに時間がかかってしまいました。
前常念を越えてさらに先のピークに着くと、一ノ沢からスキーを担いで登ってきたという男性が滑走準備をしていました。休憩がてら滑走を見物してから主稜線の登山道に合流。明日の天気も晴れとは限らないので一応山頂を踏むことに。山頂からは眼前に穂高〜槍の稜線が迫り、ここまでの疲れが一気に吹き飛びました。常念小屋への下りでは途中から岩場メインになるのでアイゼンを外しましたが、ところどころに残っている雪が固くなって結構滑るので、降りるのに時間がかかりました。チェーンアイゼンなどあれば楽だと思いました。
常念小屋はそこそこ混んでおり、到着が遅かったため夕飯が18:50と遅い時間でしたが、女性だけの5人部屋で一人1枚の布団に寝られて快適に過ごしました。
2日目
1日目は予定より時間がかかったため2日目は少し早めに小屋を出発、再び常念山頂を目指して登りました。岩場のところどころにある雪は登りでは大して問題ではありませんでしたが、メンバーの1人が前日の疲れが抜けていなかったようでかなり時間がかかりました。アイゼンを着けるときに水などを分担して負担を減らしました。山頂は雲一つない快晴だったので皆で写真を撮りまくりました。
常念からは急な下り、さらにピークを2つ越え、蝶槍までの登りも長いですが、1日目の激登りに比べればかなり楽でした。蝶槍に到着し、時間の見通しもついたため、雄大な景色を眺めながら長めの休憩を取りました。
蝶槍からはなだらかな道。のんびり歩いていくとそれまで見えなかった小屋が突然現れ驚きました。先に山頂へ行き記念撮影を済ませてから小屋へ。
蝶ヶ岳ヒュッテも混んでおり受付に時間がかかりました。50人ほどの大部屋で敷布団は3人で1枚半くらいの大きさだったので窮屈でした(2人組の場合は2人で同じ1枚半。なんかずるい〜)。トイレは中にあるのは3つ(男1、女1、共用1)だけで、しかも時間が決まっており、他の時間や混んでいるときは外のトイレに行く必要があり不便でした。
2日目は20時頃まで起きていて、満天の星空&夜景を見ることができました(1日目は夕食後に即爆睡で見られなかった)。
3日目
朝食は5:30から先着順の予定でしたが、ご来光を見た後早めに並んだところ5:20に食べることができ、少し早めに出発することができました。この日も朝から快晴だったので、再び山頂で写真を撮ってから下山開始しました。
雪渓でアイゼンを着けてからはしばらく急な下りで、滑落事故も毎年あるようなので慎重に進みました。トラバースしながらいくつかの小さい沢を超えて下りましたが、大きな沢では雪崩の跡がありルート上にもデブリが堆積していました。午後雪が緩んでくると雪崩にも注意が必要なコースです。
まめうち平からの尾根道は急ですがきちんと整備されているので危険なところはありませんでした。
予定通りの時間に無事下山、温泉で汗を流し、たっぷり昼食を摂ってから、12:40岩手に向けて出発しました。実は私にとってはここからが今回の山旅一番の難所でしたが、眠くならないようこまめに休憩を取り安全運転を心がけました。新潟〜山形の名峰(この時期は雪があるのでわかりやすい)や日本海の夕景を眺めながら新庄・横手経由で無事帰宅しました。
昨日は岩手山でのスライド、お疲れ様でしたw
今年はなんだか同じ山ばっかww
ホント、ニアミスだったのですねーーーー
スキーを担いで来て男性はおそらく私と同じ時間に歩いていた方かと!
山頂付近でお話しましたし、下山後麓でも一緒になりました!
おそらく今後もスライドすると思われますので、お見知りおき下さいませm(_ _)m
昨日は声をかけていただきありがとうございました!
有名人お二人にお会いできてうれしかったです。
常念最高の景色でしたね!またどこかでお会いしたらお声をかけてください〜。
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