九州脊梁最高峰 烏帽子岳〜国見岳 周遊テン泊縦走【動画】
- GPS
- 22:07
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,223m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
12:00 樅木(もみぎ)登山口 -(30分昼食)- 14:50 烏帽子岳 - 15:15 展望岩 15:25 - 16:00 五勇山 - 17:10 小国見(こぐにみ)岳 - 17:50 国見岳(山頂直下でテン泊)
5/5(土)
8:10 国見岳 - 9:50 樅木登山口
天候 | 開始前の道中霧、開始時〜終了時晴れ 山頂は5〜8mほどの風、夜9時頃の気温8度、最低5〜6度と思われる |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八代市泉町 泉第八小学校(0965-67-5220)方面へ あくまで方面で、途中から上下に分かれる道路を右へ抜け登山道へ。 登山道入口付近は約20台ほどがパラバラと停められる感じ。 GWの中日ですが当日は12〜3台かな? ま、手前に停めれば何とかなりそう、最後はゲートが閉まっているのでそれ以上 車は進めず徒歩になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・樅木の烏帽子登山口から烏帽子岳までの登山道のスズタケは綺麗に刈られていましたが、五勇本谷登山口からの登山道のスズタケは刈られていませんので注意してください。 ・五勇山に山頂標識はありません。 ・力水の水場は見つけられませんでしたが、下山後、再度インターネットで調べると国見岳から高岳方面へしばらく下り右手とあったので、100mほど下った右手に谷が突き上げているところだと思われます。 ・樅木の国見登山口は、国見新道をご利用ください。旧道は急登な上に相当荒れています。 ・烏帽子岳はゲート手前100mから登り、国見岳旧道はゲート奥200m、さらに進むこと奥300m(?)に国見岳新道(旧道の急登は写真参照) 【携帯】auのみ国見岳周辺でメール送受信がなんとか可能だが「圏外、受信可能」を行ったり来たりします。その他Docomo、SoftBankは不可。 |
写真
感想
当初、連休後半は金泉寺小屋泊で多良・経ヶ岳山行の予定だったが、予定メンバがことごとく参加出来なくなり、急遽予定を113さんとの九州脊梁最高峰の国見岳テン泊山行に変更。山行計画をアップしたらchusakaiさんから参加のメールがあり、3人での縦走を計画するも113さんは風邪でダウンとなり、chusakaiさんとデュオ山行となりました。
前日の5/3は実家の庭の剪定のために、登山道具の準備をして佐賀の実家泊り。
実家で車のトランクを開けると先週の祖母山宴会登山後の湿って汚れたままの靴が・・、洗って干して剪定を行うと、このまま洗ったことをすっかり忘れてしまった〜。
翌日早朝、家を出て熊本に着きコンビニでトランクを開けると、そこにあるべき登山靴が無〜い!!(@_@)
ここまで来て佐賀に戻ることも出来ず普通の街靴で登るしかないと諦めながら登山口に向かうと、chusakaiさんから登山口に向かっているとのメールがあり、状況を返信すると「厳冬期用じゃないけど冬用の26cmの靴がありますが使いますか?」との有難い救いのメール・・申し訳ないが借用をお願し、引き返してもらうことに。
私のチョンボで登山口には大幅に遅れて到着。しかし今日はテン泊登山なので、登山口ではchusakaiさんにクライミング道具を見せてもらいながら、必須のロープワーク等を教えてもらいながら、ゆっくりと準備をはじめ、12時に登山開始。
※ このコースにクライミングはまったく必要ありません。個人的な興味で見せてもらいましたので・・。
烏帽子岳周辺から五勇山への登山道はシャクナゲの群生地の中を歩きますが、まだ咲いている花はありませんでした。これが満開だったらスゴイことになってるんだろうなと思いながらも、思ったより蕾の数も少なく、もしかしたら裏年なのかもしれません。
五勇山から国見岳への登山道(特に小国見岳周辺)は、葉の落ちたブナ林で荒涼とした風景の中、下はバイケイソウの緑が鮮やかで気持ちのいい縦走路です。
