奥大日岳、雄山ピストン
- GPS
- 16:00
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
雷鳥荘泊
5月3日(木)単独で奥大日岳ピストン
雷鳥荘7:20-8:05新室堂乗越8:15-9:39奥大日岳2611ピーク-9:53奥大日岳-11:00室堂乗越(昼食)11:25-12:20雷鳥荘
araさん、hibaridoさんと雷鳥荘で合流
5月4日(金)一ノ越までのぼる雨と強風のため撤退。
翌日の天気に気期待する。
5月5日(土)雷鳥荘7:25-7:45室堂8:20-9:12一ノ越9:20-10:15雄山10:40-11:30一ノ越11:45-11:40室堂
天候 | 5月2日東京を雨模様の中を出発。 室堂では到着当初は曇りでしたがしばらくして雨 5月3日雨のち晴れ 5月4日雨。夜間に雪に。 5月5日晴れ。一ノ越から雄山は雲の中。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.alpen-route.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年の立山は降雪量は多かったのですが溶けるのが早く、例年より雪の量は少ないそうです。 奥大日岳へのルート 雷鳥沢から新室堂乗越への分岐はわかりづらい。 ガスが出ていたら迷うでしょう。 かすかな踏み跡を確認しながら尾根にでることができました。 全体に北側に雪庇がはりだした尾根沿いを歩きますが、新室堂乗越からカガミ谷乗越までは尾根に幅もあり不安な個所はありません。 カガミ谷乗越から尾根が遅くなり背庇の亀裂を見ながら際をあるきます。 ところどころ南側の斜面への雪の亀裂が走っていてひやひやしながら歩きました。 午前中温かくなる前には室堂乗越まで無難に思います。 奥大日岳山頂へは夏道は2611mの最高点は巻いていますが、かすかな踏み後は稜線上へと続いています。 ハイマツの中を歩いたり一瞬北側斜面の雪の上を歩いたりと気持ちのいいものではありませんでした。 と言って南側の斜面を巻くのも亀裂の入った斜面では雪崩そうで踏み込めませんでした。 室堂から一ノ越 ポールがコンスタントに立っています。 4日に歩いた時はアイゼンなしでも十分往復できました。 5日は前夜の雪と冷え込み具合を考えてアイゼンを締めて登りました。 スキヤーと登山者で人が多いです。 一ノ越から雄山 ガスと強風の中相当の数の登山者が登っていました。 私たちが行き違っただけでも30人以上はいたと思います。 雪が全体に少なく、暖かい日ならアイゼンなしでも歩けそうです。 |
写真
感想
GW後半は立山室堂へ。
この冬三度目で最後の雪山です。
天気予報では4日までは天気が悪いとのことでしたが雨の中出発。
2日は私は休みだったので先に出発し、他の二人とは3日の夕方雷鳥荘で合流。
雷鳥荘の奥大日岳を眺めながらの展望風呂は気持ちがいいです。
3日朝風呂で眺めているうちに、雨が降っていたのですが、出発することにしました。
雷鳥荘キャンプ場の先からは登り時には誰にも会わず、奥大日岳を独り占めでした。
ただ、奥大日岳山頂からの雪崩を目撃。写真ではその迫力が伝わりにくいのが歯がゆいのですが、崩壊の音とともに思わず足がすくんでしまいました。
もちろん生の雪崩を見るのは初めてです。
稜線上の北側の雪庇側の亀裂だけでなく南斜面側にも雪面に亀裂が走っているところがあり、不安になりながらの登りでもありました。
夏道では巻いている奥大日岳最高点登頂もこの季節ならではでしょうか。
この日は下山中に単独行者、3人パーティー、2人パーティー、計6人の方とすれ違いました。
araさん、Hibaridoさんの二人は風呂からは眺めることが出来ず、私も自慢しようと思っていたのが出来ずに残念ではありました。
雷鳥荘の食事はいままでの山小屋の中で一番豪華でした。
3日間泊まって、3食とも食事の内容が違うのも大したものです。
山小屋といってはいけないのでしょう。
トイレはお尻洗浄付きで、洗面所にはペーパータオルまで設置されています。
完全に旅館でした。
スキーヤーとハイカーと観光客が入り乱れておりました。
相部屋でご一緒したスキーヤーの方の話ではここは直前のキャンセルでもキャンセル料がかからず(相部屋の場合でしょうけど)泊まりやすいとのことでした。
そこのところは山小屋と同じ考えでいてくれるようです。
4日は雨のため一ノ越まで、翌日の快晴を期待して撤退。
室堂で立山自然保護センターのガイドツアーを楽しみました。
とても親切に立山の自然、雷鳥について教えていただきました。
雷鳥がなかなかおらずえんま台まで足を延ばしてようやく発見。
ツアーの皆さんもとても喜んでいました。
私たちはわがままを言ってそこで分かれて目の前の雷鳥荘へ戻りました。
一緒にセンターに戻れば雷鳥シールがもらえます。
5日。快晴。
ただし立山には相変わらず雲がかかっていて、結局晴れることはありませんでした。
一ノ越へはスキーヤーと登山者が列を作って登っていました。
残雪の中室堂へスキーをしに来る人たちがいるのはよく聞いていたのですが、これほど多いとは思いませんでした。
ただ、ゲレンデスキー程度を楽しむのとは違い雄大な自然の中を滑走するコースが満載されているそうです。
昔ゲレンデスキーヤーだった私も山スキーをはじめたいと本気で思ってしまいました。
室堂ターミナルは足の踏み場もないほど人でいっぱいでした。
これが本来のゴールデンウィークの黒部立山アルペンルートの状態なのでしょう。
また、来年の来たいと思いつつ、この混雑だけは避ける方法は無いものか。
着替えもせずにそのままトロリーバスで帰宅の途につきました。
ガイドツアーのアンケートにお答えせずに帰ってしまったのは心苦し限りです。
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