初めての小屋泊まりは岩手山(網張・鬼ヶ城コース)
- GPS
- 29:15
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
10:00 リフト最終地点スタート 10:20 犬倉分岐 11:50 黒倉山分岐(昼食休憩) 12:30 切通し 12:50 大地獄分岐 13:30 お花畑分岐 15:25 不動平 15:50 八合目小屋到着
(2日目)
7:05 八合目スタート 8:20 山頂到着 8:50 下山開始 9:40 御神坂分岐 鬼ヶ城途中で昼食休憩 12:40 切通し 14:05 水場 15:15 網張スキー場到着
天候 | (1日目) くもりのち晴れ (2日目) 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
網張・鬼ヶ城コースはいつか歩いてみたいと思っていました。ただ、距離(時間)が長いので、リフト時間を考えると日帰りは難しい・・・、ということで初めての小屋泊まりです。
不動平避難小屋(九合目)もありますが、やはり水場のある八合目避難小屋が良さそうなので、そこを目指すことに。
なんしろ初めてなので、あれもこれもと持物を準備したら、40Lのザックに入らなくなって、そこから取捨選別するのが大変でした。(それにしても、今まで経験したことのない重さです。はたしてこれで登れるのか・・・)
リフト3基を乗り継いでスタートです。1,000m付近からガスの中へ突入し、周りはまったく見えません。おまけに歩き始めてすぐ、今度は左足をくじき、前途多難な船出となりました。
切通しの分岐で「鬼ヶ城コース」を諦め、「お花畑コース」を選択。(この後、次第にガスが晴れてきて、結果的には判断ミスだったかもしれない)
「お花畑」から九合目「不動平」までの間が、樹林帯で展望はなく、一番きついと感じました。
次の日「鬼ヶ城コース」を歩いてみて、やはり登りに使うべきだと思いました。頂上で絶景を堪能した後では、景色の感激も薄く、また岩場の下りは危険度が高く、あまりお勧めできません。
長時間の歩きは体力的にもきつく、ちょっとしたアクシデントもありましたが、花も景色も、さらには雲海というおまけまでついて、岩手山の魅力を十分楽しめた二日間でした。(岩手山の魅力はこんなものではないよという声が聞こえてきそうですが・・・)さて次回は「七滝コース」に挑戦しようかな・・・。
《反省》
1 写真は怒涛の155枚になってしまいました。(kajyukiさんの早池峰より枚数的には多いが、二日分ということでお許しを)
2 ザックが重い。もっと軽量化する必要がある。(バナナ4本はやっぱり重かった)でも、このザックを背負ってよく歩けたと、ちょっぴり自信もついたが・・・
3 二日目に2Lのハイドレーションパックに、少しでも軽くしようと1.5Lしか水を入れなかったが、下山途中で飲みきってしまい脱水症状の恐れが出たこと。
前日、水場の案内があったことを思い出したが、どこだったのか記憶があいまいで、はたしてそこまでもつか、また、あったとして枯れていないか、頭の中は水のことしか考えられない状態でした。
《山小屋について》
1 感心したこと
夫婦と娘二人(多分、小学生)で泊まったが、翌朝出かける前に、娘二人に皆が出て行った部屋の掃除をさせていたこと。もちろん管理人がいるので本来必要ではないが、「そんな掃き方ではだめだ」と、厳しく言っていたのが印象的でした。将来、素敵な山ガールになるかどうかは分からないが、立派な大人になるだろう予感を思わせる出来事でした。
2 驚いたこと
今の時期、ストーブを焚いていたこと。ストーブを焚いていることを知らず、「けっこう暖かいなあ」などと思い、夕暮れの写真を撮ろうと外へ出たら、あまりの寒さに5分も居られなかった。
3 宿泊について
(1) 前記のとおりストーブを焚いているので、毛布1枚でも十分。(私はシュラフ持参)
(2) カップ麺を販売しており、これで済ますつもりであれば、食料は持っていかなくてもOK。(確認していないがお湯も沸かしていたと思う)つまり、何も持たなくても現金さえあれば不自由はしないだけのものはある。水も豊富で翌日の水の心配もない。(昼食はやはり準備する必要はある)
4 その他
(1) 消灯は20時であるが、それ以降もLEDの豆電球がついているいるので、真っ暗になることはない。
(2) 騒音(いびき)について
消灯後はさすがに話をする人もなく静かなのだが、「いびき」に悩まされることになる。重低音の二重奏、三重奏となると、とても眠るどころではなくなる。(これゆえに、小屋泊まりを敬遠する人も多いのではないか)騒音対策(耳栓等)が必要となる。
(3) 毎日23時過ぎに寝ていた人(私)が、20時消灯でさあ寝て下さいと言われても、そう簡単に眠れるはずもなく、結局、寝不足でした。山頂でご来光を見る人たちの午前2時半頃の起床も、日の出の午前4時半頃も起きていました!?
