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Yamareco

記録ID: 1873291
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

20050503-04三方崩山→間名古ノ頭→野谷荘司山、テント泊

2005年05月03日(火) ~ 2005年05月04日(水)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.2km
登り
2,642m
下り
2,532m

コースタイム

1日目
山行
6:24
休憩
3:09
合計
9:33
8:15
33
三方崩山登山口
8:48
8:58
97
林道終点
10:35
10:47
39
約1420m休憩
11:26
11:41
51
1624m
12:32
12:43
8
約1850m
12:51
12:57
12
約1900m
13:09
13:38
0
1956m
13:33
13:38
17
約2005mP
13:55
14:01
13
約2035mP
14:14
15:02
13
15:15
15:16
52
約1945m鞍部
16:08
16:14
9
奥三方山手前
16:23
17:03
22
17:25
0:00
16
約1915m鞍部
17:41
0:00
2
鎌ヶ峰1980mP
17:43
約1950m地点
2日目
山行
8:36
休憩
3:43
合計
12:19
5:11
27
約1950m地点
5:38
0:00
4
約1835mP
5:42
5:48
9
約1805m鞍部
5:57
0:00
18
約1840mP
6:15
6:18
20
1822mP
6:38
6:43
34
約1865mP
7:17
7:33
45
約1960m急斜面下
8:18
9:18
9
間名古ノ頭
9:27
9:29
33
10:02
10:30
23
約1670m稜線
10:53
10:58
42
1722mP
11:40
12:05
25
約1675m鞍部
12:30
12:48
7
12:55
0:00
25
1645m鞍部
13:20
0:00
15
1756mPの肩
13:35
0:00
22
約1685m窪地東側鞍部
13:57
13:58
6
1780mPの肩
14:04
0:00
8
14:12
14:19
36
約1770mP
14:55
15:40
7
15:47
15:49
9
15:58
0:00
78
17:16
0:00
14
約920m尾根外れる
17:30
約725m大窪登山口
050503(火)所要時間9h28m
三方崩山登山口815→848林道終点858→1035約1420m休憩1047→1126 1624m1141→1232約1850m1243→1251約1900m1257→1309 1956m1338→1333約2005mP1338→1355約2035mP1401→1414三方崩山1502→1515約1945m鞍部1516→1608奥三方山手前1614→1623奥三方山(偵察タイム含む)1703→1725約1915m鞍部→1741鎌ヶ峰1980mP→1743約1950m(幕営)

050504(水)所要時間12h19m
幕営地511→538約1835mP→542約1805m鞍部548→557約1840mP→615 1822mP618→638約1865mP643→717約1960m急斜面下733→818間名古ノ頭918→927約2015m鞍部929→1002約1670m稜線1030→1053 1722mP1058→1140約1675m鞍部1205→1230妙法山1248→1255 1645m鞍部→1320 1756mPの肩→1335 約1685m窪地東側の鞍部→1357 1780mPの肩1358→1404約1755m鞍部(もうせん平付近)→1412約1770mP1419→1455野谷荘司山1540→1547鶴平新道分岐1549→1558赤頭山(1602mP)−(コースミス含む)→1716約920m尾根外れる→1730約720m大窪登山口
天候 二日とも晴
過去天気図(気象庁) 2005年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
大津SAで仮眠
平瀬温泉近くの三方崩山登山口付近の路肩に駐車
大窪登山口→タクシー\4790+100→三方崩山登山口
その他周辺情報 平瀬温泉公衆浴場、\330

感想

20050503-04白山山系:三方崩山→間名古ノ頭→野谷荘司山縦走
 2005年GWは登山三昧\(^o^)/ということでGW後半の三連休は白山山系の三方崩山→間名古ノ頭→野谷荘司山を縦走してきました!この時期、白山には山スキーヤーを含めて多くの入山者がいるだろうし、笈ヶ岳、大笠山などもそれなり登山者がいると思いますが、今回のコースにメジャーな山は無く、山行中出会った人間は1パーティのみ、トレールもほとんど無し、ほとんど貸切状態の静かな尾根歩きを楽しむことができました。個人的には三方崩山→間名古ノ頭の稜線には登山道は無くこの時期ならではの静かな穴場的渋系縦走コースと以前から機会をうかがっていた次第です!今年は残雪が多いせいか、心配していた薮はほとんど無く通過することができました\(^o^)/
 当初は2泊3日の予定でしたが、天候に非常に恵まれ、1泊2日で歩くことができました!!!

