蓼科山〜麦草峠〜赤岳【八ヶ岳縦走】
- GPS
- 16:37
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 3,064m
- 下り
- 3,499m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:17
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:15
天候 | 両日とも曇は多め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野駅8:10発 登山口9:45着 1350円 |
その他周辺情報 | 甲斐大泉駅から徒歩数分にパノラマの湯 清里から1駅だけ乗車 |
写真
感想
蓼科山から赤岳まで八ヶ岳連峰の山々を北から南へ縦走してみた。八ヶ岳に登るのは約9年ぶり。9年前は観音平からの赤岳日帰りピストンだったので、今回は1泊で北側の蓼科山からワンウェイで縦走してみることにした。
【1日目】
JR茅野駅から8時10分発のバスに乗って蓼科山の登山口まで移動。乗客は僕一人だった。このバスは色々寄り道するため蓼科山登山口前のバス停まで随分時間が掛かる。10時とかなり遅めのスタートとなってしまった。
まずは蓼科山へせっせと登る。登山道は濡れて滑りやすい岩が多かった。雲は多めだけど良い天気。空気も爽やかだった。蓼科山からは大河原峠へ下山。双子山を経由して双子池まで進む。双子池の水場は池の水を直接汲むらしい。水の残りが心配だったけど飲む勇気がなく汲まなかった。双子池からは大岳へ向けて登る。
大岳へのルートは大きな岩の連続。結構な急斜面もあってそれなりに面倒な登りだった。大岳からは北横岳経由でロープウェイ駅まで進む。ロープウェイ駅の売店で飲み物を買おうと思っていたら到着が遅すぎて既にクローズしていた。水の残りがほぼ無くて焦った。双子池で水を汲まなかったことが悔やまれる。ここからは縞枯山と茶臼山にも登る予定としていたが時間が無いため省略。巻道を通って麦草峠まで歩いた。
今日の宿泊は白駒池にあるキャンプ場。青苔荘で受付して外に出るとゲリラ豪雨かと思われる大粒の雨となっていた。しばらく軒下で雨宿り。もう5分到着が遅かったら全身ずぶ濡れになるところだった。ラッキー。小降りになったところでテントを設営。ここでヘッドライトが無くなっていることに気付く。どこで落としたのか。新品なのに悲しい…。とりあえず予備を持ってきておいて良かった。テント場は寝袋がなくても寝られるぐらいの暖かさだった。
【2日目】
4時半起き、5時過ぎに出発。今日は夜のフライトで羽田空港から札幌まで戻る必要がある。遅くても野辺山か清里発15時台の電車には乗りたい。もう1時間早く出発したかったのに寝坊してしまった。
ニュウまでは苔の風景が広がる雰囲気の良い登山道。ニュウまで登ると雲は多いけど素晴らしい景色が広がっていた。風も爽やかで心地が良い。ただ時間がないので写真を数枚写したら先を急いだ。赤岳方向へ縦走路を進んでいく。
赤岳までには途中にピークや小屋をたくさん通過する。広い登山道歩きや岩場の通過、急峻な尾根の登りなど、次々に変化する道で退屈せずに歩くことが出来た。ただ帰りの電車の時間が心配で「何時までにあのピーク到着しないと間に合わない。あの小屋には何時までに着きたい」ということばかり考えてしまい心に余裕はあまりなかった。それでも素晴らしい稜線の風景を見ながらの山歩きに心が癒された。赤岳までは何とか予定よりも早く到着。山頂標識にタッチしたらすぐに下山を開始した。
赤岳山頂からは県界尾根を通って下山する。始めは超急斜面の下り。ある程度まで下るとようやく普通?の道となる。下りながら野辺山駅に行くか清里駅に行くかずっと悩んでいた。さんざん悩んで結局は少しでも距離が短そうな清里駅へ行くことに決定。小天狗の分岐を清里方向へ下る。清里駅には一本早い電車に乗れる時間に到着。おかげで1駅先にある甲斐大泉駅近くの温泉にも立ち寄ることが出来た。制汗シートで体を拭いて服だけ着替えて電車に乗らないといけないかと思っていたので良かった。
2日とも雲は多めだけど天気にも恵まれて八ヶ岳の山々を満喫することが出来た。嬉しい。時間がなくて一部ルートを省略してしまったので時間に余裕をもってまた歩こうと思う。
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