国見岳には18時前に到着。日が暮れかかっており、すぐに本日のテン場(水場)の力水を探して高岳方面へ降りるが、場所が良くわからない。少し下った尾根にテン泊できる広い場所があったが風が強く、chusakaiさんのアドバイスで山頂直下の小ピーク脇の登山道にテントを設営。水場が枯れていることを想定し必要な水は持参していたのでこの選択は正解だった。夜、強風が吹いていたにも関わらず、この場所は風を全く受けることが無く快適な夜を過ごすことが出来ました。
ちなみに夜は二人ともインスタントカレーで、プラスchusakaiさんの持参したマカロニを使ったペペロンチーノを頂きましたが、これは美味かった。オリーブオイルとニンニクの香りがビールを誘います。気づいたら8時半を過ぎており、後はそれぞれテントに入り、テント越しに話をしながら晩酌タイムへ。
翌日、chusakaiさんは息子さんのテニスの試合観戦とのことで、国見岳からのご来光を拝んだ後、軽く朝食を取って、すぐに下山開始。
下山時、最初は気持ちのいい登山道が続くものの、最後に国見岳新道(踏み跡は新道へ続いていました)との分岐で旧道を選択・・これは間違いだった・・荒れた急坂を下ることになりました。新道をお薦めします。
今回、出足は登山靴を忘れ、どうなることかと滅入ってたところ、chusakaiさんの靴をお借りすることができ、楽しい山行をすることが出来ました。chusakaiさん、ありがとうございました。本当に助かりました。無かったら足首を痛めていたかもしれません。
クライミング道具は夏のボーナスの状況を見ながら準備します。その時は是非講習会よろしくお願いしま〜す。
※ 力水のテン場(水場)ですが、計画ルートの通りで、山頂から100m下ったところでした。
chusakaiさん
動画よろしくお願いしま〜す。
ゴールデン初日の釣りが天候不順でなくなり、このままだと何もしないことになる。
やばいと思いつつBBQかそれとも山かと悩んでパソコンを見ると、計画あり〜〜
便乗を申し込む。。。
さて準備だと あ〜だこうだと悩むのが楽しい。
タープを持って行ったが今回テントしたエリアが狭かったので使わなかった。
本来国見岳テン場エリアの広さは分かりませんので情報をお待ちしています。
さて朝7時30分出発、出発してしばらくして甲佐町に入ろうとするときにメール返信が!
26cmならありますよ〜ってことで取りに帰る、往復1時間、リカバリーとして早いです!
良かった。
甲佐町の奥を見るとどんよりしてます、雨降ってるのかな〜といやだな。
二本杉で待ち合わせすると出迎えていただけました。
で、現地へ向けて出発
え〜445号線に入ってから30分?40分ほどくねくね走っただろうか?
道中、駐車などはアクセス参照
登山口に着いて、最近始めた今回の登山には無用のクライミング道具説明。
ノット(結び)はこうで・・・これはこんな感じで使います。
そうそう、ヘルメットのサイズは?、クライミングシューズ「510」のUS8、26cmはこんな感じ
と今後の参考のために試着していただきます。
さて本題の縦走は烏帽子岳方面への入り口から登り始めますが、最初からの急登、これは効くぅ〜です。
急登〜登り都合2時間、3km続きます。
【動画】:「No.1 4日 PM12:50 N32.5245550 E130.9961410 1264m」
20kg弱背負って 苦しい、苦しい〜と言ってます。
eTrexLegendモノクロはロストしまくってますのでGPXデータ使えませんね(笑)
早く来いeTrex30!
稜線に出てからはそんな急なところはありませんので最初は辛抱です。
そうそう、熊本市内の高校山岳部とすれ違いました、9名(?、だっけ、男子5、女子2、引率先生2名)
その他都合3組とすれ違い、いずれも下り。
13:40ここでごはんとします、火気を取り出し即席ちゃんぽんを、、、おもむろに。
所要35分程度、食った食った休んだ。
写真?忘れてます。
いつのまにか烏帽子岳
【動画】:「No.2 4日 PM2:51 N32.5154080 E131.0078390 1686m 烏帽子岳」
【動画】:「No.3 4日 PM3:16 N32.5168990 E131.0160660 1654m 展望」五勇山
小国見岳を通過。
【動画】:「No.4〜5」
【動画】:「No.6 小国見岳山頂」
ガッツリ印象って残るようなところがなかったのは疲労のためか?
まだ早いって?(笑)、動画で確認してください。
そんなトークをしていると
【動画】:「No.7~9 4日 PM5:45 N32.5469020 E131.0182840 1737m 国見岳山頂」
動画を取っているとchengfuさんが水場確認へ・・・ありがとう!
