お花のヤマ早池峰山ジャモン

2019年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 05:13
• 距離: 7.2km
• 登り: 723m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 1:14
• 合計: 5:13

距離 7.2km 登り 723m 下り 724m

6:27 小田越
6:54 7:08 御門口
8:14 8:23 御金蔵
8:39 8:49 天狗の滑り岩
8:58 8:59 剣ヶ峰分岐
9:05 9:06 門馬コース分岐
9:13 9:38 早池峰山頂避難小屋
9:51 9:57 門馬コース分岐
10:06 剣ヶ峰分岐
10:18 10:19 天狗の滑り岩
10:28 10:35 御金蔵
11:23 御門口
11:40 小田越

5月の連休以来の東北遠征。長期雨の予報は覚悟していたが、休暇の都合でこの機を逃すといつになるかわからないことから、雨天での釣りを覚悟して、金曜日の早朝に家を出て、秋田県のお気に入りの川へ向かった。現地に到着すると、川は、泥流となり増水していたことと、天気予報では、秋田・岩手どこへ行っても今日（28日）は終日雨なことから、初日の釣りは無理と判断して、予定を変更することにした。明日釣りをするには、水の引きと濁りが取れるのが早い場所しかないが、明日未明まで雨が降るようであり、釣りが可能となるのは、午後からだろうと考え、午前の釣りは諦めて山に登ることにした。栗駒山か早池峰山のどちらにしようと考えたが、栗駒山に咲いている花は、何度も上っているので想像できることから、早池峰山に登ることにした。結果的には、早池峰山で大正解。雨にも降られず多くの花が見られ、お目当てのナンブイヌナズナも沢山見られ満足できた。釣りのほうはというと、下山後に岳川でもと思ったが水量が多く、1度も入ったことがないので今回も見送った。明日こそは、秋田県のお気に入りの川で釣りしたいと戻ったが、雨はなかなか止まず、一旦、下がった水位も、明け方からの雨でまた増水してしまい、結局、今回の遠征では、1度も竿を出さずに帰ることになってしまった。まあ、早池峰山に登りに来たと考えれば良い山行だったといえるかな。

天候

曇り 雲海が素敵でした❗️

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

岳駐車場からシャトルバスで小田越登山口へ
往復1600円

コース状況／危険箇所等

小田越コースは、全般的に道幅があるので、自分の歩幅にあった場所を選んで歩けるので、周囲の状況をよく見て歩ければ問題ありません。ただし、蛇紋岩なため、良く踏まれた場所ほどよく滑るので注意が必要です。特に下りでは気を付けてください。
梯子場では、1人づつ上り下りすることを心掛け、スライドする場合は、お互いに声を掛けながら衝突しないよう注意する必要があります。可能な限りスライドしないようにしたほうが安全です。

写真

岳駐車場から6時発のシャトルバスに乗り、6時25分頃に小田越登山口に到着した。始発を1本見送ったおかげで乗客は自分だけ、運転手さんから色々は話が聞けてラッキーだった。

6/29 6:31

岳駐車場では、日の出頃から霧雨が降っていたが、登山口に到着すると、雨は降っていなかった。早池峰山は、1昨年前の7月中旬に登って以来だが、前回も今日のような天気にあたり、どうも早池峰との相性はあまり良くないようだ。お願いだから雨は降らないでと祈りながら、出だしの散歩道を進む。

