乾徳山(大平登山口から周回)

2012年05月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 7.0km
• 登り: 705m
• 下り: 712m

コースタイム

6:45大平登山口→7:15扇平・国師ヶ原分岐→(道満尾根)→7:45月見岩・扇平8:00→9:00乾徳山山頂(コーヒータイム)9:30→10:45国師ヶ原(ランチタイム)11:35→11:55扇平・国師ヶ原分岐→12:15大平登山口

天候

晴れ時々曇り　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:00埼玉自宅→中央道:勝沼IC→R140(雁坂みち)→6:20大平登山口奥の駐車スペース

コース状況／危険箇所等

・大平登山口から扇平・国師ヶ原分岐までは旧林道をショートカットしながらの登り。
・道満尾根は急登は少なくゆっくり高度を上げる快適な道でした。
・山頂取付きから山頂までは岩場の連続で鎖場が3か所。山頂直下の天狗岩の鎖は最初は足場が無いので腕力のみ。途中からは足場もありすぐに山頂です。
・山頂奥から西に下る道も岩場なので慎重に。板状の岩が多くスリップや捻挫に注意が必要と感じました。また踏跡が少し分かりにくいので赤テープを目印に。
・高原ヒュッテの少し先の国師ヶ原は開放的で休憩に良い場所です。鹿がよく出没する様で私達も遭遇しました。
・国師ヶ原から扇平・国師ヶ原分岐までは旧林道の捲き道。
・大平登山口からはトイレはありません。大平荘の駐車場利用の場合は大平荘のトイレを利用出来るらしいです(私達は駐車場を利用していないので国道沿いの道の駅まきおかのトイレを利用しました)。

写真

5/12 6:31

大平登山口から200M奥のベンチ近くに駐車スペースがあり車を停めます。一番乗り。

5/12 6:41

大平登山口。階段左に登山コースの案内看板もあります。

5/12 7:03

マムシグサの赤ん坊。

5/12 7:31

往路は快適な道満尾根を辿ります。今日は隊員2号(息子)も参加。

5/12 7:28

南アルプス(北岳、間ノ岳、農鳥)の白い姿が綺麗に見えました。

5/12 7:41

大菩薩方面のスカイライン。

5/12 7:47

樹林帯を抜けると扇平のカヤト原と乾徳山の頂上が見えました。原っぱの真ん中には月見岩。

5/12 7:47

開放的で気持ちのいい場所です。

5/12 7:59

月見岩で国師ヶ原からの道と合流します。

5/12 19:23

「月見岩の中心でヤッホーを叫ぶ」隊員1号(奥さん)。

5/12 7:55

ボルダリングを試みる2号。

5/12 8:05

月見岩の少し先に「扇平」の看板。

5/12 8:13

段々、岩が多くなってきました。

5/12 8:31

髭剃岩。この手前に鎖と木の橋がありましたが気付かず捲いてしまいました。

5/12 8:29

2号は細身なので奥まで覗き見に。

5/12 8:30

富士山が何とか♪頭を雲の上に出し♪てくれました。

5/12 8:33

ここから岩場の連続。

5/12 8:34

岩場の途中で母子何を語る?「早く嫁さん見つけなよ」

5/12 8:36

「この岩、信用出来ない!」確かに…。

5/12 8:37

こんな梯子もあったり。

5/12 8:38

不思議な岩があったり。

5/12 8:39

3点支持で楽しく登ります。

5/12 8:40

ここは右の方が登りやすいですが2号はあえて左チョイス。

5/12 8:51

段々雲が湧いて来ましたが金峰山と五丈石も見えました。

5/12 8:51

北奥千丈岳、国師ヶ岳も。

5/12 8:52

おぉー、いよいよ山頂です。

5/12 8:52

霞んでいますが三ツ峠山、黒岳、節刀ヶ岳など御坂山地も見えました。

5/12 19:24

いよいよ核心部、天狗岩です。10Mのノッペリ岩に鎖が一本。

5/12 8:56

まず2号がスルスルと猿の様に登ります。

5/12 8:58

岩場の好きな1号も続きます。あらよっと…、

5/12 8:59

どっこらしょっと…、

5/12 9:00

登ったぜ。イェーい!

