記録ID: 1859231
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ハイキング
丹沢
東丹・諸戸尾根〜大山北尾根〜一ノ沢峠
2019年05月24日(金) [日帰り]
tekuteku-889
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 999m
- 下り
- 995m
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標高グラフを拡大コースタイム
■主な地点の通過タイム
06:30 札掛駐車場（出発）
06:59 地獄沢橋・大山北尾根分岐ルート登山口
07:37 常世橋・諸戸尾根ルート登山口
09:56 大山山頂（休憩等24分）
10:42 ネクタイ尾根分岐
11:10 西沢ノ頭
11:30 ミズヒノ頭
11:57 鉄塔N0.16（ランチ29分）
12:32 境沢ノ頭
13:43 一ノ沢峠（休憩15分）
14:32 橋（河原で9分休憩）
14:46 物見峠入口
15:02 札掛駐車場
※総行程時間＝8時間32分（地図読み、休憩、ランチ、撮影等含む）
※ルートはGPSの足跡をもとに手入力です。
06:30 札掛駐車場（出発）
06:59 地獄沢橋・大山北尾根分岐ルート登山口
07:37 常世橋・諸戸尾根ルート登山口
09:56 大山山頂（休憩等24分）
10:42 ネクタイ尾根分岐
11:10 西沢ノ頭
11:30 ミズヒノ頭
11:57 鉄塔N0.16（ランチ29分）
12:32 境沢ノ頭
13:43 一ノ沢峠（休憩15分）
14:32 橋（河原で9分休憩）
14:46 物見峠入口
15:02 札掛駐車場
※総行程時間＝8時間32分（地図読み、休憩、ランチ、撮影等含む）
※ルートはGPSの足跡をもとに手入力です。
| 天候 | ☀／☀ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
札掛駐車場（R70札掛橋から100m弱丹沢ホーム方面へ入る。 ※「札掛森の家」の約50mほど左手前が駐車場。10台程度。 ※百名山「丹澤山」の最短距離登山口で知られる塩水橋から12分（車で）ほどの位置です。 ※ 東名高速「秦野・中井I.C」より約20Km 、約1時間。 ※駐車場に🚻はありません。 ■🚌バス 秦野駅より神奈川中央交通バスで「ヤビツ峠」で下車。徒歩、1時間。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■駐車場〜R70 〜諸戸尾根登山口 駐車場から数分で「札掛吊り橋」を経てR70 （県道）を約3Kmを諸戸尾根登山口まで舗装道の歩き。途中S字カーブはショートカット。標高差≒146m。 ■諸戸尾根 諸戸神社の前が登山口。2ヶ所の巡視路標識で進路を間違わないこと。踏み跡明瞭。道標の設置はありません。ただし、標高1000mの水源標識を過ぎ1100m付近から鹿柵ネットの出口まで、広い尾根道は多数の倒木等を回避しての踏み跡が多数あるので進行方向を見定める必要があります。 ■大山北尾根 �‖膸鎧劃叉嗄�〜西沢ノ頭~ミズヒノ頭〜鉄塔No.16 〜境沢ノ頭 道標はありません。ヤセ尾根は要注意。今の時期、踏み跡はほぼ明瞭。西沢ノ頭、ミズヒノ頭、境沢ノ頭のいずれのピークに、山名を表す標柱など設置はありません。ただ、西沢ノ頭とミズヒノ頭には小さなお手製名板はあるものの文字は不明瞭。 ��境沢ノ頭〜一ノ沢峠 道標はありません。ヤセ尾根が多く、しかも、狭い尾根道に巨木が聳えていたり、根っ子やガレ場だったりで油断できません。支尾根もあるので、地形図、高度計、コンパスは必携。読図の実力試しになるようなルート。 ■一ノ沢峠〜物見峠入口 一般のルート。鎖場、桟橋あり、要所要所に道標はあります。 ※”ヤマビル軍団”に遭遇！ 薄暗い湿地で倒木で立ち往生している間に、靴、ズボンの裾に二匹、三匹と這い上がってくっついて体を振りが回している。