芦屋地獄谷〜荒地山 夏山登山教室トレーニング パート
- GPS
- 04:55
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 713m
- 下り
- 705m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 4:54
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
■夏山山行を間近に控えた最後の夏山登山教室で、参加者の意気込みが強く感じられる例会であった。登山開始前の集会で訓練事項、注意事項を再確認し9:00にスタートする。地獄谷で簡易ハーネスとヘルメットを各自装着し登山を開始、前夜の降雨の影響で足場が濡れ滑りやすい状況で足場の確保が難しい沢の岩場では、滑り落ちそうになる人もいたが何とか無事にクリアできた。その後ピラーロックで休憩しキャッスルウォールに向かう。テーブルロックで昼食後、荒地山山頂を経て下山を開始した。途中芦屋ゲート方向に道迷いをしたが先頭を歩く副班長がすぐに気づき、直ちにルート復帰した。その後激下りのルートを無事に通過し下山した。夏山訓練のために充実した例会であった。(KAW)
■来週の穂高登頂に向けた岩稜帯トレーニング。蒸し暑さがピークの地獄谷を少しのスリップも見られたが、受講生の皆さんも無難に通過でき、ピラーロックに着いたときには涼しい風も出て、心も体も癒される思いがした。5班の方々は歩行も順調で軽快に山行できた。来週の修了山行もしっかりと歩行してください。(YAE)
■今回は、班毎の行動で、我が班は3班。装備を整え地獄谷に入るも、先頭の副班長はベテランで岩の上をハイピッチ。何度か、班長さんたちの警告を受け、やっと追いつく。
小便滝は、今回は水が流れている。小休止を入れながら、沢とあって滑りやすいところもあり、大岩との格闘が続く。地獄谷を脱し、A懸、ピラーロックを経て尾根に上がった所、城山と岩梯子への分岐あたりで昼食をとる。荒地山で記念撮影。
下山は、道畦谷北尾根が予定のコースであるが芦屋ゲートとの分岐が標識もなく分かりづらい。ここは副班長の長年の勘と「ヤマレコMap」の助けでクリアしたものの、道があるのかないのかわからない中での岩伝いの激下りが続く。流石に、「昭文社」の山地図には記載されていない程のコースである。芦屋川沿いの一般の登山道に出てホッとする。前回の山の会で行われた同コース通りにトレースすることができた。(OKA)
■今日のコースは、班全員無事に下山できてよかったと、いつも以上に思えるコースでした。登る途中にザック脇のペットボトルが落ちることがあって、班長からそのことがいかに危険かの説明を受けて、今まで気がつかなかったことを勉強できました。個人的には、岩登りA例会を2回だけでも参加していた後だったので、落ち着いて岩場を登れたと思いました。(OKA)
■例年に比べ雲が多く、日がさす時間が短かったため、比較的行動しやすい一日でした。とはいっても熱中症の危険性は高く、その対策も行いながらのハイキングとなりました。今回は地獄谷の岩々を登攀しなければなりませんでしたが、全員が助けあい、事故もなく通過できました。また、A懸〜ピラーロックあたりでは道に迷いかけましたが、班員が意見を出し合い、大きくルートを外れることなく通過することができ、助け合うことの大切さを痛感したトレーニングとなりました。(KUG)
■6班はスイス遠征チーム。4人中3人が地獄谷からピラーロック手前までアイゼン装着。食事中大きな猪が1匹近寄ってきて、班長が大声で威嚇し危険が回避。遠征チームは無事アイゼン装着練習ができた。(ARA)
<コース状況>地獄谷は別のパーティもあり大混雑、フィックスを張った訓練はできませんでした。また沢沿いの道は岩が濡れて滑るので足場確認を十分行う必要あり。
例年、道畦谷北尾根は道迷いが発生しています。常に現在位置を把握しておくことが大事。
<特記事項>無線機の事前点検を怠り不備に気付かず、交信による相互確認が不十分になった。
荒地山分岐からのピストンでショートカットした班を最後尾と勘違いし、2班置き去りで先着してしまった。各班の行動把握がおろそかになり、最悪の場合、遭難に繋がる問題点として反省。
受講生の中に当トレーニングで初めてヘルメット、スリング等の装備を揃える方がいる。次年度からは座学で事前にもう少し詳細な装備説明を行いフォローしたい。(以上CL)
ペットボトル等をザックの外に付ける際は、カラビナ・細引きで緊結する落下防止が必要。
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