瀬場谷遡行・東赤石山登頂
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- GPS
- 10:06
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
瀬場谷遡行記録
作成者:丸山
■日程 2019/5/5(日)
■山域 赤石山系
■天候 晴れ
■メンバー(2人)
L丸山(35/OB)、迫野(35/D1)
■総評
瀬場谷は、飽きることなく滝が続く好渓で詰めも楽だったし、赤石山系の稜線も岩
稜で素晴らしい眺めを楽しめた。登山道下山が長く大変だったが、記録の見当たら
ない瀬場谷上部も開拓でき、充実の1日だった。
■ヤマレコ記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1850165.html
■時間
7:30 出発
8:41-8:44 八間滝下
9:25 八間滝上
10:14 登山道の橋をくぐる
12:18 登山道と再び交わる(1210m圏)
13:08-13:16 登山道と三度交わる地点で休憩(1370m)
14:24-43 詰め終わり、装備解除、休憩
15:21 八巻山
15:41 東赤石山
17:04 10:14にくぐった橋を渡る
17:36 帰着
■ルート概況(敬称略)
○瀬場谷遡行
※滝の落差等は自作遡行図に基づく。
・入渓点附近駐車スペースにトイレあり。
・県道の橋(瀬場橋)附近からの入渓は厳しいので、少しだけ登山道に入ってから
適当に斜面を下って入渓する。
・4段15m滝は関西起点100の遡行図では右岸から巻くことになっており、今回は巻
いたが、登れるらしい(下記ページ)。巻くと意外に大高巻になり、難しくはない
が大変なので、直登する方が良さそう。
https://ameblo.jp/higashihenna/entry-12398684624.html
・八間滝は下から見ると落差30m程度にしか見えないが、登山道から遠望すると上
部も見え、確かに50m程度あることがわかる。直登はどう見ても無理。
・八間滝の高巻きは右岸からで、岩壁の凹部にある弱点を、立ち木に頼りながら登
る。このRFはやや難しく、失敗して登山道まで巻き上がっている記録も散見され
る。マーキングなどはなかった。
・八間滝から先は特に問題にならない滝が続き、楽しく標高を稼げる。
・登山道の橋をくぐって少し進むと一枚岩が特徴的な2段11m滝がある。左から普通
に巻ける。
・美しい17×40m末広がりナメ滝を越えると現れる5m滝は立っており、ロープを出
して、灌木に支点をとって登った(IV)。右岸から巻くことも可能。
・再び登山道が横切ると沢の傾斜は徐々に緩み、ナメやゴーロが増える。
・遡行を続けると左から登山道が近づき、沢のすぐ近くを並行するようになるの
で、このあたりで遡行を打ち切ってもよい。しばらくは平凡になり、インゼルもあ
る。
・登山道が左岸斜面を登り始めるあたりまでに遡行を打ち切るのが通例だが、今回
は稜線まで遡行した。特別面白いところはないが、それなりに綺麗で詰めも楽なの
で、稜線まで行くならこちらをお薦めする。
・水の多い方、沢形の顕著な方を辿っていくと、登山道がちょうど稜線登山道に合
流するあたりに詰め上がる。
○登山道歩き
・東赤石山の西の稜線は、開けた岩稜が続いており楽しい。マーキングはしっかり
されている。
・東赤石山へ向かう途中の八巻山は眺望が良く、素晴らしい。
・東赤石山は200名山。山頂標識が、西と東の2か所にあり、その間は藪っぽい。三
角点は東にある。今回は、西だけ見て満足して引き返してしまった。
・東赤石山からの下山路はまずまず整備されているが、一部沢状になっているとこ
ろもある。ともかく長い。途中、瀬場谷の支流を並行するが、この支流には滝も
あって、遡行価値がありそうである。
・筏津と瀬場を分ける分岐から下は人臭さが凄い。石垣、竹藪、ビニールハウス
等々。嘗て別子銅山が栄えていた頃は別子山村の人口も1万人を超えていたそうだ
が、その頃は瀬場も大きな集落だったのだろう。
■備考
・八間滝の巻きのRFが難しく、これがこの沢の核心で2級上と評されていると思
われる。ここにマーキングをするなどして易しくなっていれば、2級程度である。
・ヤマビルなし。四国では、徳島県において少数が確認されているのみ。熊も徳島
県のみ。
・どちらかといえばフェルトソールの方が良さそう。
・時間が遅かったこともあり、登山道でも殆ど人と会わず、素晴らしい稜線をほぼ
独占できた。
・沢中での人との遭遇は無し。
・西赤石山周辺にはアケボノツツジが多いが東赤石山周辺には少ない。
■感想
・1100mを一気に下降するのは膝に来る。しかも連続4日目の山行ともなれば尚
更。
・東赤石山の三角点まで行かずに下山してしまったのは残念。
・途中でスマホが故障したが、特に迷うこともなく良かった。
■反省
−履き替え後用の靴下を忘れた。
−地形図を見ずに、東赤石山を制したと勘違いした。
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