すかさず携行した塩水スプレィを噴射。たちまち敵は丸くなって離れて落ちた。それを踏み潰す！すると他の連中が落葉の下から次から次と這い上がってくる。スプレィを続ける。なかには5，6回噴射しても平気な強者もいる。続けて噴射。やっと鎮まる。とにかく立ち止まっていると次から次と出るわ出るわ。早く移動しなければ…。倒木を高巻きして脱出！こんな”ヤマビル軍団”は初の経験。自作の塩水スプレィは効果的でした。と、いうことで倒木あってもすばやく回避をして通過することです。立ち止まっては相手の思うつぼ。ご注意を！ ※ヤマビル対策は次の「その他周辺情報」に記しました。 ※布川を渡る橋は増水により利用できない場合があると思います。その際は、分岐まで戻って「札掛森の家」方面へ迂回するよいですね。 ■物見峠入口〜R70 〜駐車場 舗装道。車両の往来があります。 |
| その他周辺情報 | ■「国民宿舎 丹沢ホーム」 http://www.tanzawa-home.com/ ■「県立札掛森の家」 http://www.fudakake-morinoie.jp/index.html ■🚻 �ゝ椒雲ジ佝扮狠脇� https://www.town.kiyokawa.kanagawa.jp/soshiki/sangyokanko/275.html ��宮ケ瀬交番の裏手通り（神社の右手） �Ｌこ稜Г任垢�、P隣接の「県立札掛森の家」（入館無料）。 開館時間；09:00〜16:30。冬季09:00〜16:00。 ■ヤマビル対策 神奈川県の広報をご参照 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/t4i/cnt/f986/p10106.html ※同HPで「ヤマビル対策マニュアル」が示されています。 |
写真
今日の大山北尾根ルート／約4Kmの長い稜線／午前5時過ぎR246、車窓から／予報通り雲一つない
「札掛森の家」のゲート／ゲート開放の場合はゲートから敷地内直進で「札掛吊り橋」に通じます。
※参考／吊り橋から見たヨモギ尾根取付き地点／左は藤熊川、右はタライゴヤ沢／先日の大雨で水量は増えてますね。
吊り橋を渡ってR70への接続地点／駐車場からここまで5分ほど。諸戸尾根登山口まで3Km弱、標高差約145m。※車や単車の往来が結構あるのでご注意を。
5/24 6:42
吊り橋を渡ってR70への接続地点／駐車場からここまで5分ほど。諸戸尾根登山口まで3Km弱、標高差約145m。
※車や単車の往来が結構あるのでご注意を。
※車や単車の往来が結構あるのでご注意を。
満開のフジ／舗装道ですが、沿道の美林、沢音や季節の花、沢の景色に癒されます。
大山北尾根（分岐）ルートの登山口／お馴染みのお手製看板はアップで次…
この登山口から「境沢ノ頭」まで70分、「境沢ノ頭」から大山まで120分、同一ノ沢峠まで40分とあります。
S字カーブをショートカット／正面のガードレール末端部を上がると難なくR70に戻れます
ここが諸戸尾根への登り口／奥の鳥居を抜け、左手の神社を見送って直進です。
踏み跡を辿ると白い巡視路標識に直面します／巡視路標識をアップで、次…
⇒No.12「新多摩線に至る」の右方向へ進行！／この巡視路標識の下に朽ちた道標が…次
2つ目の巡視路標識／右奥から登ってきました／写真の左手前方面はNo.12鉄塔／大山へのルートは写真手前の尾根を直進です。
前の写真と同じ位置、同じ巡視路標柱／標柱の下、低い位置から見た進行方向の尾根と右前方への巡視路が分かる写真。大山はこの写真では直進。
5/24 8:10
前の写真と同じ位置、同じ巡視路標柱／標柱の下、低い位置から見た進行方向の尾根と右前方への巡視路が分かる写真。大山はこの写真では直進。
鹿柵の支線に注意！／ルート側の支線に躓かないように。特に下りの際は要注意
クワガタソウ（鍬形草）／とても小さいけどよ〜く観るとカワ(・∀・)イイ!!
奥は塔ノ岳、その手前は新大日＆表尾根／手前右のピークは蓬平970mと表尾根に接続のヨモギ尾根。
登ってきた尾根を振り返って／標高1100m付近／尾根が広くなって雑木林に多数の倒木ありで、”踏み跡無数”という感じ。下りの場合は要注意箇所。次も同じ…
5/24 9:38
登ってきた尾根を振り返って／標高1100m付近／尾根が広くなって雑木林に多数の倒木ありで、”踏み跡無数”という感じ。下りの場合は要注意箇所。次も同じ…
加えてアザミの群生／これが成長するともっとチクチク。”泣きっ面に蜂”😢にならぬように！
進行方向の情景／左上にテープ／どうやらGPSからも出口は近い／以後、草木の繁茂で踏み跡の視認は難しくなるでしょうね(;_:)
ここが出口／ロープを解いて一般道に合流／シッカリ閉めることを忘れず！
霞んでいて市街地の展望はご覧の通り／山頂は、男性ソロ7、女性ソロ1、パーティ5名でした／現在時刻10時09分、休憩は早々に切り上げて次、西沢ノ頭を目指します。
5/24 10:09
霞んでいて市街地の展望はご覧の通り／山頂は、男性ソロ7、女性ソロ1、パーティ5名でした／現在時刻10時09分、休憩は早々に切り上げて次、西沢ノ頭を目指します。
熊の💩？／古くない
※奥の院の柵に「熊出没注意」の張り紙があった。
※奥の院の柵に「熊出没注意」の張り紙があった。
雌蕊がながいね。それにしても色鮮やか！
撮ってばかりで前に進みません(´；ω；`)ウゥゥ
撮ってばかりで前に進みません(´；ω；`)ウゥゥ
樹々の切れ目から見え隠れする富士山／やはり日本一が見れるのと見れないのでは気分的に違います。富士山は美しくもあり不思議です。別格ですね。
1
5/24 10:41
樹々の切れ目から見え隠れする富士山／やはり日本一が見れるのと見れないのでは気分的に違います。富士山は美しくもあり不思議です。別格ですね。
モノレールの分岐点／例のネクタイ尾根は右へ／西沢ノ頭、一ノ沢峠方面は直進／分岐点に何やら手書きの文字が…次
忘れた頃現れる満開のミツバツツジ／群生でなく散見されるので余計に美しく見える。
ヤセ尾根／ヤセ尾根はガレ、ザレ、木の根、ど真ん中に巨樹が仁王立ち…と様々。都度、集中して歩く必要ありです！
猫の額ほどの山頂／うっかりすると素通りしてしいまいそう／展望ゼロ。スルーです。
文字は手彫り、白ペンキが消滅しつつあり、経年劣化が進んでいます。ここも展望ゼロ。
ヤセ尾根、しかも急斜面に塔の基礎の高さがそれぞれ違ってます。すごい技術力！※見晴らしの良いここで吹き上げてくる沢風をうけながらランチタイム😊
5/24 12:28
ヤセ尾根、しかも急斜面に塔の基礎の高さがそれぞれ違ってます。すごい技術力！
※見晴らしの良いここで吹き上げてくる沢風をうけながらランチタイム😊
※見晴らしの良いここで吹き上げてくる沢風をうけながらランチタイム😊
「県道」が読み取れる道標？／県道とは東丹沢詳細図の「大山北尾根（分岐）ルート」の登山口、R70 を意味していると思われます。損壊して落ちた文字は〇〇峠のよう。おそらく一ノ沢峠を指しているものと思われます。
5/24 12:32
「県道」が読み取れる道標？／県道とは東丹沢詳細図の「大山北尾根（分岐）ルート」の登山口、R70 を意味していると思われます。損壊して落ちた文字は〇〇峠のよう。おそらく一ノ沢峠を指しているものと思われます。
境沢ノ頭に立つこの看板の「緑を大切に」No.16、No.17 は、推察するに送電鉄塔を指しているものと思われます。
地形図とコンパスを読みながら一ノ沢峠へと歩を進めます。一ノ沢峠は直進！
大きい根：靴／幹回り3m弱くらい。
巨樹の定義＝地上130�僂隆寛鵑蠅�3m超だそうで（環境省）
巨樹の定義＝地上130�僂隆寛鵑蠅�3m超だそうで（環境省）
オッ！この先キケン立入禁止！？トラロープもあるが、横にかわしてあり、通せんぼじゃなさそう。ロープの劣化具合からみて、相当以前に何かの工事のため設置したものだろう。注意しながら進行！
5/24 13:13
オッ！この先キケン立入禁止！？
トラロープもあるが、横にかわしてあり、通せんぼじゃなさそう。ロープの劣化具合からみて、相当以前に何かの工事のため設置したものだろう。注意しながら進行！
トラロープもあるが、横にかわしてあり、通せんぼじゃなさそう。ロープの劣化具合からみて、相当以前に何かの工事のため設置したものだろう。注意しながら進行！
東（左隣）の尾根には新多摩線の鉄塔／展望の利かない尾根道で鉄塔は自分の位置情報に有効、心強いですね。
ヤセ尾根／この付近で比較的新しいテープが見られますが、林業関係者向けのよう。
一ノ沢峠だ！(´▽｀) ホッ／
その昔、ここは札掛から煤ヶ谷へと通じる交通の要衝だったようです。調べてみよう！