5月2日(月)、3日(火)
 仕事が遅くなって出発できたのは12時前、大津SAで早くも仮眠(-_-)zzz更にその後秦荘PAでも最仮眠(^_^;)荘川ICから平瀬温泉の三方崩山登山口に着いたのは朝8時近い時間。156号線バイパスの路肩に車を置いて8時15分出発!
 最初はダートの林道、林道終点が登山口、水場がある。新緑の緑が目に優しい!沢沿いの道からジグザグに登って尾根にたどりつく。残雪が出てきて道を隠し、急な尾根上の踏み跡を登った。約1200mで傾斜が緩み登山道と出合う。ブナの新緑、心が洗われる。しばらくは尾根上の登山道が出ていた。途中、四等三角点あり。
 1400m近くなると残雪が増え、新緑はまだとなった。この辺りで休憩、サングラスをつけた。
 1624mから崩壊地が出てくる。特に1956mから約2030mP手前鞍部までが注意箇所。ヤセ尾根に雪が付いている。約2000mPの登りは針葉樹の急傾斜のヤセ尾根に残雪が残り、慎重に登った。そこ以外は、今回は特に問題なく登ることができた。
 2058.8mPの三方崩山まで歩き出してから約6時間!随分時間がかかってしまった。この山頂は東側半分が樹林が無く展望良好!猿ヶ馬場山等の向こうに北アルプスの峰が霞んでいる。御岳から槍穂高、笠、黒部五郎、薬師あたりまでは何とか見ることができた!樹間に奥三方岳、その奥に白山が神々しい!ここは携帯がつながり、自宅にメール、職場に電話。
 この先、間名古ノ頭を越えるまでは登山道は無い。薮や岩場が懸念されるが今年は残雪が結構多そうなので少し安心できた。
 約1945m鞍部への下りはやや北側を回り込み、笹薮を2回突っ切って降り着いた。もっと北側を回り込めば残雪上を薮こぎ無く歩くことができる感じである。この鞍部は広いが風が強そうで、樹林は無く草原状、初夏の頃はお花畑か?
 奥三方岳へはまずは雪の急斜面、その上はまさに残雪の稜線漫歩!2150mPの奥三方岳は雪の頂上、360度の展望!やはり雪をまとった白山は素晴らしい!休憩して、下る方向の偵察。奥三方岳東側の窪地、北側直下の窪地は幕営適地だったが、明日以降の事を考え少しでも先に進むことにした。
 奥三方岳からは約235mの急な下り。稜線の北東側の雪面を辿る。急な所は後ろ向きに下った。鞍部からは短いが急な登りで1980mP、エアリアマップでいう鎌ヶ峰。越えた直下に左手に白山を見渡せる平地、時間も遅いし、迷わずここを今日のテン場に決定!暮れゆく白山、明けゆく白山、素晴らしいテント場でした!

5月4日(水)
 この日も快晴!朝食を済ませ、テントを撤収、アイゼンをつけて5時過ぎに出発!
 奥三方岳→間名古ノ頭の間には5つピークがあり、その一つ目は昨日越えている。ということで今日は4つ越えて、5つ目が間名古ノ頭ということになる。この間は概ね稜線の北側の雪面を辿ることができた。
 一気に鞍部に下り、短い急な登り、ここでアイゼンが不調に!登山靴を新しく買ってからサイズを合わせていなかった模様!こういうときに限って六角レンチを持ってきていなかった・・・が、前日はアイゼンは不使用、今日も早朝とはいえ雪面は硬くなくアイゼン無しでいくこととした。
 一つ目の約1830mPを越え、二つ目の約1840mPへの登りも急、途中ほんの少しだけ雪が途切れ薮に入った。このピークから間名古ノ頭手前までは残雪の稜線漫歩!幕営適地多数!三つ目の1822mP付近からは樹林も疎らになる。白山がどんどん大きくなってくる!
 四つ目の約1860mPを越え、間名古ノ頭への登りに入る。約1900mまではノンビリ気分。急斜面の下、約1960m地点でしばし休憩。ここからが今回の縦走の核心部、稜線の西側にどうにか雪が繋がっており、キックステップで足場を固めて慎重にに一歩一歩登った。約2010mまで登ると傾斜は緩み、またまた稜線漫歩状態(^o^)タラタラと登りようやく2123.9mPの間名古ノ頭到着!!!
 相変わらず快晴!!!写真をパチパチ撮りながら休んでると唐突に3人パーティがやって来た!今回の山行中に出合った唯一の登山者達!前日は中宮道を登りゴマ平まで9時間、今日は白山に登り明日加賀禅定道を一里野に下山するとの事である。彼らが去り、約1時間も休憩後出発。
 一下り後、3人組の足跡と別れ、登山道とは違って、右に約2015m鞍部に下り、オモ谷源頭のシンノ谷を下る。下部では所々水流が見えており、水の補給が可能なところもあった。
 約1670m付近で稜線に戻る。ここからは登山道があり、雪が消えていても気が楽である(^_^)一登りでたおやかな稜線、妙法山手前まではまたまた稜線漫歩!妙法山手前の鞍部で休憩、日差しが強く暑くて、ミルク氷がおいしい!
 妙法山は登りも下りも急斜面で疲れるが、展望はすこぶる良い!今日の行程をほぼ見渡せた!11年前に登った大笠山、笈ヶ岳も大分近く見えるようになった!
 次の1756mPは夏道のように東側を巻いた。次の1780mPへは夏道のように窪地の東側から登った。頂上は東側を巻き、下ったあたりがもうせん平か!そこから一登りした約1770mPで休憩。最後のピーク、野谷荘司山が近い!
 細かいアップダウンの雪の稜線を歩いていくとやっとこさ野谷荘司山到着!3年前のGWに来た時は雪が少なく、山名表示が見えていたが、今日は雪の下である。ここで最後の大休止!2泊3日の予定だったが、まだ時間があるので今日中に下山することにした。しかし、もうバスには間に合わないので、携帯でタクシーの予約。今日下山する旨、自宅にメール。便利になったものだ!!!
 45分の休憩後下山開始。ここからはまだ足跡が残っている!鶴平新道分岐から快調に下るが、調子に乗りすぎて、約1400m弱の付近で北側に落ちる枝尾根に入り込んでしまい、タイムロス(^_^;)1250m以下になると再びブナの新緑が美しい!登山道を辿ることが多くなるが、あまり整備されていない感じ。約920m付近で尾根を外れ、沢状の所をジグザグに下り、登山口到着!
 しばらくすると予約していたタクシーがやってきた。車を置いてある平瀬温泉付近の三方崩山林道入口まで20分弱、4790円+迎車代100円。新しい温泉施設が5/19にオープンするとの事だが、昔ながらの平瀬温泉公衆浴場(\330)で汗を流して帰阪とあいなりました。

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