ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 191950
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【初めての残雪期登山、北ア入門編はやっぱりここ】唐松岳

2012年05月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
9.9km
登り
982m
下り
958m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:33
休憩
0:48
合計
5:21
距離 9.9km 登り 982m 下り 978m
8:46
16
9:02
9:04
8
9:12
5
9:17
8
9:25
68
10:33
10:34
39
11:13
11:16
18
11:34
11:45
13
11:58
12:20
31
12:51
12:54
37
13:31
13:35
7
13:42
13:43
3
13:46
6
13:52
13:53
14
14:07
0
14:07
ゴール地点
天候 一日中晴れっ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方のゴンドラリフト「アダム」には隣接地に有料駐車場が500円/日でありますが、少し離れますけど第3駐車場が無料で便利です。但し、アダムの乗り場までの道順が少しわかりにくいので要注意です。
この時期の始発は8時、帰りは八方池山荘を16時30分。乗り遅れると大変
コース状況/
危険箇所等
八方池山荘からしばらくは夏道。八方山ケルンのトイレを過ぎると雪原歩きとなります。
唐松岳頂上山荘はこの時期昼食メニューの提供はありません。宿泊はもちろんOK
ゴンドラリフトは今日(5月19日)から夏営業
2012年05月19日 07:31撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 7:31
ゴンドラリフトは今日(5月19日)から夏営業
今日はいい天気、白馬三山も顔を出しました
2012年05月19日 08:18撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 8:18
今日はいい天気、白馬三山も顔を出しました
八方池山荘、いつものブルーベリーソフトはまだやってません(涙)
2012年05月19日 08:29撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 8:29
八方池山荘、いつものブルーベリーソフトはまだやってません(涙)
五竜岳と鹿島槍ヶ岳、存在感あります
2012年05月19日 09:00撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
6
5/19 9:00
五竜岳と鹿島槍ヶ岳、存在感あります
不帰の嶮が大迫力
2012年05月19日 09:01撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
6
5/19 9:01
不帰の嶮が大迫力
八方ケルンはいつみても顔ですよね
2012年05月19日 09:10撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
4
5/19 9:10
八方ケルンはいつみても顔ですよね
The白馬三山、どうやっ
2012年05月19日 09:16撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
3
5/19 9:16
The白馬三山、どうやっ
ひたすら雪の丘を直登
2012年05月19日 09:38撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 9:38
ひたすら雪の丘を直登
おー、もうこんなに登ってきた
2012年05月19日 09:41撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 9:41
おー、もうこんなに登ってきた
でもまだまだ続く、ふぅ
2012年05月19日 09:53撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 9:53
でもまだまだ続く、ふぅ
丸山ケルンまで来たぞ、あとひと踏ん張り
2012年05月19日 10:27撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 10:27
丸山ケルンまで来たぞ、あとひと踏ん張り
この辺から稜線が狭くなってきます
2012年05月19日 10:48撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 10:48
この辺から稜線が狭くなってきます
両サイド切れてきた
2012年05月19日 11:00撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 11:00
両サイド切れてきた
この辺ちょっとだけ緊張
2012年05月19日 11:02撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 11:02
この辺ちょっとだけ緊張
不帰の嶮がもう間近
2012年05月19日 11:03撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
1
5/19 11:03
不帰の嶮がもう間近
最後のひと踏ん張りで →
2012年05月19日 11:04撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
1
5/19 11:04
最後のひと踏ん張りで →
バーン、大展望、剱岳だ
2012年05月19日 11:05撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
9
5/19 11:05
バーン、大展望、剱岳だ
唐松岳頂上山荘、前日の吹雪で窓に着雪
2012年05月19日 11:08撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 11:08
唐松岳頂上山荘、前日の吹雪で窓に着雪
ライチョウも姿を見せてくれました
2012年05月19日 11:20撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
4
5/19 11:20
ライチョウも姿を見せてくれました
白馬岳方面
2012年05月19日 11:28撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
3
5/19 11:28
白馬岳方面
さらに戸隠、妙高もきれいに見渡せました
2012年05月19日 11:28撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 11:28
さらに戸隠、妙高もきれいに見渡せました
五竜岳いいね
2012年05月19日 11:29撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5
5/19 11:29
五竜岳いいね
剱はいい
2012年05月19日 11:29撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
6
5/19 11:29
剱はいい
存在感抜群
2012年05月19日 12:09撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
4
5/19 12:09
存在感抜群
唐松岳、今日はたくさん登ってこられました
2012年05月19日 12:09撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 12:09
唐松岳、今日はたくさん登ってこられました
ちょこっとエビのしっぽ
2012年05月19日 12:16撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
4
5/19 12:16
ちょこっとエビのしっぽ
まだまだ登ってこられます
2012年05月19日 12:45撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 12:45
まだまだ登ってこられます
でもって雪はグサグサです
2012年05月19日 12:48撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 12:48
でもって雪はグサグサです
八方池は雪原状態
2012年05月19日 13:24撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
1
5/19 13:24
八方池は雪原状態
おー、リフト乗り場が見えてきたっ!
2012年05月19日 13:46撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
2
5/19 13:46
おー、リフト乗り場が見えてきたっ!
帰りもリフトさまさまです
2012年05月19日 14:25撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
5/19 14:25
帰りもリフトさまさまです
撮影機器:

感想

2008年から北アルプス登り始めましたけど、夏山登山ばかりでいわゆる積雪期に登ったことはありませんでした。

これまでは、ピッケルなんて握り方も知らないしアイゼンも軽アイゼンのみ。本格的な雪山は無理としてもやはり少しはステップアップしたい。

なので、あまり危険が少なく残雪期に登れるという唐松岳にチャレンジです。夏には登ったことありますが、積雪期には登ったことないので緊張します。

この時期はちょっと天候悪くなると冬に逆戻りなので、この日は晴れという日を選んで行きました。19日は天気予報通りの見事な晴れ。明け方は山に少し雲がかかってましたが、リフト乗る時間には完全に雲が無くなってました。