6/29 6:37

東北の山に登るときには、必ず装備する熊鈴を忘れたので、お約束の一斗缶を2発叩いて先に進みました。

6/29 6:43

徐々に傾斜が出てきますが、林の中は散歩道です。

6/29 6:45

何か咲いていないかと探していると、見つけました、ギンリョウソウ。まだ、出たてのようで眠そうです。

6/29 6:49

途中のトイレブース。林を抜けると山頂避難小屋までトイレはありません。

6/29 6:52

またメッケた。ギンリョウソウの家族。皆さん目を閉じていました。

6/29 7:07

林を抜けるとミヤマオダマキが出迎えてくれました。

6/29 7:07

前回は、5合目から上に少し咲き残っていただけだったので、今回は、沢山見れそうで期待が膨らみます。瑞々しい花に会えて良かった。

6/29 7:08

雨に叩かれて萎んでいないか心配していましたが、元気に開いてくれていました。

6/29 7:09

コウモリの羽のような形の花と花弁の色がキレイで大好きな花です。

6/29 7:10

ミヤマアズマギク。この花は、いつ見ても群落で咲ていて、その存在を主張するような花です。

6/29 7:13

早くも、ミヤマシオガマが咲いていました。前回は、御田植場付近にしか咲いていなかったのに、時期が早いと1合目から咲いているとは驚きました。

6/29 7:14

沢山咲いている中で、上目遣いのミヤマオダマキを見つけました。

6/29 7:16

花を探して下ばかり見ていたので、振り返ってみました。なんと、薬師岳の山頂が見えました。天候次第ですが、早池峰を登った後に向かおうと思います。

6/29 7:16

ようやく、5合目が見えてきました。5合目手前が、一番きつく感じる登りですが、花を探しながらなので気になりません。

6/29 7:17

雲海を従えた薬師岳。

6/29 7:18

ナンブトラノオ

6/29 7:20

ミヤマシオガマ

6/29 7:21

曇り空に青空も見えてきました。明らかに前回よりも良い天気になってきました。

6/29 7:22

雲が切れて鶏頭山が見えてきました。

6/29 7:24

ナンブトラノオ

6/29 7:25

ミヤマヤマブキショウマ

6/29 7:26

薬師岳の全容が良く見えてきました。

6/29 7:26

まさか、今日の天気で雲海が見られるとは思いませんでした。

6/29 7:28

ミヤマオダマキ

6/29 7:37

ミヤマシオガマ大集合。

6/29 7:39

5合目が近づくとハヤチネウスユキソウが咲いていました。

6/29 7:42

フェレッシュで瑞々しいハヤチネウスユキソウ

6/29 7:43

薬師岳が麓まで姿を現しました。

6/29 7:44

ハヤチネウスユキソウ

6/29 7:47

キバナノコマノツメ大集合。

6/29 7:49

ホソバイワベンケィも綺麗に咲いていました。

6/29 7:51

ミヤマシオガマ大集合。

6/29 7:53

咲いたばかりのハヤチネウスユキソウ。

6/29 7:54

前回は、ハヤチネウスユキソウの花は終盤のようなものが多かったですが、今回は、フレッシュな花が見れて本当に来てよかった。

6/29 7:59

ミヤマアズマギク。

6/29 8:04

咲きかけのハヤチネウスユキソウ。

6/29 8:11

ホソバイワベンケィもアップにすると綺麗な花です。

6/29 8:13

薬師岳の山頂に雲が出てしまいました。

6/29 8:14

5合目に到着。ここからは、風が強くなる可能性があるので、ソフトシェルの上着を着て小休止です。

6/29 8:21

ホシガラスが盛んに泣いています。やっと、写真に収めることが出来てラッキーです。

6/29 8:21

何かウメエモン食いてーと餌を探しているようです。

6/29 8:23

ここにも、ミヤマシオガマ団地がありました。

6/29 8:30

ミヤマシオガマが行列で咲いていました。

6/29 8:33

ホソバイワベンケィとミヤマアズマギクのコラボ。

6/29 8:35

もうひと踏ん張りです。

6/29 8:36

キバナノコマノツメ。

6/29 8:38

ハヤチネウスユキソウ。

6/29 8:39

ミヤマシオガマ3姉妹。

6/29 8:41

やっと会えました。初めまして乃『ナンブイヌナズナ』

6/29 8:41

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:42

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:43

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:43

ミヤマタネツケバナ。

6/29 8:45

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:45

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:45

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:46

ナンブイヌナズナ。

6/29 8:50

天狗の滑り岩。八合目の梯子場。

6/29 8:54

ミヤマシオガマ。標高が高い場所ほどフレッシュで綺麗でした。

6/29 8:54

三姉妹のミヤマシオガマ。

6/29 8:59

