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記録ID: 190769
全員に公開
雪山ハイキング
白山

白山「曲がり山」を歩き御舎利山へ

2012年05月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:50
距離
26.4km
登り
2,444m
下り
2,445m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

市ノ瀬P発 6:20
別当出合 7:34
中飯場 8:17
甚ノ助小屋 9:07
南竜ヶ馬場への水平道 9:27
エコーライン尾根 9:58
室堂(昼食他) 10:38〜11:33
御前峰頂上 12:21〜12:32
室堂着 13:05〜13:17
エコーライン下降点 13:37
南竜ヶ馬場通過 13:57
H2244(曲がり山) 14:33
油坂の頭 15:24
H2276 16:08
H2342 16:43
御舎利山 17:04
チブリ小屋 17:52
市ノ瀬P 20:11
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬まで自家用車。別当出合までは歩き。
コース状況/
危険箇所等
まず最初にお断りいたしますが南竜ヶ馬場より先は雪山経験者、又は経験者同行のみ可能と思われます。なぜなら夏道はほとんど出ておりません。チブリ小屋からの残雪が多くルートが見極めにくいです。
市ノ瀬より別当出合までは通行止、よって歩きとなります。砂防新道への吊り橋は踏み板がはまっています。中飯場手前より残雪が出てきます。個人差もありますが甚ノ助小屋よりエコーラインまではアイゼンを履いた方が安心感があります。水平道は踏跡もなく斜面をトラバースしなければなりません。ピッケル、アイゼンワークは完璧に。滑ると甚ノ助谷に・・となります。室堂より頂上には神社右横より歩き出しますが最初はルート間違わないように赤布の付いた竹竿が間隔ごとにありました。頂上近くになりますと登山道も出ています。エコーラインへは万才谷に滑落しないようルート選択が必要です。(特にガス発生時)
市ノ瀬駐車場より釈迦岳稜線が見える
市ノ瀬駐車場より釈迦岳稜線が見える
市ノ瀬より別当出合へはゲートが閉まっているので1時間強の歩きが強要される。
市ノ瀬より別当出合へはゲートが閉まっているので1時間強の歩きが強要される。
車道を歩いて行くと右側にチブリ尾根と別山・御舎利山稜線が見えてくる。
車道を歩いて行くと右側にチブリ尾根と別山・御舎利山稜線が見えてくる。
別当出合から砂防新道には吊り橋を渡るが、ラッキーな事に踏み板がはめ込まれていた。
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別当出合から砂防新道には吊り橋を渡るが、ラッキーな事に踏み板がはめ込まれていた。
中飯場まで0.5K、室堂まで5Kとの標柱
中飯場まで0.5K、室堂まで5Kとの標柱
中飯場を過ぎると残雪もこの通り。ずいぶんと増えてきた。
中飯場を過ぎると残雪もこの通り。ずいぶんと増えてきた。
振り返って見れば加越国境の盟主「大長山」と左に「赤兎山」が
振り返って見れば加越国境の盟主「大長山」と左に「赤兎山」が
甚ノ助小屋には登山者が休憩のためにたいがい立ち寄る。小屋の真上に見える稜線に繋がった雪渓を登りエコーラインに出る。
甚ノ助小屋には登山者が休憩のためにたいがい立ち寄る。小屋の真上に見える稜線に繋がった雪渓を登りエコーラインに出る。
甚ノ助小屋前より「別山」
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甚ノ助小屋前より「別山」
右手を眺めれば「観光新道」尾根が望める。
右手を眺めれば「観光新道」尾根が望める。
更に高度が上がり進行方向右を眺めれば「曲がり山」稜線越しに「御嶽山」が
更に高度が上がり進行方向右を眺めれば「曲がり山」稜線越しに「御嶽山」が
快晴の青空に「別山」(*^-^)
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快晴の青空に「別山」(*^-^)
加越国境左を眺めれば福井百名山「荒島岳」と左奥に平家平のある「姥ヶ岳」が望めた。
加越国境左を眺めれば福井百名山「荒島岳」と左奥に平家平のある「姥ヶ岳」が望めた。
エコーラインを歩くと白山御前峰が見えてくる。モチベーションが上がってくる。(晴れている日は心配ないが、ガスっている日は右側の万才谷への滑落に要注意。)
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エコーラインを歩くと白山御前峰が見えてくる。モチベーションが上がってくる。(晴れている日は心配ないが、ガスっている日は右側の万才谷への滑落に要注意。)
エコーラインから室堂は一直線にルートを取る。私流(・・。)ゞ
エコーラインから室堂は一直線にルートを取る。私流(・・。)ゞ
さらに室堂近くになっても別山を眺める。
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さらに室堂近くになっても別山を眺める。
いよいよ昼食が済んだら御前峰に登ろう。
いよいよ昼食が済んだら御前峰に登ろう。
「室堂と山小屋」後ろに加越国境が見渡せる。
「室堂と山小屋」後ろに加越国境が見渡せる。
途中「青石」の横を通り過ぎ、
途中「青石」の横を通り過ぎ、
高天原に出る。上部に雪渓が見えるが、当日はこの部分を登った。
高天原に出る。上部に雪渓が見えるが、当日はこの部分を登った。
標高が上がると更に広々として見晴らしがいい。
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標高が上がると更に広々として見晴らしがいい。
この岩場を越えて頂上「白山御前峰」に飛び出た。
この岩場を越えて頂上「白山御前峰」に飛び出た。
頂上より「白山:大汝」
頂上より「白山:大汝」
前峰「三方崩山」越しに左より「剣・立山」「穂高連峰」がクッキリと。
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前峰「三方崩山」越しに左より「剣・立山」「穂高連峰」がクッキリと。
十二分に景色を堪能したら室堂に立ち寄り帰路についた。エコーラインより南竜ヶ馬場避難小屋と後ろに「曲がり山」。室堂小屋番さんによると、何でも天候の優れないガスった日は下りに油坂の頭より尾根づたいに曲がり山を経由し南竜におりるそうだ。
十二分に景色を堪能したら室堂に立ち寄り帰路についた。エコーラインより南竜ヶ馬場避難小屋と後ろに「曲がり山」。室堂小屋番さんによると、何でも天候の優れないガスった日は下りに油坂の頭より尾根づたいに曲がり山を経由し南竜におりるそうだ。
南竜ヶ馬場前を通過し、テントサイト建屋横を通り曲がり山に取り付く。曲がり山から油坂の頭への稜線までには、白山東面稜線と白水湖が見れた。
南竜ヶ馬場前を通過し、テントサイト建屋横を通り曲がり山に取り付く。曲がり山から油坂の頭への稜線までには、白山東面稜線と白水湖が見れた。
その稜線より御前峰と南竜小屋
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その稜線より御前峰と南竜小屋
真白な「油坂の頭」それに続く別山尾根
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真白な「油坂の頭」それに続く別山尾根
アオモリトドマツの樹間より「御嶽山」が
アオモリトドマツの樹間より「御嶽山」が
この稜線は東側雪屁に大きな亀裂が入っていた。
この稜線は東側雪屁に大きな亀裂が入っていた。
油坂の頭まで右側には稜線越しに「釈迦岳」が
油坂の頭まで右側には稜線越しに「釈迦岳」が
歩いてきた曲がり山からの稜線。画角左中央より歩き始め右下に歩いた。
歩いてきた曲がり山からの稜線。画角左中央より歩き始め右下に歩いた。
「釈迦岳」ズーム。その右奧には「鳴谷山」へと続くシゲジピークが見られる。
「釈迦岳」ズーム。その右奧には「鳴谷山」へと続くシゲジピークが見られる。
これから御舎利山まで歩く稜線。
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これから御舎利山まで歩く稜線。
稜線ズーム
東側は厳しい。滑落すると別山谷のエジキとなる。w
東側は厳しい。滑落すると別山谷のエジキとなる。w
自然の造形「雪屁に開いた窓」
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自然の造形「雪屁に開いた窓」
そろそろ「御舎利山」も近い。
そろそろ「御舎利山」も近い。
後舎利山斜面より白山。
後舎利山斜面より白山。
ん〜!マンダム。
歩いてきた稜線と「白山」
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歩いてきた稜線と「白山」
南方をみれば「別山」が
南方をみれば「別山」が
御舎利山標柱(判読不明)w
御舎利山標柱(判読不明)w
チブリ尾根を降りて振り返ると、青空左より「御舎利山」右に「別山」。御舎利山から手前には「ピラミッドピーク」様のシルエットが。
チブリ尾根を降りて振り返ると、青空左より「御舎利山」右に「別山」。御舎利山から手前には「ピラミッドピーク」様のシルエットが。
中央上に「チブリ避難小屋」が見える。
中央上に「チブリ避難小屋」が見える。
「チブリ避難小屋」
「チブリ避難小屋」
小屋より別山・後舎利山尾根」
A(^-^)R(-^ )I(^ )G( )A( ^)T( ^-)O(^-^)~♪
小屋より別山・後舎利山尾根」
A(^-^)R(-^ )I(^ )G( )A( ^)T( ^-)O(^-^)~♪

