御池岳〜藤原岳(T字尾根〜御池岳〜真ノ谷〜西尾根〜藤原岳〜治田峠〜茨川〜)
- GPS
- 10:55
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,901m
コースタイム
2日目 7:23幕営地 7:53三筋の滝 8:30西尾根付近 9:20藤原山荘 10:00藤原岳展望地 10:58迷い尾根 11:12治田峠 11:47茨川 12:24ノタノ坂 12:48駐車地
天候 | 29日晴れ 30日全般に曇り 山頂付近は濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山と高原地図では白船峠を下りた真ノ谷にキャンプ適地とありますが 水は涸れています。平坦地も多分無かったように思います。 真ノ谷から善右エ門谷、西尾根ルートは目印少なめ、踏み跡も薄いです |
写真
感想
先日までハードワーク?だった故に山行を少し躊躇っていた。
昼頃まで寝ていたい欲望を抑え「今しか無い」と家を出る。
まぁ、山の中で思う存分寝れるか!と思いながら歩き始めるが
案の定、いつもはそうでもない坂が結構きつく感じます。
おまけに踵に靴擦れを発症。こんなんで藤原まで行けるんかいなと、
ちょっとブルーになるも初めて登りで使うT字尾根歩きは快適。
御池が真近に、そびえ立ってます。
ボタンブチもGWとあって、いつもよりは賑わってました。
ここでは小休止に留まり、幕営地点の真ノ谷へ向かいます。
御池岳以降は初ルートで新鮮です。白船峠までは順調だったのですが、真ノ谷へ直進するべきところを戻るような形でトラバース気味に歩いてました。
(踏み跡を追うのは失敗ですねぇ)
GPSと地形図で確認し真ノ谷へ直行。
しかし怪我の巧妙と言うか、途中でリスの森に入ったらしく可愛いシマリスを数匹見れ、カメラに収めることが出来ました。
が、谷に近いはずなのに沢の音が全然してきません。おかしいと思いながらも、そこに辿りつくと真ノ谷は涸れていました。落ち葉の谷と化していました。
ショック!!山と高原地図にも掲載してあるキャンプ適地もそれらしい場所はありません。
ここでゆっくりしようと思ってたのに、幕営するに必要な水も無いので更に谷を降りることに。
30分程歩くと徐々に水量が増してきて、土倉谷が交わる場所にテント適地を見つけたので速攻、家を建設。
GW前半にして人の気配が全く無いテント地は快適で、ゆっくり過ごす事ができました。
2日目は、ガスが濃い上にルート(善右エ門谷から西尾根)も判りにくく、地形図とGPSをマメにチェックしながら慎重に藤原岳まで取り付きました。(超心細い)
メインルートに取り付くと、直ぐに熊避け鈴がガスのどこからか聞こえます。(ちょっと安心)
メジャーな山、藤原岳は流石に人が多かったですね。藤原山荘で朝食をとりましたが続々と登って来られてました。こんな残念な天気なのにねぇ。
その後展望地から治田峠へ向かおうとするも、またもや展望地の看板矢印の方向に惑わされました。逆に向いてますよね?
しかしガスったらほんまにコンパス無しでは行動できません。
そこからの急坂には参りましたが、孫太尾根分岐地点ぐらいから、そこそこ
快適な尾根歩きで難なく治田峠に。
廃村茨川は学生時分バイクに乗っていた時から訪れてみたいと思ってた場所
でした。こんな所に村が存在していたなんてねぇ・・。
ここで山菜採りに来た人と出会いましたが釣り人と間違えられました。
「登山」ですと言うと驚かれてました。
それもそうやな、こんな所に忽然と現れるんやし。
まぁ、なんだかんだ書きましたが、今回もお腹いっぱいになりましたわ!
コメント
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鈴鹿でのテント泊・・・
稜線を進むのもアリですし、東西に足を運んで沢沿いを楽しんだりもアリですね
こういった周回コースってマイカー登山が多い私には物凄く参考になります
ヒルが出ちゃう前に・・・と思ってたのですが、今年は結構早い時期に情報が・・・
北部の御池周辺か、中部イブネ周辺でテン泊考えてます。
結局、今年は藤原岳登れてないので行ってみたいですし悩みどころです。
廃村は私も好きです。
あの独特の雰囲気・・・
寂しいような、懐かしいような・・・過去に思いを馳せるとセンチメンタルな気持ちになります
もう、ヒルが出てきてるんですか!
あれは、嫌になっちゃいます。
(好きな人も居ないでしょうが・・)
イブネのテン泊は1回してますが、良いっすよぉ。
必ずまた、やりますね!あそこで。
今回はイブネも候補にあったんですが
せっかくなので未踏の地を選択しました。
連休後半の遠征は気をつけて行ってきてくださいね
レコのほう、楽しみにしています
白船峠からカタクリの群生地を回ったんですね
満開だったでしょ
utaotoさんの言う通りそろそろ鈴鹿は蛭ですね
良い山ですけど蛭がねぇ〜
次に行けるとしたら蛭がいなくなった晩秋ごろです
意図せずに進んだ場所がカタクリの群生地だったんですね。
横たわった大木と踏み跡のおかげで、たまたま遭遇できました。おまけにリスも!
蛭は想像しただけで寒くなります
この辺りも良い山域ですね。奥が深いです
いい周遊コースですね。
それに無理して日帰りするよりも静寂の中でのテン泊、いいですね。
ヒルには出会わなかったようですし、まぁ、藤原岳のガスは残念でしたけど充実した山歩きが出来たみたいで良かったですね
今年は冬が長かったくせにもうヒルが出始めているので鈴鹿北部を気持ち良く歩けるのは今月いっぱいなのかな?
テントを担ぐと重装備になって、その分、負担はかかりますが十分な休息ができるのがなによりです。
酒は飲まないので飲む人よりは経つ時間は長いと
思います 。
谷でテン泊すると、なぜか誰も居ないのに誰かに見られてるような妙な緊張感があります
1日ぐらいでは山の空気に慣れないんでしょうね!!
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