※ 隣に寝たのはYokkeさんだったかもしれない?大仙市から来たと言っていましたが。
お疲れ様でした。
岩手山でお泊りだなんて、とってもうらやましいです。
いつか、泊まって景色を楽しみたいと思ってたので
今回の記録で満足です(人´∀`).☆.。.:*・゚
いやいや、余計に行きたくなっちゃいましたよ。
ちなみに私も、いびき対策としてテントを買いました・・・
いびき対策のテント泊は完ぺきですね。
ただ、予想以上に寒かったので、防寒対策は万全に。
さあ、岩手山が待ってますよ。
(追)飯豊はイイデ・・・(つまらん!!)
羨ましいです!
しかも素晴らしい雲海!
私は夏休み突入で満足に歩けなくなります。
緑のランは恐らくホソバノキソチドリが有力と思いますが、ツレサギソウ属は同定が難しいですね。
紫のギボウシはタチギボウシかと思いますが。
オオバギボウシは花が白に近いので。
今から夏休み明けが待ち遠しいです。
さっそくタチギボウシに訂正しました。ありがとうございます。
二日ほどmitugasiwaさんのお庭へおじゃましてきました。予想外の天候にも恵まれ、思い出に残る山行となりました。
夏休みは家族で山登りができるんじゃないですか、是非、家族の夏の思い出作りに山登りを。
こんばんはsirotenguさん
初めての小屋どまり山行デビューおめでとうございます
もしかして、病み付きになるのでは?
時間と家族の理解と経済的余裕があったら、絶対病み付きになりますよね、泊り山行。でもなかなかいけないのが現実です
今回のsirotenguさんの岩手山八合目山泊まり山行、一生記憶に残る旅になったと思いますよ
沢山の花たちとの出会い、八合目小屋の豊富な美味しい水、山小屋の自分の空間でのひと時、周りの容赦ない騒音(いびき)、そしてご来光と雲海を眺めながらの山歩き、うぅ〜〜んうらやましい〜〜。じぶんもいきたくなってきたーーー!
ちょっと、興奮してしまいました。ごめんなさい
お疲れ様でしたsirotenguさん
隣に寝たのは自分だと思います
3階の一番奥に寝ました。夜明け前からゴソゴソとうるさく出て行きスミマセン
実家が大仙市で現在居住地は八戸です。まさかヤマレコの住人とは知らずに話しかけてしまいました 次回会う機会がありましたらよろしくです
初めてのお泊りは、いろいろな経験をさせてもらい、有意義なものでした。
ただ、かといって毎回泊まりもちょっときついかなというところです。
1シーズンに1,2回といったところでしょうか。
さあ、岩手山が待ってますよ。
大仙市在住のヤマレコユーザーさんは、お二人しか頭に浮かばなかったので、まさかヤマレコユーザーの方とは思いませんでした。
とにかくやっとたどり着いて、おまけにくじいた足がうずいて、あまり話をする余裕もありませんでしたが、ヤマレコユーザーさんだと知っていれば、もっといろんな話ができたのに残念です。
またどこかの山で会えるのを楽しみにしています。
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