5/12 9:03

天狗岩を覗きこむと上からの方が迫力あります。

5/12 9:07

登り切った所が乾徳山山頂。200名山。山梨100名山。山頂は狭くて岩だらけです。

5/12 9:06

親切なお兄さんがゆず登山隊全員集合写真を撮ってくれました(ゆず大隊長は家で留守番ですが)。隊長の手ぬぐいの位置がおかしい事に今気が付きました。

5/12 9:03

登ってきた尾根を振り返ります。

5/12 9:20

山頂の岩越しに富士山がまだ見えています。

5/12 9:29

雲がかかり始めましたが甲武信ヶ岳、三宝山、木賊山も見えました。

5/12 9:35

雲が少し取れて国師、北奥千丈、金峰を再び味わいます。

5/12 9:37

下山は奥の黒金山方面へ。こちらも岩だらけで楽しい。

5/12 9:39

乾徳山山頂は裏から見てもゴジラみたいで迫力。富士山と乾徳山山頂を撮る2号。

5/12 9:40

高度感ある岩場が続きます。

5/12 9:43

黒金山と国師ヶ原の分岐にある看板銀座。6枚もありました。

5/12 9:54

バイカオウレン?

5/12 10:01

国師ヶ原まで板状の岩だらけの下り。踏跡も分かりにくいので赤テープを目印に。

5/12 10:08

たくさん生えていた草。気になって調べましたが分かりません。

5/12 10:48

高原ヒュッテに到着。今は避難小屋です。

5/12 10:50

少し先の国師ヶ原分岐も開放的で三角の乾徳山が見えます。ここでランチタイム。

5/12 11:05

まるで遠足。

5/12 11:04

家でチンしてきたサトウのご飯に今回はグリコの中華丼。美味しい!

5/12 11:13

その匂いに釣られて?背後から何やら気配が…。

5/12 11:14

鹿軍団6匹が近づいてきました。あわてて中華丼をたいらげましたが鹿さん達は10M位の所で草を食べながら我が隊の慌てぶりを観察していました。

5/12 11:40

鹿軍団は観察に飽きて林の中にゆっくり消えました。我が隊も大平に向けて帰る事にします。

撮影機器：

COOLPIX S6200 NIKON

感想

ゆずパパ

岩好きの隊員1号(奥さん)向けに乾徳山に。今回は隊員2号(息子)も久々参加で前日我が家泊で4時出発。

登山口は徳和では無く大平から。R140の三富小学校先で左の林道に入ります。これが離合が難しい細い道で対向車が来ないかヒヤヒヤし通しです。やっと大平荘まで辿り着きますがここで駐車すると800円との事。「この先駐車場はありません」との看板もありましたが「山と高原」情報を頼りに未舗装の林道をさらに進み大平登山口の200M先のベンチのある所に4、5台位の駐車スペースに車を停める事が出来ました(一杯だったら800円の駐車場に戻るつもりでした)。

往路は道満尾根ルートで登りましたが急登も無く、木々もまだ芽吹き始めで視界も良く眺めも得られて快適な道です。扇平も開放的で気持ちの良い平原です。真ん中にある月見岩も裏から簡単に登れ、真っ白な南アルプスや富士山も見えました。

扇平から山頂までは岩場が多く恐い所もありますがスリルがあって楽しいです。でもやはり慎重に登らないと事故に繋がりかねないと感じました。最後の天狗岩の鎖場は最初は腕力で、途中から足場を頼りに登りタフでしたが、個人的には十二ヶ岳の方が足場が凍っていた時期でもあり恐怖感がありました。

山頂は狭く岩だらけで長い休憩はし辛い感じです。雲が大分湧いてきましたが山頂からは360度の眺めで富士山、御坂山地、奥秩父の山々に取り囲まれた感じでコピーしたヤマレコ情報で山座同定を楽しむ事が出来ました。

人気の山なので往路に使った鎖場は戻らず黒金山方面に一方通行的に下りた方が良い、とありましたがその通りだと思います。鎖場の登りだけでも渋滞しそうです。下りの岩場もこれまた楽しいですが浮かれる隊員1号、2号を注意しながら下ります。