剣ヶ峰分岐に到着。

6/29 8:59

山頂へ向かいます。

6/29 9:03

木道の近くにイワカガミが咲いていました。

6/29 9:05

ショウジョウバカマも咲いています。

6/29 9:06

ワタスゲの花かなあ？

6/29 9:07

山頂が近くなると岩場を上る道になります。

6/29 9:09

雲海に浮かぶのは、八甲田山かなあ？

6/29 9:10

山頂近くの避難小屋が大きく見えてきました。

6/29 9:14

ヤマガラシ

6/29 9:16

早池峰山山頂に到着。

6/29 9:17

早池峰神社。

6/29 9:17

品の良いお顔をした石仏。

6/29 9:19

山頂からは、上ってきた登山道が見えました。

6/29 9:20

ミヤマアズマギクが沢山咲いています。

6/29 9:47

山頂周辺のミヤマキンバイはフレッシュな状態で咲いていました。

6/29 9:51

ミネザクラが咲き残っていました。

6/29 9:52

ミツバオウレン。

6/29 9:52

ミヤマアズマギク。

6/29 9:53

イワカガミ。

6/29 9:54

イワカガミ。

6/29 9:55

ミツバオウレン。

6/29 9:55

ミツバオウレン

6/29 9:56

初めましての『コヨウラクツツジ』に会えました。

6/29 10:00

アオノツガザクラは準備中。

6/29 10:03

カラマツソウ。

6/29 10:03

カラマツソウは、咲いたばかりで、これから沢山咲きそうでした。

6/29 10:06

イワウメは、終盤です。大群落の白い絨毯を期待したのですが、今回はお預けです。

6/29 10:06

分岐まで戻ってきました。小田越コースの案内。黄色い看板で良く目立ち助かります。

6/29 10:13

ハヤチネウスユキソウ

6/29 10:13

ハヤチネウスユキソウとミヤマシオガマ。裏方でミヤマキンバイ。

6/29 10:30

五合目の御金蔵まで下りてきました。蛇紋岩は大変滑りやすいので注意して下ったのですが、1度だけ転んでしまいましたが、大事無くて良かった。

6/29 10:37

ホソバイワベンケィ。

6/29 10:37

五合目。

6/29 10:40

さてと、帰りのシャトルバスの出発時間まで余裕があるので、ハヤチネウスユキソウ祭りに参加していきます。

6/29 10:40

赤いぽっちは何だろう？

6/29 10:40

ミヤマオダマキさんも、今年ラストかもしれないので、よく見ていきましょう。

6/29 10:40

今日は、前回のと違い、カメラに不調がないのでマクロレンズが大活躍してくれます。

6/29 10:41

ミヤマシオガマもアップで。

6/29 10:42

おや、こんな群落の株もありました。

6/29 10:44

何だか和紙を解したみたいな感じです。

6/29 10:44

この株は、開花手前みたいです。

6/29 10:45

あれ、この花にも赤いぽっちがある。

6/29 10:48

登っていくときには気が付きませんでしたが沢山咲いていました。

6/29 10:56

ミヤマキンバイと選手交代で出てきたようです。

6/29 11:22

1合目まで下ってきました。あと少しで、樹林帯の散歩道ですが、大岩の上を歩くところが多く、滑ったらケガしそうなので、今まで以上に慎重に下る必要があります。

6/29 11:24

タカネナナカマドの花。葉裏が白っぽくないのでウラジロではないかな。

6/29 11:27

散歩道まで下りてきました。さあ、ここからはスピードアップして下ります。

6/29 11:46

小田越登山口に到着。シャトルバスのバス停には団体の行列がありましたが、2台運行していただけたので、座っていけました。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

X-T3 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ レインウエア ソフトシェル 3/4丈ズボン グローブ サポートタイツ 靴 ザック ザックカバー 帽子 昼食 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

備考

熊鈴を装備し忘れてしまった。

感想

ねたにしくん

早池峰山に登るのは2回目。一昨年に登った時は、7月中旬頃でハヤチネウスユキソウは終盤、ミヤマオダマキとミヤマシオガマは、山頂周辺にしか良い状態のものは咲いていなかったが、今回は、ハヤチネウスユキソウの咲きはじめで沢山の花が見られて幸運でした。また、ミヤマシオガマとミヤマオダマキは、1合目から御田植場の下まで沢山咲いているのには驚きです。蛇紋岩おそるべしです。至仏山もそうですが、固有種が咲き、咲いている花の種類も多く楽しませてもらえます。今回は、ナンブイヌナズナも沢山見れました。難を言えば、良く滑ること。今回は、下山中に油断して斜めな岩に足を掛けてしまい、滑って転倒してしまいました。幸い擦り傷で済んだのは運だけです。運といえば、今回の山行では、岳駐車場、小田越登山口、山頂でお話が聞けたボランティアの方や歩きながらや下山後にお話が聞けた方などの出会いも良い思い出です。次回は、また時期をずらして違うお花を見に再訪したいと思います。

コメント

MjunjunM

ミヤマオダマキ🌸最高ですねー
一度見てみたいです！可憐な、お花ですねー！レコで拝見できて良かったです🤗