山開 谷川岳馬蹄型縦走
- GPS
- 32:08
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,703m
- 下り
- 2,696m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:31
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
発売は一か月前の10時 窓際は5分もたたずに売り切れ まぁ暗いから車窓はないし通路側の方でも問題なし 帰り 土合から電車 1時間に一本 混んではいません |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本分かりやすいです。 黒い石は滑りやすいので溝や突起を上手に使います。 |
写真
感想
上野発の夜行列車で谷川岳の山開きに行きたいということで行ってきました。
切符を手に入れる所から気合がいります!
つちあい?どあい?とちょっと手間取っているうちに窓側は完売!
人気ですね
上野までは前日から夜行バスで移動。
築地やいろんなアウトドアショップ、三鷹のハイカーズデポに行ってみたり楽しみまくります。
皇居外苑は登山ナイフを持ってたので入場禁止でした;;
上野駅は電車が来る前から鉄道ファンがわらわらとw
独特の雰囲気がいいですね♪
鉄道の中は車窓は夜なので何も見えません。
土合に到着するとひんやりしています。
お出迎えを過ぎると見たかった長い階段!
出口が見えません。
上がりきるとロウソクが照らす通路を進んで駅舎に到着です。
豚汁をいただいて太鼓の演舞をみて歩き始めます。
ロープウェイ駅の近くで記名して手ぬぐいを頂きました。
山開きの神事を見物していよいよ登山開始です。
まずは西黒尾根!
3大急登と呼ばれているのだとか
うん、長いw
傾斜角もそれなりだけど樹林帯が長くてつらいです。
樹林帯を抜けると黒光する滑りやすい石の壁が出てきます。
なるほど、結構厳しめですね。
やっと登りきるとちょっと下って肩の小屋です。
ここでも豚汁をいただきました。
登りで疲れた体に沁みわたります。
そしていよいよ谷川岳山頂へ
まずはトマの耳
眼下は雲海のため展望はありませんでした。
次にオキの耳
こちらも展望はいまいちでしたが高度感があり、さっきまでいたトマの耳が見えてます。
天気が良ければ縦走路とかも見渡せるんだろうなと思い再訪を考えました。
さて、いよいよ馬蹄型縦走の開始です。
ここから先も人がまだそれなりに人がいました。
大源太山から来る人が多いのかな?
蓬ヒュッテでも8人ぐらい休憩してました。
七つ小屋山まで行って、大源太山まで行こうか迷いましたが荷物を置いて見に行ったらガスってたのでパスしました。
ここから先は清水峠まで誰にも会いませんでした。
この日、七ツ山から清水峠への道を歩いたのは私だけかもしれません。(走る人は別)
清水峠には立派な小屋が見えますが避難小屋にしては立派過ぎるなと思ったらやっぱり企業小屋でした。ですよね〜
近くに避難小屋らしい避難小屋があり中を覗くと誰もいません。
裏でテントを張ろうかと荷物を置いて水を汲みに行って戻ってくるとどうも雲が上がってきたようで霧雨状態に
うん、これは小屋泊にしようとそそくさと中に移動してまだ13時台だけど就寝タイム。
起きたら隣のスペースにいつまにか人が来てました。どんだけ爆睡してたんだかw
結局、この日の宿泊は2人でした。
都合、15時間ぐらい寝て迎えた朝。外はどうも雲の中です。
まぁ本降りじゃなきゃ良しです。
出発するとまずは登り。
また展望のない中、我慢して歩いているとジャンクションピークのあたりで雲の上まで来たようです。
北側の展望がよくなってきました。
南側はなんとか谷川岳の先っちょが見えているかな程度ですが雨予報の中、見えるだけで十分です。
朝日岳山頂手前は木道が出てきて、谷川岳よりメジャーな山な感じを醸し出してました。だれもいませんでしたが。
この先、またガスが増えて展望がない中、一人黙々と歩きます。
白毛門を過ぎたところで一人とすれ違った以外、人にあいませんでした。
白毛門からの下りも長くつらい道のりでした。
下界が見えてからも長い!
やっと下りて、駅に向かうと今度のホームは地上です。
のんびりと電車に乗って帰りました。
今回は山開きを楽しむのと今度、雪山で馬蹄型縦走をしたいと思い天気がいまいちの中、行ってきました。
山開きは独特の雰囲気が合って楽しめました。
特別列車も特別感があり良かったです。
土合駅に到着して暗い階段をあがるのもプレミアムでした。
冬に向けてテント適地のメモです。
蓬ヒュッテ手前の湿地
清水峠
朝日岳手前の木道
笠ヶ岳手前
コメント
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tori35さん、こんにちは。
谷川岳山開きに向けての特別夜行電車・・・・JR東日本もイキなことをやるものですね。私が谷川岳方面に通っていた時代は、上越線の夜行列車は上野発22時と23時50分の2本があり、早い方は土合駅に2時35分頃に着くので、これを愛用していました。西黒尾根か厳剛新道を辿ると6時頃には谷川岳に登頂出来て、それから先は日帰りで縦走ができて便利でした。新幹線の開通によって上越線の水上駅以北は冷や飯を食わされています。当時の客車は蒸気暖房管が座席の端(窓下)を通っていたので座席の平らな空間に潜り込んで寝てゆきました(日記に"4等寝台車”として投稿しています)。
馬蹄形縦走・・私は日帰りで試みたことがありますが、体調不良で蓬峠で退却し、その後は実現せずじまいでした。白毛門から朝日岳・・・宝川温泉に抜けたことはあるので、蓬峠ー朝日岳間が空白のままです。
谷川連峰の"風景"も皆さんのレコの写真を見ると様変わりですね。各山頂の標柱、奥の院の大きな鳥居、鎖場までできて"魔の山"と呼ばれたのもウソの様です(それだけ一ノ倉の岩登りをやる人が減ったのでしょうか?)。これだけのものを建設された方々の努力は大変だったと思います。
今後も安全登山を心がけて下さい。
tama-takeshiさん コメントありがとうございます
大先輩ですね^^
日記、興味深く拝見させていただきました。
旅情があっていいですね。
馬蹄型縦走は冬に行ってみたいと思ってまずは無雪期に・・・
ついでにイベントも楽しんでしまおうと今回のタイミングで行いました。
魔の山というのは一般登山道を歩いてるだけでは実感できませんが下を覗くと「こんなとこ登ってりゃ・・・」と思いました。
登山道整備の方々にはいつも感謝です。
今後も安全に楽しんでいきます♪
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