鹿島槍ヶ岳&爺ヶ岳(扇沢起点テント泊)
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- GPS
- 32:30
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 1,940m
コースタイム
4/29 冷池山荘5:30-鹿島槍ヶ岳南峰-9:00冷池山荘10:45-爺ヶ岳南峰-16:20扇沢 行動時間9:15(含む休憩時間)
天候 | 4/28 終日快晴 4/29 快晴のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・7時過ぎの時点で柏原新道登山口駐車場の空きは残り2台 |
写真
感想
前日まで
月一山行の5月の回は5/2〜3に鹿島槍ヶ岳、5/4に常念岳or蝶ヶ岳のダブルヘッダを計画。
但しGWの天気は前半は良く後半は悪い予報だったので、急遽仕事の都合と嫁の了解を得て、4/28〜30の同プランに変更。
1日目
3時前に家を出て特に問題無く7時過ぎに扇沢手前の柏原登山口に到着。
登山口駐車場はほぼ満車で残り2台分のスペースしかなく、すぐ満車に。
登り始めからすぐに雪道となるが、ゆるいためアイゼン不要。(結局この日はアイゼンを装着することは無かった)
1時間ほどで南尾根への看板に。
雪道は踏み跡多くまた赤テープもあるため、道に迷うことはないが、雪がゆるいのと樹林帯は枝が多く、夏道と違い歩きにくい。
ジャンクションピークを過ぎて少し行くと雪は消えて、そこから雪の無い尾根道を爺ヶ岳南峰まで続いていく。
久々の雪山テント装備ですでに体力をかなり使い果たし、この尾根道にてかなりのペースダウン。
但し文句なしの快晴で、針ノ木岳ほかの山容が良く見え、テンションだけは上がっていく。
予定より遅れて爺ヶ岳南峰へ到着し、20分ほど休憩。
途中から見えた立山と劔岳に加え、鹿島槍ヶ岳も見えて更にテンションアップ。
ここから冷池山荘までは再びゆるい雪道となり、特に樹林帯に入ってからはズボズボの雪に更に難渋し、予定より大幅に遅れて山荘に到着。
テント場は小屋のすぐ傍だが、GW初日につき整地がされておらず、1時間以上かけて整地とテント設置を実施。(この日はこれが一番疲れました)
冷え込みはさほど無くテント内でも1℃程度で、フリース+ダウンジャケット+モンベルシュラフ#1で快適な一夜を過ごす。
2時ごろにトイレで一度起きた時には月も沈み、満点の星空を堪能。
2日目
4時頃起床し、5時前にテントを出るが、隣のテントの若者に「もう朝日出ましたよ」と言われあわててご来光を拝む。
行動食と水のみの軽身で5時半ごろに鹿島槍に向けて出発。
山荘から30分ほどは雪道で早朝につきアイゼンがよく刺さるが、その後は山頂まで夏道を歩く。
この日も朝から快晴で鹿島槍南峰山頂からは白馬ほかの後立山、立山&劔が良く見える。
帰りは雪はすでに緩んでいて、雪道もノーアイゼン。
山荘に帰着後、テントを撤収してから鹿島槍を見ながらゆっくり休憩して扇沢への帰路へ。
あいからず緩い雪に難渋しながら、爺ヶ岳に到着。
20分の休憩後、雪の無い尾根道を再び経由してジャンクションピークへ。
前日は全く無かったが、この日はテントが6,7張りほど有。
冷池のテント場で隣だった若者グループも今日はジャンクションで一泊と言っていたが、ここでテン泊する人は多い模様。
すでに体力をかなり消耗していたので、翌日の常念は止めて自分もここでテン泊したかったが、食糧は一泊分しか持ってこなかったので、あきらめてそのまま下山に。
雪原の斜面はまあまあ快適に歩くことができたが、樹林帯に入ってからは行き以上に歩きにくかったので、ここで持ってきたワカンを初めて装着。
しかしながら斜面が急になると、つぼ足以上に滑ってしまい逆に危険だったので、わずか10分ほどて使用停止。
その後、体力、足共に疲れ切った状態で登山口まで無事到着。
下山後
すぐに恒例の大町温泉薬師の湯に直行し、のんびりと疲れを癒す。
疲れ具合と嫁からの早目に帰るようメールで指示があったので、翌日の日帰り山行は常念よりも2時間コースタイムが短い蝶ヶ岳に決定。
夕飯は途中のガストで家族連れの隣の席でイタリアンハンバーグを一人山と高原地図を見ながら食べる。
コンビニで買い出しをし、暗闇の鳥川林道を走り、20時頃に三股駐車場に到着。
20台ほど車あるが、車中泊やテン泊は自分だけの模様。
さっさとテントを設営し、21時頃に就寝。
今回の教訓
・結果から言えば今回ワカンは全く不要だった。テン泊装備の場合は100gでも軽くする必要があるので、登山前の周りの人の状況も参考にして、ギリギリまで悩むこと。
・テン泊装備の雪山は夏山以上に体力と時間を消耗するので、ビバークも想定して食糧を余分に持っていくこと。
全般
とにかく二日とも好天に恵まれ、最高の残雪登山を満喫できました。急な日程変更にも関わらず三日の自由時間を了承してくれた嫁さんに感謝です。
憧れの一つ 鹿島槍・・・うらやましいです。
やはりライチョウもいたんですね。快晴だけでもお腹いっぱいなのに・・・いいなぁ
自分も行きたいと思ってるのでまたアドバイスください。
お疲れ様でした
nobuharuさん、こんにちは
行かれたんですね!!鹿島槍!!
天候も良かった様で1泊で〜とはウラヤマシイ〜
自分も扇沢基点の登山の時は大町温泉薬師の湯
が定番です。(あそこのダムカレーをいつか食べてみたいのですが...)
コメント頂きありがとうございます。
2日共に天気良く景色も最高でしたが、アイゼンの出番が二日目の朝30分だけで、夏道を歩く時間も多かったので、自分としてはもう少しアイゼンが活躍できる雪山を堪能したかったです。(贅沢でな要望ですが)
とは言うものの、今回は大満足の山行でした。
それでは。
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