高原ヒュッテの中を覗いてみましたが大きな薪ストーブと薪用の枝が積まれていました。以前は営業していて今は避難小屋だそうです。雨の時は休憩にいいかもしれません。

少し先の国師ヶ原でランチタイムとします。食事をしていると何やら動物の気配が…。振り向くと鹿が6頭、ゆっくりとこちらに向かってくるではありませんか!角も無くかわいい顔をしていますが集団で近寄られるとやはりドキドキしますね。中華丼をカツアゲされるっとばかりに平らげましたが鹿さん達は少し離れた所で草を食べながら人間観察して、またゆっくりと消えていきました。ヤマレコで国師ヶ原の鹿情報があったのでもしかしてとは思っていましたがラッキーでした。でも鹿の増過ぎも問題になっているので喜んでばかりもいられませんが。

天気も多少雲はありましたが晴れて気温も涼しく汗もかかず快適でした。久し振りに親子揃っての樹林、平原、岩とバラエティに富んだ登山を楽しめました。願わくは隊員2号が山ガールの彼女を見つけて4人で山登りが出来ればなぁ。当分、無理!(1号の声)。

コメント

tomonkey

スリルありますね。
yuzupapaさん、こんばんは。
ご家族で乾徳山に行かれたのですね。
私も去年行こうかと候補に挙がっていましたが結局行けませんでした。
写真だけでも十分天狗岩の迫力が伝わってきますね。
行くならちゃんとトレーニングしないと登れなそう。
でも実際に行ったら怖くてまきを使ってしまいそうです

ゆずパパ

大丈夫、登れますよ
tomonkeyさん、こんにちは。

天狗岩はなかなかハードではありましたが大丈夫、登れますよ。乾徳山に登った事のある、うちの会社の軟弱な山女子も「最初だけで後はちょろかったですよね、フフン」と鼻で笑っていました。我が隊よりいつもtomonkeyさんの方が距離も高度もレベルが上なので全然OKですよ。今回も車でとことん高度稼いでズルイ山登りになってしまいました。
バスだと徳和登山口からですね。結構、徳和方面からたくさんの人が登って来られてました。tomonkeyさんも是非、チャレンジしてみて下さい。

ノブリン

yuzupapaさん、こんばんは〜
相変わらず私の嫌いな鎖場を攻めてますね〜
しかし、ご家族で大変楽しそう山登りで羨ましいです

乾徳山にはとても出かけてみたい山の一つです！
yuzupapaさんの会社の女子の言葉を信じて行って見たいと思います〜

お疲れ様でした〜

mmg

viva yuzupapa隊！
こんばんは。

いいですね〜。親子三人岩場よじ登り。
山だとふだん話せないことや感謝の気持ちを素直に出せそうです。

うちは長男坊夫婦は子供ができて無理、次男坊は興味なさそう、長女は有力
ですが山道具そろえる予算がありません(笑)。

あ、そういえばこの前連れとふじみ野のWILD-１へ行ってきました。
「yuzupapaさんが言ってたとこ行ってみようよ」って、山よりそっちか、みたいな。
超お気に入り（値段も！）のベースレイヤーをゲットして大満足してました。
自分は何故か防水マッチを買ってました(笑)。

ゆずパパ

noburinさん こんにちは
是非、登ってみてください。

私も高い所は足がすくむ方なのですが子持山の獅子岩や十二ヶ岳よりは全然、平気だなと思いました。多分、鎖のある所の両サイドが広いからだと思います。

鹿軍団に襲われるかも知れませんのでご注意くださ〜い（笑）

ゆずパパ

mmgさん こんにちは
久し振りの家族登山でしたがひれくれ者の1号、2号から感謝の言葉なんて聞いた事もありません。いつも仲の良さそうなmmgTEAMga羨ましいです。唯一の家族はゆず大隊長だけです（悲）。

WILD-1に来られてたんですね。防水マッチとは渋い！我が家はふじみ野駅の近くなので今度来られる時は是非、ご連絡ください。