入道様がかように厳しい方でおわしたとは(宮妻峡-鎌ヶ岳-入道ヶ岳)
- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,437m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:18
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
最初は竜ヶ岳に白ヒツジを見に行こうかと思っていましたが、どうもまだ開花していないようです。次に軌跡つなぎで愛宕山に行こうかと思ったのですが、あまりにも天気が良すぎるので、一度行ってみたかった鎌ヶ岳に行こうと決めました。あの魁偉な山容、是非行ってみたかったのです。ただ、「いいお山は楽せずに」とか言ってたくせに、宮妻峡スタートという軟弱プランでした。分県登山ガイドでは入道ヶ岳から鎌ヶ岳へ周回するルートが紹介されていましたが、その逆回り、最初に鎌ヶ岳に登るプランを立案。5時に自宅を出発しました。ただ、グラスリテイナーはともかく、上に羽織るシャツを忘れてしまい、冷えないことを祈ります。
6時40分くらいに駐車場に着きました。お手洗いはキャンプ場内にあり、水もしっかり出ます。スタートして間もなくは滝もあり、何度か渡渉しましたが、それからはほどほどの斜度で登っていきます。この時は、「歩荷してたら、これくらいでも脚が上がらんのだろうな」とかのんきなことを考えていました。しかし半分くらい登ってからは斜度がきつくなり、さらに路面がザレてきます。軽荷でもきつくなってきました。なんとか雲母峰分岐まで登り、これでちょっと楽になるかと思ったら、尾根道が細くなっただけでやっぱりきつく、修行が足りんとまた反省しました。
しかし、岳峠まで出て、鎌ヶ岳山頂が間近に迫ると、その迫力に圧倒されます。それまでフル回転だったポールをしまい、グローブをはめてガレ場をよじ登ると鎌ヶ岳山頂。8時30分ですが、たくさんの人がおいででした。
山頂を後にして、鎌尾根を南下します。ガイドブックにも書いてあったように、痩せた尾根道で、足元はともすれば滑りやすく、注意を要します。とりわけ下りが歩きにくかったのですが、ただまあ、この辺ではさほど深刻感を覚えていませんでした。しかし、キノコ岩(どこがキノコやねん?)を過ぎると水沢岳への急登があり、山頂(三角点あり)を過ぎたところでひとりの男性とすれ違いました。「この後しんどいですか」ということだったので、「過酷というほどではなくてザレてて歩きにくい」と答えたのですが、北上すると登りだからもう少しきついと言った方が良かったかなと思ったのです。しかし、男性は「入道ヶ岳からこっち、花崗岩のずるずるの斜面できつかった」ということで、その後同じ道を逆向けに歩いたら、あれできついとか言わなくてよかったと感じました。
イワクラ尾根分岐からポールを出したのですが、下りは滑りやすいし、登りは息が切れるし、登ったり降りたりでなかなか入道ヶ岳が近づかないしで、心が折れそうでした。ようやく山頂到達したら、時間帯が違うとはいえ鎌ヶ岳に数倍するたくさんの方々。そんな中で、有名な鳥居も見ることができました。さて、あとは下山するだけのはずなのに、5番の標識が出てからがきついきつい。ざらざらの急坂で、多くの場所はロープもないし、最後の最後は道もわからなくなってしまって、もう少し降りたら宮妻峡なのはわかってるのに、どこを降りたらましなのかが読み取れず、ヤマレコマップで足跡がたくさんついているあたりを降りたつもりです。下から見上げたら意外なところに道があるんだろうと思っていたら、下から見てもわかりませんでした。まだまだ修行が足りません。
その後、アクア・イグニスで入浴し、大津でちょっと寄り道して旧竹林院に行って帰宅。
このレポートはYAMAPにもミラーしてあります。
https://yamap.com/activities/3672138
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