伊勢峠。駐車スペースが乏しいので私の車は箱ヶ瀬橋南詰に置いて、レイさんに乗せてきていただきました。標高はここですでに770m。気温が低く風もあり、肌寒いくらいでした。
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5/18 7:39
伊勢峠。駐車スペースが乏しいので私の車は箱ヶ瀬橋南詰に置いて、レイさんに乗せてきていただきました。標高はここですでに770m。気温が低く風もあり、肌寒いくらいでした。
峠のお地蔵様の向かいから取付き。初めは急ですが、すぐに緩やかに。驚くほどしっかりした道が付いていました。「キョロロロ〜」とアカショウビンの鳴き声が盛んに聞こえてきます。
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5/18 7:56
峠のお地蔵様の向かいから取付き。初めは急ですが、すぐに緩やかに。驚くほどしっかりした道が付いていました。「キョロロロ〜」とアカショウビンの鳴き声が盛んに聞こえてきます。
この尾根はブナはもちろん、大きなミズナラの木もかなり目立っていました。越美国境が近いせいか、シロモジも見られます。日差しがないのが惜しまれる素晴らしい林相です。
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5/18 8:00
この尾根はブナはもちろん、大きなミズナラの木もかなり目立っていました。越美国境が近いせいか、シロモジも見られます。日差しがないのが惜しまれる素晴らしい林相です。
登るほどにブナが立派なものになってきます。近くで鳴いていたアカショウビンに口笛の鳴きまねで応戦すると、ナワバリから出て行け!とばかりに大接近。からかってごめんね(^^ゞ
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5/18 8:16
登るほどにブナが立派なものになってきます。近くで鳴いていたアカショウビンに口笛の鳴きまねで応戦すると、ナワバリから出て行け!とばかりに大接近。からかってごめんね(^^ゞ
900mを越えるとユズリハが出てきました。
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5/18 8:19
900mを越えるとユズリハが出てきました。
その後、道はヤブっぽくなったと思ったらまたスッキリ明瞭になったりを繰り返します。
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5/18 8:25
その後、道はヤブっぽくなったと思ったらまたスッキリ明瞭になったりを繰り返します。
かなり急な尾根ですが、踏み跡があるためとても登りやすく、美しい新緑を楽しみながらゆっくりゆっくり進みます。
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5/18 8:45
かなり急な尾根ですが、踏み跡があるためとても登りやすく、美しい新緑を楽しみながらゆっくりゆっくり進みます。
尾根の真ん中にタコ足。
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5/18 8:53
尾根の真ん中にタコ足。
住み分けているイメージのミツバツツジとムラサキヤシオが、この尾根では仲良く混生していました。
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5/18 9:05
住み分けているイメージのミツバツツジとムラサキヤシオが、この尾根では仲良く混生していました。
1200mを越えて傾斜が緩み、踏み跡がヤブに覆われがちになってきます。振り返ると、コシアブラの芽と屏風山の展望が。北から見る屏風山は見事な三角錐ですね。
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5/18 9:41
1200mを越えて傾斜が緩み、踏み跡がヤブに覆われがちになってきます。振り返ると、コシアブラの芽と屏風山の展望が。北から見る屏風山は見事な三角錐ですね。
東から大きな尾根(先週歩いた越戸谷山からのもの)が合わさってくると、かなりヤブがうるさくなりました。これを払いながら微かな踏み跡を追います。
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5/18 9:42
東から大きな尾根(先週歩いた越戸谷山からのもの)が合わさってくると、かなりヤブがうるさくなりました。これを払いながら微かな踏み跡を追います。
御伊勢山【三等・御伊勢】に到着。しっかり刈りはらわれていて、三角点は探すまもなく。2名がお昼の休憩を取る分にはなんら不足のないスペースです。
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5/18 10:01
御伊勢山【三等・御伊勢】に到着。しっかり刈りはらわれていて、三角点は探すまもなく。2名がお昼の休憩を取る分にはなんら不足のないスペースです。
北側に大きな台地状コブ。これが頂上と合せて御伊勢山頂上台地を形成しています。今思うと、探検しておけばよかったな。
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5/18 11:21
北側に大きな台地状コブ。これが頂上と合せて御伊勢山頂上台地を形成しています。今思うと、探検しておけばよかったな。
惜しくも頂上部を雲に隠していますが、白山も眺めることができました。
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5/18 11:22
惜しくも頂上部を雲に隠していますが、白山も眺めることができました。
360度ヤブの中、今にもポツポツ降ってきかねない空模様ではのんびりもしていられない気分。時間はあるし、ネットや愛読のヤブ山ガイド本には記録の見つからなかった南西尾根へ向かいます。
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5/18 11:30
360度ヤブの中、今にもポツポツ降ってきかねない空模様ではのんびりもしていられない気分。時間はあるし、ネットや愛読のヤブ山ガイド本には記録の見つからなかった南西尾根へ向かいます。
始めこそ広い尾根にササヤブがはびこって尾根芯を捉えるのが難しいものの、尾根形状を成してくるとやはり道型があらわれました。こちらは緩やかな尾根で、木々は素直な成長をしています。
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5/18 11:45
