残雪の立山・剱 〜剱御前小屋に泊まる
- GPS
- 26:01
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 859m
- 下り
- 871m
コースタイム
30日:御前小屋3:50 - 4:35別山南峰5:25 - 5:55御前小屋7:20 - 8:50雷鳥平 - 10:20室堂
天候 | 29日: 晴れ のち 曇り 30日: 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・扇沢〜室堂 往復 8,800円 10kg以上の手荷物 片道600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:室堂ターミナルにあるとのことだが、未確認 ■登山道の状況: ・室堂〜雷鳥平 積雪あるがアイゼンは不要 ・雷鳥平〜剱御前小屋 雪の急登で朝晩は凍結の可能性あり アイゼン・ピッケル必須 ・剱御前小屋〜別山 ところどころ積雪あり アイゼン推奨 |
写真
感想
連休初日の28日朝から山岳写真ASAの仲間と立山に入る計画だったのだが、前日の仕事が長引いて夜に出発できず。
やむなく一日遅らせて山小屋で合流することにした。
28日夜に自宅を出発して夜半に扇沢の市営駐車場に車を入れると、空は良く晴れていて真上の真ん中を大きな天の川が流れているのが見える。
明朝の天気に期待して車中で仮眠する。
翌朝6時30分発の臨時始発バスで扇沢を出発。何回もの乗り継ぎもかなりスムーズにいって、8時には室堂ターミナルに着いてしまった。
ターミナルの中で簡単に食事と準備を済ませて外へ出てみると、快晴の上に無風でかなり暖かい。
歩き出す前に上着を脱いでしまい、サングラスをかけて雷鳥沢方面へ向かう。
第一印象としては雪が少ないなあ、という感じ。二年前のGWとは雪質もかなり違ってグズグズしている。
雷鳥平まで下って来ただけでかなり汗をかいてしまったので、これからの500mの急登がずいぶん心配になる。
称名川の辺りでアイゼンを着け、いよいよ雷鳥坂の登りに取りかかる。
前にも後ろにも沢山の人がつながっている。大半はスキーヤー、ボーダー。
中にはこの急坂をスノーシューで登っている人もいて、さぞや大変ではないかと思う。
この暑さなので、汗をかき過ぎないように十分ゆっくり休み休み登るつもり。
雷鳥平から3時間かかっても良いと思って登り始めたのだが、どうしても周りの人たちのペースを意識してしまい、結局2時間ほどで剱御前小屋に到着してしまった。
標高が上がると気温もだんだん下がったので、心配するほど汗だくにはならなかった。
小屋で前日から泊まっている5名と合流。
お昼を前に既に飲んでいたので一緒にビールを頂くが、登って来たばかりだったからか、結構まわる。
午前中は真っ青な空だったのだが、午後から次第に高いところに雲が出てきた。
3時半過ぎから剱御前山に登って夕景を狙おうとするが、太陽が雲に遮られてしまい、山肌に陰影がつかない。
夕食の後に再度外へ出てみるが、夕陽も雲の向こうで光は差さず、撮影を諦める。
2日目の朝は3時半に起きて外を見てみるが星は見えない。
迷ったが、3名だけで別山へ向かう。
4時半頃に南峰の頂上に着いて三脚を構えて待つが、日の出の時刻が過ぎても光は差さず、がっかりして小屋に戻る。
朝食の後、7時半前に6名で下山開始。
急坂の下降は膝に負担もかかり、非常にきつい。
1時間半ほどで雷鳥平まで下って来たが、最後の室堂への登り返しが待つ。
できるだけ緩やかにしたいために雪上車の通る道をかなり大回りして歩くことにしたが、ダラダラの登りが長時間続いて却って疲れた。
10時半少し前にターミナルに着き、立山駅方面に車を止めた5名と別れて扇沢へ戻った。
大町付近はちょうど桜が盛りだったようで、沿道にはピンクの景色がずっと続いてきれいだった。
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