朳差岳(権内尾根)
- GPS
- 14:09
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,048m
- 下り
- 2,042m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:12
天候 | 5月18日(土):晴れ! 5月19日(日):晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・カモス峰手前から雪渓が現れ始めます。 ・アイゼン等の滑り止めを使う必要はありませんでした。 ・朳差小屋の水場は雪渓で埋まっています。長者平の雪渓尻の水を利用しました。 ・すでにブヨがスゴし。やられた ●東俣彫刻公園〜林道終点 およそ4.8kmの林道歩き。2kmほど進んだところに林道を覆うデブリあり。 ●林道終点〜カモス峰 林道終点から一号橋を渡ると登山道に入ります。 トラバースしながら尾根を一つ跨いで二号橋を渡ると、 ここからカモス峰(847)まで高低差520mほど急登します。 ●カモス峰〜朳差岳 カモス峰から権内ノ峰〜千本峰(1164)までアップダウンを繰り返しながら標高を上げ、 千本峰の鞍部から前朳差岳まで高低差400mほど再び急登します。 前朳差岳からは飯豊らしい美しい稜線を進み長者平を経て朳差岳へと至ります。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 桂の関温泉 ゆ〜む(500円) |
写真
感想
GWが不完全燃焼で終わってしまったため、それを取り戻すように、
めったに泊まりでは山に行かない(行けない)フツー週末ですが、
ちょっと無理して(hanaお預け・完治してない捻挫など)
まだ雪が残っていそうな飯豊に向かいました(運転疲れた〜)。
行き先は朳差岳。
GWとハクサンイチゲの季節の端境期で登る人も少なさそうだし、
捻挫のこともあるから小屋泊でゆっくり楽しもうという目論見でした。
しかし、行ってみると完全に夏山。
今年は残雪が豊富そうだからと冬靴でスタートするも、登山道に雪はほとんどなし。
冬靴で夏道を登るツラさったら。踵はベロベロ。
暑さと12本爪アイゼンにダウンパンツや象足などムダな荷物で、急登ヘロヘロ。
気持ちはGWの延長なのに、完全に季節に置いてかれたわ。
それでも、前朳まで登って残雪の雪形が残る美しい稜線を眺めると疲れが吹っ飛びました。
翌日は19時までには東京に戻らねばならず、朳差から先は泣く泣く断念。
でも、次に向けての意欲をもらいました。
それにしても、飯豊はいつも簡単に登らせてくんないなぁ。
部屋にはGWで使われなかったテント泊装備の荷物が
片付けられることなくそのまま放置……
ザックのなかにはシュラフもマットも防寒具もアイゼンも入ったまま。
準備は万端。これを背負えばいつでも山に行ける、
なんてラク〜!というわけで、天気がそこそこ良さげな週末に久しぶりの飯豊へ。
飯豊は毎回苦労しているので、あんまり良いイメージはないのだけど、
それほど長い距離じゃないし、一泊で行くからだいじょうぶだよね、と。
が、行ってみれば、ぜんぜんだいじょうぶじゃなかったのでした。
雪山と思ったら、夏山。
雪山装備で重いし、げき暑。
ただでさえキツい登りがさらにキツかった。
たまらなく休憩すれば、ブヨの大群に取り囲まれ、、え、もうそんな季節ですか!?って感じ。
……結局、目の周辺を2カ所、耳1カ所刺されました(顔はやめてくれ、泣)
身をもって季節の移ろいを実感しました。
しかしこうして苦しい思いをしてたどり着いた山頂は、
すごく気持ちよくて、達成感でいっぱい。
しかも、まさかの自分たちしかいないご褒美。
美味しくビールを飲んで、
ありがたや〜。
充実した気持ちで、夜は眠りにつきました。
翌日の下山は前日の登りよりも悲惨でしたが、
やっぱり行って良かったな。
次の山からは、夏山装備に衣替えしよう。
おしまい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する