木曽駒ヶ岳〜空木岳〜越百山〜本高森山【JR伊那市駅から】
- GPS
- 24:15
- 距離
- 58.8km
- 登り
- 4,568m
- 下り
- 4,723m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:40
- 山行
- 15:53
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 16:59
JR山吹駅の到着時間は不正確
天候 | 1日目 雨のち曇り 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴールはJR山吹駅 |
写真
感想
JR伊那市駅スタートで中央アルプスを北から南へ縦走してみた。ゴールはJR山吹駅。
【1日目】
JR伊那市駅をスタートして駅のすぐ近くにあるセブンで食料を調達。そこそこな雨で出発する勇気が出なかった。軒下でカッパを着てしばらく待機。でもすぐには止む気配ではなかったので諦めて雨の街へ歩き出す。雨の街歩きも何となく楽しかった。一応予報ではこのあと雨は止むとのこと。
今回のルートでは木曽殿山荘以降は水場が無いらしい。念のため途中の小黒川キャンプ場でペットボトルジュースを買い増しして水筒を増強しておく。これで合計2.5リッターの水が確保可能になった。
桂木場の登山口から山に入っていく。登り始めると蒸し暑くて全身汗だくとなる。雨で濡れているのか汗で濡れているのか分からなかった。登山道に入った時点でカッパは必要なかったような気がする。大樽避難小屋まで登った辺りで雨が止む。稜線まで登ると視界も開けて素晴らしい景色が広がっていた。風も冷たくてさっきまでの蒸し暑さもなくなり快適だった。
木曽駒ヶ岳へ向けて稜線を進むと正面にテント場が見えてくる。こんな天気でもたくさんのテントがあってびっくりだった。さすが人気の山。木曽駒ヶ岳山頂を経由してテント場まで向かう。今日はここまで。受付後テントを張って行動食を食べたらさっさと寝た。火気がないと夜メシが寂しい…。
【2日目】
3時半起き、4時出発。宝剣岳の山頂で一応ご来光を待ってみるが、残念ながら雲が多くて見れなかった。稜線を空木岳方向へ進んでいく。風が強くて涼しい。雲は高い位置にあって視界は良好。これから向かう山々も正面に良く見えた。遠い…。
稜線は急なアップダウンが何度も続く。岩場の通過も多く縦走用のデカザックを背負ってでは結構キツかった。それでも高度感たっぷりの素晴らしい景色を見ながらの稜線歩きはキツさも忘れた。
途中木曽殿山荘の水場で水を確保。その後に空木岳まで登る。空木岳の山頂は人が多めだった。眼下に見える小屋にもたくさんの人がいた。空木岳からは越百山へ向けて稜線を進む。越百山までもそこそこ遠かった。
越百山からは奥念丈岳方向へ下山する。ここからは樹林の尾根歩きに変わる。結構ヤブっぽいけど道は良好。さっきまでの風もなくなって蒸し暑かった。ガスで濡れた木々で全身びしょ濡れとなる。暑いのでクールダウンにちょうど良かったかな。奥念丈岳を過ぎると広く笹刈りされて歩きやすくなる。
この下山ルートは奥念丈岳から先も微妙な登り返しが多い。地形図から事前には分かってはいたけど、がっつり登り返すところもあって疲れた体にはめっちゃしんどかった。それに水の残りも少なくて辛かった。ペースが全然上がらなくて予想よりも時間が掛かってしまい下山したときには真っ暗となってしまった。
下山後は車道をトボトボ歩いてゴールと決めていたJR山吹駅まで移動した。駅がゴールだけど特に電車には乗らない…。ゴール後はコンビニでエネルギーを補給し、この日は適当な場所で野宿した。
【まとめ】
出発時は雨でモチベーションも上がらなかったが稜線ではずっと視界も良くて素晴らしい景色を見ながらの山歩きを楽しめた。ルート的には2日目の移動が長すぎたかなと思う。奥念丈岳から先にいくつかテントが張れそうな場所があったので水の在庫があれば途中でビバークするのが良いかもしれない。念丈岳とのコル(記憶あいまい)に「水場15分」の標識があったので少し道を外れれば水の確保も可能だと思う。
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