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Yamareco

記録ID: 187916
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

奥大日岳、雄山ピストン

2012年05月02日(水) ~ 2012年05月05日(土)
 - 拍手
GPS
16:00
距離
13.7km
登り
1,116m
下り
1,194m

コースタイム

5月2日(水)自宅出発。信濃大町経由室堂へ。
      雷鳥荘泊
5月3日(木)単独で奥大日岳ピストン
雷鳥荘7:20-8:05新室堂乗越8:15-9:39奥大日岳2611ピーク-9:53奥大日岳-11:00室堂乗越(昼食)11:25-12:20雷鳥荘
araさん、hibaridoさんと雷鳥荘で合流
5月4日(金)一ノ越までのぼる雨と強風のため撤退。
      翌日の天気に気期待する。
      
5月5日(土)雷鳥荘7:25-7:45室堂8:20-9:12一ノ越9:20-10:15雄山10:40-11:30一ノ越11:45-11:40室堂
天候 5月2日東京を雨模様の中を出発。
   室堂では到着当初は曇りでしたがしばらくして雨
5月3日雨のち晴れ
5月4日雨。夜間に雪に。
5月5日晴れ。一ノ越から雄山は雲の中。

   
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
信濃大町から立山黒部アルペンルートで往復。5日間有効です。
http://www.alpen-route.com/
コース状況/
危険箇所等
今年の立山は降雪量は多かったのですが溶けるのが早く、例年より雪の量は少ないそうです。

奥大日岳へのルート
雷鳥沢から新室堂乗越への分岐はわかりづらい。
ガスが出ていたら迷うでしょう。
かすかな踏み跡を確認しながら尾根にでることができました。
全体に北側に雪庇がはりだした尾根沿いを歩きますが、新室堂乗越からカガミ谷乗越までは尾根に幅もあり不安な個所はありません。
カガミ谷乗越から尾根が遅くなり背庇の亀裂を見ながら際をあるきます。
ところどころ南側の斜面への雪の亀裂が走っていてひやひやしながら歩きました。
午前中温かくなる前には室堂乗越まで無難に思います。
奥大日岳山頂へは夏道は2611mの最高点は巻いていますが、かすかな踏み後は稜線上へと続いています。
ハイマツの中を歩いたり一瞬北側斜面の雪の上を歩いたりと気持ちのいいものではありませんでした。
と言って南側の斜面を巻くのも亀裂の入った斜面では雪崩そうで踏み込めませんでした。


室堂から一ノ越
ポールがコンスタントに立っています。
4日に歩いた時はアイゼンなしでも十分往復できました。
5日は前夜の雪と冷え込み具合を考えてアイゼンを締めて登りました。
スキヤーと登山者で人が多いです。
一ノ越から雄山
ガスと強風の中相当の数の登山者が登っていました。
私たちが行き違っただけでも30人以上はいたと思います。
雪が全体に少なく、暖かい日ならアイゼンなしでも歩けそうです。
雨の扇沢
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雨の扇沢
黒部ダムでも雨です
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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黒部ダムでも雨です
室堂バスターミナル
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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室堂バスターミナル
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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立山自然保護センター側の雪の大谷
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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立山自然保護センター側の雪の大谷
雷鳥荘への途中で見かけました
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雷鳥荘への途中で見かけました
5月3日雨の中を奥大日岳で出発
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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5月3日雨の中を奥大日岳で出発
雪崩前
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雪崩前
新室堂乗越から
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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新室堂乗越から
地獄谷
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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地獄谷
雄山方面。雷鳥沢キャンプ場のキャンプの数も少なめです
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雄山方面。雷鳥沢キャンプ場のキャンプの数も少なめです
しばらくはなだらかな稜線を歩きます
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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しばらくはなだらかな稜線を歩きます
剣岳が頭を出してくれました
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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剣岳が頭を出してくれました
雪崩後。
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雪崩後。
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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奥大日岳最高点からの眺め
剣岳から立山三山
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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奥大日岳最高点からの眺め
剣岳から立山三山
奥大日岳最高点からの眺め
立山黒部アルペンルートから富山湾、大日岳
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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奥大日岳最高点からの眺め
立山黒部アルペンルートから富山湾、大日岳
奥大日岳山頂
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奥大日岳山頂
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雷鳥荘の展望風呂からの奥大日岳
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雷鳥荘の展望風呂からの奥大日岳
2段ベットは畳の部屋の相部屋より自分のスペースが確保できてなかなか快適です
2012年05月06日 06:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2段ベットは畳の部屋の相部屋より自分のスペースが確保できてなかなか快適です
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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明け方まで降っていたのですがはれ上がりました。
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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明け方まで降っていたのですがはれ上がりました。
室堂へ
2012年05月06日 06:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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室堂へ
一ノ越から上はガスの中
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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一ノ越から上はガスの中
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ときどきガスが切れて
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ときどきガスが切れて
かすかに後立山連峰
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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かすかに後立山連峰
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雄山神社へ
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雄山神社へ
3003m山頂
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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3003m山頂
一ノ越山荘へ戻ってきました
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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一ノ越山荘へ戻ってきました
一ノ越から室堂方面
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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一ノ越から室堂方面
立山ロープウェイから。
後立山側が快晴です。
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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立山ロープウェイから。
後立山側が快晴です。
黒部平から立山方面を振り返って。相変わらず雄山辺りには雲がかかっていました。
2012年05月06日 06:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
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黒部平から立山方面を振り返って。相変わらず雄山辺りには雲がかかっていました。