始めこそ広い尾根にササヤブがはびこって尾根芯を捉えるのが難しいものの、尾根形状を成してくるとやはり道型があらわれました。こちらは緩やかな尾根で、木々は素直な成長をしています。
こちらからも端正な屏風山の姿を望むことができました。前景はオオカメノキ。
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5/18 11:47
こちらからも端正な屏風山の姿を望むことができました。前景はオオカメノキ。
このように、ササヤブの下に十分な踏み跡が続いています。見えますよね?(笑)。あくまでも登山道ではありませんので。
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5/18 11:50
このように、ササヤブの下に十分な踏み跡が続いています。見えますよね?(笑)。あくまでも登山道ではありませんので。
傾斜が緩いため、広がり感のある美しい森を楽しめます。これで日差しがあったら全然進めてないと思います。
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5/18 12:04
傾斜が緩いため、広がり感のある美しい森を楽しめます。これで日差しがあったら全然進めてないと思います。
登りの南尾根とはまた雰囲気の違った林相で、この周回ルートはかなりイケてるかと。
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5/18 12:15
登りの南尾根とはまた雰囲気の違った林相で、この周回ルートはかなりイケてるかと。
もちろんいいのもあります。この山のブナはコケ類のせいで?黒っぽく、新緑にコントラストを与えています。
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5/18 12:25
もちろんいいのもあります。この山のブナはコケ類のせいで?黒っぽく、新緑にコントラストを与えています。
・1190を過ぎると尾根はだら〜っと広がります。ササは股下程度で見晴良好です。
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5/18 12:31
・1190を過ぎると尾根はだら〜っと広がります。ササは股下程度で見晴良好です。
こちらの尾根の方がフレッシュな花が多かったムラサキヤシオ。
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5/18 12:40
こちらの尾根の方がフレッシュな花が多かったムラサキヤシオ。
1150mで南へ別れる台地状の尾根を見て、やや急な下りに。その見送った台地状の尾根はかなり良い雰囲気で、相当大きなブナも確認できたのでいつか再訪ですね。
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5/18 12:42
1150mで南へ別れる台地状の尾根を見て、やや急な下りに。その見送った台地状の尾根はかなり良い雰囲気で、相当大きなブナも確認できたのでいつか再訪ですね。
北側は急斜面となっていますが、深い緑が素晴らしかった。
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5/18 12:56
北側は急斜面となっていますが、深い緑が素晴らしかった。
1100mあたりから根上がり桧が散見されるようになり、1060mでその根元に猪のベッド。
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5/18 13:11
1100mあたりから根上がり桧が散見されるようになり、1060mでその根元に猪のベッド。
1050mから先は尾根が痩せはじめ、踏み跡は完全にヤブの支配下に。もしかしたら南へ降りている尾根のほうに道が続いていたのかもしれません。我々は尾根尻にこだわりました。
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5/18 13:17
1050mから先は尾根が痩せはじめ、踏み跡は完全にヤブの支配下に。もしかしたら南へ降りている尾根のほうに道が続いていたのかもしれません。我々は尾根尻にこだわりました。
その後は灌木のヤブが続き、屋根は細るばかりに。そして岩に乗っていた土がごっそり崩れ落ちた崩落地も。一瞬ギョッとしました。
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5/18 13:23
その後は灌木のヤブが続き、屋根は細るばかりに。そして岩に乗っていた土がごっそり崩れ落ちた崩落地も。一瞬ギョッとしました。
その後も祈るような気持ちで痩せ尾根を進み、幸い進退窮まるような個所もなく、この仲良しの?木が良い目印となる1020mジャンクションから南南西へ。
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5/18 13:30
その後も祈るような気持ちで痩せ尾根を進み、幸い進退窮まるような個所もなく、この仲良しの?木が良い目印となる1020mジャンクションから南南西へ。
尾根尻は地形図を信用するならガケになっているので、最後は灌木ヤブの急斜面を南東方向へ。灌木をロープ代わりに時に後ろ向きで全く先の見通せない斜面を下りていきます。
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5/18 13:47
尾根尻は地形図を信用するならガケになっているので、最後は灌木ヤブの急斜面を南東方向へ。灌木をロープ代わりに時に後ろ向きで全く先の見通せない斜面を下りていきます。
そして無事ここから平和的な着地となりました。結局、地形図にあるようなガケはないようにも思えましたが(^^ゞ
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5/18 13:57
そして無事ここから平和的な着地となりました。結局、地形図にあるようなガケはないようにも思えましたが(^^ゞ
あとはこの林道を倒木をまたいだりしながら、のんびり歩いて県道へ。天気は予報に反して曇り空でしたが、今週もまたまた九頭竜の無雪期の魅力を発見できました。
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5/18 14:07
あとはこの林道を倒木をまたいだりしながら、のんびり歩いて県道へ。天気は予報に反して曇り空でしたが、今週もまたまた九頭竜の無雪期の魅力を発見できました。
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