これは日焼け必至です。顔じゅうにこれでもかと日焼け止めを塗りたくってさあ出発。リフトを乗り継ぐにつれて気温も下がってきますが、登り始めればもう暑い暑い。汗が滴り落ちます。でも立ち止まるとひんやりしてくる、やっぱ雪があると風も冷たいです。

八方池山荘からしばらくは夏道でてますが、八方山ケルンのトイレを過ぎると一面の雪原歩き。朝のうちはそれほど足も雪にもぐるということがなくて歩きやすかったです。

八方池を過ぎると雪の丘を直登するようになり、これざ残雪期の山歩きという感じなります。アイゼンつけようかなとも思いましたが、雪は多少緩んできていてキックステップも十分きまる雪質だったのでつぼ足でそのまま登りました。凍結しているような個所があれば迷わずアイゼン履くつもりだったのですが、この日は最後まで凍結したところはありませんでした。

しかし、贅沢な悩みなんですが、天気が良くて照り返しがきつい。サングラスなかったら大変なことになりますね。白馬三山と不帰の嶮がだんだん近づいてきてムチャクチャ存在感あります。積雪期の山はコントラストがキレイですね。素晴らしい。

山荘の手前の稜線はちょっと両側切れ落ちたようになってるとこもあり緊張しましたが、その向こうには立山連峰の大展望が広がります。後立山側からは午前中順光なのでクッキリと見えるのいいですね。

唐松岳頂上からは不帰の嶮の稜線が鋭く切れ落ちていて大迫力。夏でも厳しいルートですが積雪期はもう大変なんてもんじゃないんでしょうね。

唐松岳頂上山荘前で、屋根雪が融ける音を聞きながらまったりと景色を堪能。小屋番さんとしばし歓談。GWから先は天候も悪い日があったりで宿泊者もほんと少なかったそうです。前日(18日)も山荘付近は吹雪だったそうで、先日の小蓮華山での遭難もありましたが、天候の悪化にはほんと注意が必要ですね。

山小屋でラーメンかカレーでも食べたかったのですが、この時期昼食メニューの提供はしていないとのこと。山バッジと記念スタンプをもらって、コンビニで買ったおにぎりで昼食を済ませて、名残惜しいですが下山開始。

登りではあれだけ苦しかった直登ルートも、降りは走って降れます。おもしろいようにかかとのキックステップが決まって。本当に走るように降れました。これはいい。凍ってたり腐りすぎてるとダメなんでしょうけど、足がほどよく沈んであっというまに降れてしまいます。

八方池も池じゃなくてだだっ広い雪原になってました。ここから見る白馬三山が見たかったんです。これまで夏に登った時は午後に通過することが多くていつもガスの中。池に水がないので残念ながら池に倒影する三山は見られませんでしたが、代わりに雲ひとつない山なみを堪能しました。

登りは大体3時間かかりましたけど、降りは2時間くらいであっというまに八方池山荘に到着。
いやー、残雪期登山いいですね。こんな天気に恵まれることの方が珍しいので、山をなめちゃいけないんでしょうけど、すっかり残雪期登山にはまりそうです。天気には十分注意する必要ありますが、夏道だと遠回りのルートを直登できたり、降りはキックステップで走って降れたりと残雪期ならではの山歩きを堪能しました。

いきなり難しい山は行けませんけど、次はどこへいこうか考えるとわくわくしてきますね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:10336人

コメント

いいスタートをきりましたね^^
sakura0725さん、こんにちは!

首を長〜くして待ってました
素晴らしい晴天に恵まれて 残雪期の唐松を堪能されましたね

この時期ならではの楽しみで、雪化粧に身を纏った山々の景観が何とも言えないコントラストですね
また、下りでは足に負担が少ない雪面歩き(走り) ヒップソリで滑ったり尻セードも醍醐味のひとつですよ

抜群な唐松からの眺望 ドド〜ンと正面に聳え立つ剱に息をのむ瞬間 私も大好きなお山です!

今シーズンも安全登山であちこち楽しみましょう^^
2012/5/20 8:55
やっといけました!
sanpo69さん おはよーございます

やっていってこれました。GWは後半天気が悪くて、躊躇してたら5月も半ばを過ぎてしまいました

雪面歩きいいですね。夏山だと膝を悪くしたりするんですが、それもなくて調子いいです

今度は尻セードも楽しみたい。雪が融けきってしまわないうちにあちこち出かけたいですね。

お互い安全登山でいきましょう
2012/5/20 10:06
はまりましたか・・・もう抜けられませんよ(笑)
こんばんは。

いよいよ雪山デビュ−ですね。
いい経験をされたようで何よりです。

八方尾根からの展望は素晴らしい!
何度かスキ−で来たことがあるんです。
厳冬期でしたがそのときの事を思い出しました。
ゴタテ(後立山)は登ってよし、眺めてよし
北アはもう少し残雪が楽しめそうですね。

私は雪山はおしまいです。
次なる目標は奥秩父主脈縦走と八ツ全縦です。
2012/5/29 0:58
はまってしまいました(笑)
siriusさん お久しぶりです

事故からの復帰、なによりです。
精力的に登ってらっしゃるようで素晴らしいです

私も徐々に残雪期の山に慣れていってるところです。
まだまだ油断は禁物ですけどね

これまで夏山でしか歩いたことのなかったところが、雪山ではぜんぜん違ってすごく新鮮です。

もう少し楽しめればいいんですけど、そろそろ入梅ですね
2012/5/29 8:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら