三つ頭・権現岳

2012年04月30日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,260m
• 下り: 1,244m

コースタイム

5:00　-　5:10天の河原　-　7:30前三つ頭(朝食)7:50　-　8:40三つ頭9:00
-　10:15権現岳山頂(昼食)

11:00権現岳山頂　-　12:00三つ頭　-　12:40前三つ頭　-　14:35天の河原　-　15:00天女山駐車場

天候

曇り。上空のかなり高い位置で曇っていた為ガスは無く展望は遠くまで可能だった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天女山駐車場を利用。広くてきれいな駐車場でした。

コース状況／危険箇所等

まだまだ残雪期の八ヶ岳。場所によっては踏み抜くと腿まで埋まる事もしばしば。
逆に雪の少なくなった標高の低い箇所のほうがアイスバーンになっていたりして怖いと感じた。
アイゼンはまだ早いかなという時点で着けておいた方が良い。

山頂直下は一気に急傾斜となり、トラバースは慎重に歩く必要がある。
軽アイゼン+ストックで十分山頂まで行ってこれたが、まだまだ10本爪以上+ピッケル
の装備があったほうがより安全に行動出来ると思った。

写真

4/30 4:59

スタート

4/30 5:10

天の河原

4/30 5:12

天の河原より薄っすらと富士山

4/30 6:08

ここでアイゼン装着

4/30 6:57

甲斐駒・仙丈アップ

4/30 7:32

前三つ頭より三つ頭方面

4/30 8:40

三つ頭からの最高の眺め

4/30 8:41

赤岳山頂に人が…

4/30 8:50

雪庇がまだ残っています

4/30 9:53

ちょっと怖いトラバース

4/30 10:07

山頂下の祠

4/30 10:19

赤岳をバックに登頂記念

4/30 10:26

奥には蓼科も

4/30 14:39

八ヶ岳にも段々と春が…

4/30 14:40

天の河原までなら子連れでも来れそうです

撮影機器：

Canon EOS 40D Canon

感想

alex_ss

この連休は1泊2日山行のお誘いがあったけどちょっと時間が作れない。
ということで急遽予定を組んだのが今回の山行。

前日伊豆まで行く予定なので、そのまま丹沢…とか行きたいトコは山ほど出てくる　(山だけに)
去年のGWは北横に行ったな〜、2月は天狗諦めちゃったな〜なんて思い出してたら八ヶ岳に
行きたくなって結局はアクセスが一番近い権現岳に決まった。

5:00　駐車場を出発
しばらく歩くとすぐに天の河原に着いた。
ここで既に迫力の南アルプスと富士山に出迎えられテンションが上がった。

しばらく展望の無い樹林帯を進む。
風の音と鳥の囀りしか聞こえてこない。他の登山者にも会う気配は無い。
この静けさがまた単独で行きたくなる1つの要因なのかもしれない。


好きなだけ写真撮って、好きなところで休む。
そして何よりも往復10時間自分との対話が存分にできる。

のんびりゆっくり歩いているとやがて前三つ頭に着いた。

出発が早かったので、ここで三つ頭を眺めながら朝飯。

更に尾根を登って行き三つ頭への最後の坂を登り切ると…
八ヶ岳南側の山々が鎮座!赤岳、中岳、阿弥陀岳、そしてこれから向かう権現岳

最後の急坂はトラバースして巻いていきます。結構な斜度で正直ビビりました。
トレースに感謝!感激!無かったらここで諦めて下っていたと思う。

10:15思ったより時間がかかり5時間掛けて山頂に到着。
山頂は狭い岩場ですが誰も居なくて独占状態。写真撮りまくりです。

山頂の岩の間で風を凌ぎ昼食を。風さえ凌げれば寒くは無く快適だった。

11:00山頂を後にし下っていきます。下って下って下って下って…え、まだ?
となること数回w　天の河原まで下ってきました。駐車場はスグソコ!

15:00駐車場に到着。往復10時間。予定を1時間近くオーバーした。
ある程度間をあけてしまうと体が鈍るんだろうか・・・まぁ雪もあったし・・・

反省と分析も次回に繋がる登山の一部だと…受け売りですがw

振り返ってみると出会った人は2パーティー3人と少なく本当に静かな山を静かに堪能する形となった。

日常の色々なシガラミから離れ、自分自身を見つめ直し歩いてみた。
頭の中がリセットされた様で今日は妙に頭の中がスッキリしている気がした。

夏には嫁の許可を貰って、テント担いでどこか縦走してきたいな〜。