その昔、ここは札掛から煤ヶ谷へと通じる交通の要衝だったようです。調べてみよう！
案の定、居ました。塩水をスプレィした直後の容姿。
丸まって動かなくなったところを踏み潰しました。
丸まって動かなくなったところを踏み潰しました。
倒木で立ち往生している間にヤマビルが靴に、ズボンの裾に2匹、3匹と…。すかさず携行した塩水をスプレィ。3回ほどのスプレィで丸まって落ちました。しかし、動かずに立ったままだと、次から次と落葉の下から出るわ出るわ…です。ヒルへのスプレィと靴とズボンの裾にスプレイして、倒木を高巻きして脱出！パニクッテ写真撮れず(;_:)。
写真は倒木箇所を振り返って撮影。ヒル軍団に遭遇したのは初でした。とにかく立ち止まらないこと。ヒルは1分間に1m移動できるそうですよ。
2
5/24 14:20
倒木で立ち往生している間にヤマビルが靴に、ズボンの裾に2匹、3匹と…。すかさず携行した塩水をスプレィ。
3回ほどのスプレィで丸まって落ちました。しかし、動かずに立ったままだと、次から次と落葉の下から出るわ出るわ…です。ヒルへのスプレィと靴とズボンの裾にスプレイして、倒木を高巻きして脱出！パニクッテ写真撮れず(;_:)。
写真は倒木箇所を振り返って撮影。ヒル軍団に遭遇したのは初でした。とにかく立ち止まらないこと。ヒルは1分間に1m移動できるそうですよ。
3回ほどのスプレィで丸まって落ちました。しかし、動かずに立ったままだと、次から次と落葉の下から出るわ出るわ…です。ヒルへのスプレィと靴とズボンの裾にスプレイして、倒木を高巻きして脱出！パニクッテ写真撮れず(;_:)。
写真は倒木箇所を振り返って撮影。ヒル軍団に遭遇したのは初でした。とにかく立ち止まらないこと。ヒルは1分間に1m移動できるそうですよ。
陽の射さない湿っぽい沢沿いのルート／これから秋までヒルの活動期。この時期、ここは二度と通りたくないルート。
次の写真の橋が増水で使用できない場合は、道標の「札掛森の家」方面へ迂回が安全かも。※新版「東丹沢登山詳細図」に新たに記載されています。
5/24 14:26
次の写真の橋が増水で使用できない場合は、道標の「札掛森の家」方面へ迂回が安全かも。
※新版「東丹沢登山詳細図」に新たに記載されています。
※新版「東丹沢登山詳細図」に新たに記載されています。
感想
■感想
□ 今回はいつも眺めてばかりの丹沢山塊の大御所である大山のあのなだらかに見える北尾根を歩いてみようという思いからです。当初、プランでは未踏の北尾根（分岐）ルート〜大山〜諸戸尾根ルートでしたが、時間的にみて折角なので反時計回りで、しかも一ノ沢峠まで足を延ばして物見峠入口まで歩いてみようという試みです。
□ 殆どVRですが事前の情報収集、分析からポイントとなる地点をクリヤーできると判断、決行しました。そのポイントは、�―�戸尾根の2つの分岐点（巡視路標識） ��同尾根の標高1100m付近以降の広い尾根 �６�沢ノ頭〜一ノ沢峠間の3つ支尾根。
□ 事前にGPSにルートを入力したり地形図読みを行ったりで予習していたことが功を奏したといえます。特に、見通しの利かない樹林帯では自分が今どこにいるか？を常に認識すること。それには、先ずは正確な高度を把握すること、そして、地形図と照合（併せてコンパスで進路を確認）すること、念押しにGPSでルートを逸脱していないかを確認する（素人の私的な考えです）。
□ 特にソロの場合、ベテランの皆さまには釈迦に説法ですが、怪我等で自身が動けなくなること、これは絶対避けなければなりません。ので、どんな場所でも動いている間は1歩1歩意識しつつ安全な場所に確実に足を置く（3点支持の意義）ということを心掛けています。以前は、何でもないところで滑って捻挫をしたり、一瞬気を失ったこともありました( ´艸｀)。それ以来、教訓が効いているのか幸い無事故です😊。
□ そして、今回は時期的にヤマビルとの遭遇は予想し武器（塩水スプレィ）を携行しましたが、最後の一ノ沢峠を降りた湿地帯で遭遇！ 即、スプレイで反撃できたことで喰いつかれるのは避けられました。あのグロテスクな容姿、クネクネの動きはには身震いします。神奈川県のマニュアルでは対策の他、生態なども知ることが出来とても参考になりました。
□ 最後に、今回も無事に山行できたことはこの上ない喜びでした。山の神、登山道、山地の維持管理に携わる方々に感謝感謝です。そして、レコ会員zuppy1519さんの「2019年03月09日 (日帰り) 丹沢」を一部参考にさせていただきました。ありがとうございました。
― おしまい ―
拙い報告に最後までお目通しくださりありがとうございました。
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