感想

白山、5月の残雪期には何度か歩いていたが、ほとんど砂防新道往復だった。昨年6/5越前禅定道より本峰へ、そして砂防新道下山。6/12には釈迦新道より大汝、御前峰〜砂防新道下山しているが、今回初めて南竜より油坂の頭、御舎利山を経由しチブリ尾根を下り市ノ瀬を歩こうと計画した。室堂にて新情報を入手し欲張って曲がり山を経由し歩いたのだが、チブリ小屋より下は残雪が多くルートを見極めるのに少々てこずった。歩き慣れているルートでも残雪があり登山道が隠れていると簡単には歩けないものと改めて勉強になった。幸いGPSを持参しているので登山道よりどちらにずれているかわかるので修正はできる。だがそんなことで終盤にはヘッデンを出すはめになった。反省。でも本日は快晴の天気で山々がすっきりと綺麗に見られ最高の思い出深い一日となった。感謝

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コメント

お疲れ様でした
Konpasuさん こんにちは

ロングコースお疲れ様でした

16日(水)に白山 予定の良い参考になります!
ありがとうございます。
2012/5/14 21:26
ご高覧ありがとうございました
コメントありがとうございます。
16日に白山へ行かれるそうで、お天気も良さそうですから十二分に眺望をお楽しみください。
私は日焼け止めを用意してなかったので鼻が真っ赤になりました。w
大瓢箪山〜大笠山、カモウリ平〜山毛欅尾山間がまだ歩いていませんが行ってみたいですね。
また「マイページ」見させていただきますネ。
2012/5/15 10:27
プロフィール画像
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