戻って来られ、テント場が良く分からないので風をよけるために山影にテント設営。
お互い向き合うようにして設営、風は全く来なかった、良かった。
そして楽しい夕食、二人してカレーになってます。
暖めたお湯残りでサラダマカロニを茹でてうまそうにスパゲッティペペロンチーノを頂く。
夜景を愉しむ。
【動画】:「No.10 4日 PM7:56 N32.5469020 E131.0182840 1737mm テント張った後、夜の展望」
風強いですね。
外気温8度程度、最低は6度程度。
酒を少し飲みつつ、寝床に入る。
寝返りをうつたびに起きてしまい、熟睡出来ません。
【動画】:「No.11 5日 AM3:50 N32.5469020 E131.0182840 1737m 街の光がもう見えない・・・」
朝は日の出とともにカッコウに起こされます。
う〜ん寝不足でもすがすがしい。
ゆっくりしながらテントをたたみつつ片付けします。
さて寝ている体に渇を入れて最後の下りへ
【動画】:「No.14 5日 AM9:26 N32.5323980 E131.0001960 1103m 国見岳旧道(急登下りReport)12:44滑った」
この急登は大変でした、是非とも動画をどうぞ!
無事国見岳旧道を降りてきて閉鎖された林道に出ました。若干下っているのがまだ負担になります。
そうこうしているとゲートに到着、良かった
その場所に犬連れの登山客に会いました、大きな犬ですが喜んで登るとのこと。
しかしあの大型犬と山道で出くわしたら、、、怖い
熊に見えるかも。
車に着いて、火照る体を滝で冷やそうとしたら冷たすぎました。
無事片付けも終わり帰路に着きます。
途中釣り橋があり、その奥に岩場が見えたので寄り道chengfuさんは地鶏を食べるようなのでお別れしました!!
水2L、MEGMILKのレモンティー2Lを持って行く
レモンティーの初日消費は1L、2日目下り短時間は600ml程度か?、帰宅後の残り250ml
【テント】コールマン;コンパクトツーリングテントDX
【寝袋】モンベル;ウルトラライトスーパースパイラルダウンハガー#5
【マット】サーマレスト;20年以上前の年代モノマット(2cm?)
【ウェア】上下SKINS(下着は上下無し)、ユニクロ;マイクロフリース、モンベル;トレッキングのズボン
(SKINSを着ててのテント泊だと寒いのかが良く分からない)
その他に保温系ウェアを持って行ったがシェラフの中だと不要と感じる、屋外食事時は日没したら冷える(6〜8度)のでウェアだと必要、外気温6度ですが#5で寒くなかった。
【歩数】初日19000歩、二日目11000歩程度
【体重】2キロ減、食べたら戻りました。
〜〜〜
山頂付近の草木の生え方はシカの食害の可能性が高いですね。
九州森林管理局-シカによる森林への被害状況
http://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/sidou/shika/shikahigai.html
山頂付近のネットはシカ対策と植生回復試験(?)のようです。
コメント
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危ない所には、行かんごとね〜
お婆ちゃんは言とりました〜よぉ
星どん眺めて、花でも撮っとくば〜ん(^_^;)
113
天気の持ち直してよかったですね
きれいな夜景、朝日が見れて羨ましいです。
chengfuさんの登山靴忘れチョンボは痛かったですね。
chusakaiの足のサイズがあってよかったですね。
登山靴回収のため帰りに実家に寄ったら、着くなりお袋が「北アルプスで福岡の人が何人も遭難しとるよ。あんたも危なかとこには行かんごつ!!」と言うとりました〜。ハハハ。
と言いながらニュース見たら、北九州と福岡のパーティが悲惨なことになっててびっくりしました〜 。
クライミングは技術習得の一貫ですよ〜。転ばぬ先の杖ですよ・・。
足のサイズ・・その通りです 。
普通の靴だったらテン泊は止めて国見岳日帰り登山に変更してたかも・・。
それにしても最近物忘れが酷くなってきた・・・ 。
よう、こんなガレ場をカメラに話しかけて下りますな〜
楽しく拝見
稲星から沢水展望台よりも酷そうに見えましたが・・?
113
このコース一度歩いてみたいコースなんですよ〜
シャクナゲがそろそろ見頃になるみたいですが、今月
全て土曜日が仕事詰まっており泊り山行は無理ですね。
今年こそはオオヤマレンゲに逢いたいですね
参加できず、とても残念でした
また次回、よろしくお願いしま〜す
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