感想

GW後半は立山室堂へ。
この冬三度目で最後の雪山です。

天気予報では4日までは天気が悪いとのことでしたが雨の中出発。
2日は私は休みだったので先に出発し、他の二人とは3日の夕方雷鳥荘で合流。

雷鳥荘の奥大日岳を眺めながらの展望風呂は気持ちがいいです。
3日朝風呂で眺めているうちに、雨が降っていたのですが、出発することにしました。
雷鳥荘キャンプ場の先からは登り時には誰にも会わず、奥大日岳を独り占めでした。
ただ、奥大日岳山頂からの雪崩を目撃。写真ではその迫力が伝わりにくいのが歯がゆいのですが、崩壊の音とともに思わず足がすくんでしまいました。
もちろん生の雪崩を見るのは初めてです。
稜線上の北側の雪庇側の亀裂だけでなく南斜面側にも雪面に亀裂が走っているところがあり、不安になりながらの登りでもありました。
夏道では巻いている奥大日岳最高点登頂もこの季節ならではでしょうか。

この日は下山中に単独行者、3人パーティー、2人パーティー、計6人の方とすれ違いました。

araさん、Hibaridoさんの二人は風呂からは眺めることが出来ず、私も自慢しようと思っていたのが出来ずに残念ではありました。

雷鳥荘の食事はいままでの山小屋の中で一番豪華でした。
3日間泊まって、3食とも食事の内容が違うのも大したものです。
山小屋といってはいけないのでしょう。
トイレはお尻洗浄付きで、洗面所にはペーパータオルまで設置されています。
完全に旅館でした。
スキーヤーとハイカーと観光客が入り乱れておりました。
相部屋でご一緒したスキーヤーの方の話ではここは直前のキャンセルでもキャンセル料がかからず(相部屋の場合でしょうけど)泊まりやすいとのことでした。
そこのところは山小屋と同じ考えでいてくれるようです。

4日は雨のため一ノ越まで、翌日の快晴を期待して撤退。
室堂で立山自然保護センターのガイドツアーを楽しみました。
とても親切に立山の自然、雷鳥について教えていただきました。
雷鳥がなかなかおらずえんま台まで足を延ばしてようやく発見。
ツアーの皆さんもとても喜んでいました。
私たちはわがままを言ってそこで分かれて目の前の雷鳥荘へ戻りました。
一緒にセンターに戻れば雷鳥シールがもらえます。

5日。快晴。
ただし立山には相変わらず雲がかかっていて、結局晴れることはありませんでした。
一ノ越へはスキーヤーと登山者が列を作って登っていました。
残雪の中室堂へスキーをしに来る人たちがいるのはよく聞いていたのですが、これほど多いとは思いませんでした。
ただ、ゲレンデスキー程度を楽しむのとは違い雄大な自然の中を滑走するコースが満載されているそうです。
昔ゲレンデスキーヤーだった私も山スキーをはじめたいと本気で思ってしまいました。

室堂ターミナルは足の踏み場もないほど人でいっぱいでした。
これが本来のゴールデンウィークの黒部立山アルペンルートの状態なのでしょう。
また、来年の来たいと思いつつ、この混雑だけは避ける方法は無いものか。
着替えもせずにそのままトロリーバスで帰宅の途につきました。

ガイドツアーのアンケートにお答えせずに帰ってしまったのは心苦し限りです。

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