扇沢から針ノ木岳〜爺ヶ岳周回☆ZEBRA感半端ない久しぶりの北アルプス
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- GPS
- 21:20
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,456m
- 下り
- 2,487m
コースタイム
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:57
天候 | 5月25日(土)快晴 5月26日(日)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上信越自動車道・長野ICより60キロ・所要時間1:10ほど。 《駐車場》 大町市市営無料駐車場 第1(上段)と第2(下段)があり、合計230台くらい駐車可能。 この時期まだガラガラでした。 《コンビニ》 大町アルペンライン途中の、西原交差点のファミリーマートが最終コンビニ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》 針ノ木岳登山道入り口右手に、専用用紙や筆記具と共に設置されております。 《コース状況》 【全体的に・・】 際立った危険箇所はないが、一部慎重を要する箇所あり。 大半は夏道を歩けるのでルートも明瞭ですが、爺ヶ岳の南尾根など一部ルートファインディングが必要なポイントもあり。 この時期ピッケルとアイゼンは必須だが、ワカンを使うような状況ではなかった。 【扇沢〜大沢小屋〜マヤクボのコル〜針ノ木岳】 扇沢駅を右手に通り過ぎ、しばらく進むと針ノ木岳登山道入口。 針ノ木雪渓に取りつくまでほとんど雪はなかったが、まだ残雪期ルートを歩けます。 雪渓はまだまだ雪がたっぷりで、特に今回歩いたマヤクボ沢ルートは傾斜がキツいので滑落注意。 マヤクボのコルから針ノ木岳はほぼ夏道を歩きますが、一部足元に凍った雪が残っており、掴もうとすると岩場も激しく崩れる箇所があるので要注意。 【スバリ岳〜赤沢山〜岩小屋沢山〜種池山荘】 スバリ岳直下はやや急坂な上に残雪もあったので慎重に。 そこから赤沢岳までは終始夏道ですが、山頂手前は急なガレ場が続くので滑落・落石注意。 新越山荘あたりまでほぼ夏道で、それ以降は岩小屋沢山から種池山荘まで夏道と雪道半々くらい。 今回終始ノーアイゼンで歩きましたが、所々トラバースする箇所があるので、雪質によっては要アイゼン。 また2523mピークあたりでルートを見失いましたが、普通に尾根筋で歩くのが正解だと後で気付きました。 【種池山荘〜爺ヶ岳〜南尾根】 種池山荘周辺に残雪はあるものの、種池山荘〜爺ヶ岳南尾根はほぼ夏道。 南尾根は山と高原地図にそのルートの記載はありませんが、たくさんのピンクテープや踏み跡もそこそこあり、破線ルートレベルのように感じました。 JPに黄色い案内板があるので支尾根に迷い込まないように気をつけましょう。 《キャンプ地》 赤沢岳直下の平坦地 事前に調べた情報を元に雪上幕営を想定・計画するも、稜線上にほとんど雪が残っておらず、単なるビバークになってしまいました。 岩小屋沢山〜新越小屋〜種池山荘あたりはまだ雪が残っていたので、そこまでたどり着ければ雪上幕営可能。 周辺に少し残雪があったので、水はどうにか作れました。 《水場》 針ノ木雪渓をつめる途中、右側に雪解け水の流れがいくつかあり。 標高2000〜2100mあたりのポイントで3リットル補給。 |
その他周辺情報 | 《温泉》 ○大町市コミュニティセンター上原の湯 日帰り入浴 500円 営業時間 9:00〜20:00 mont-bellカード提示で100円引き アルカリ性単純温泉 源泉掛け流し http://www.s-seiun.co.jp/shisetsu/wappara/ ○ぽかぽかランド美麻 日帰り入浴 600円 営業時間 10:00〜21:00 アルカリ性単純温泉 http://miasa-pokapokaland.com/spa/ |
写真
感想
久しぶりに二人そろってテント泊で山歩きしたいと思った先週末。
当初はまったり那須岳を歩こうと計画していたのですが、煙草屋旅館に電話するもテント泊の予約はいっぱいとのこと。
5月の快晴の土日じゃ、まぁそうなるよね〜とちょっとガッカリ。
私の引き出しが少ないせいか、この時期テント泊で楽しい山が見つからない。
そんな中、ヤマレコでぼんやり探していると、これだ!と思ったのが今回歩いたルート、扇沢からの針ノ木岳〜爺ヶ岳周回ルートでした。
今年はもう雪の上を歩くことはないだろうと思ってたけど、まさかまたピッケルを押し入れから出すことになろうとは(^-^;
今年はどこも残雪が多いからこちらの稜線上にもまだ雪は残っているだろうと考えたし、下界から見上げた時もやっぱりまだまだ雪山の風景だなと思いましたが、実際上がってみると稜線上はビックリするくらい雪が少なかった。
今回は雪上幕営を計画した山行だったけど、その点はちょっと残念だったし、ちょっと想定が甘かったな。
ただ残雪期の北アルプスの風景は本当に美しかった。
4年前の同じ時期に常念岳から燕岳まで歩きましたが、真夏とは一味違ったその風景に驚き、感動した記憶があります。
今回歩いたルートも6年前の夏に一度歩いたことがあったけれど、やっぱりあの時とは別ものの風景だなあと感動した2日間でした。
私は今まで見たことがないような風景に出会いたいと思って山を歩いてますけど、それは歩く山やルートだけではなく、歩く季節によってもその印象がかなり変わるもんだなあと改めて気付かせてくれたような。
だから、最近日本百名山を歩き終えたばかりだけど、季節を変えて再訪したいなあと思ったり。やっぱり山って深いよね〜
それにしても・・写真のあるレコ作成って本当に楽だわ(^-^;
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