石狩岳縦走〜夏の男二人旅第3弾


- GPS
- 31:13
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,971m
- 下り
- 1,966m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:21
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:37
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(1) R273からの迂回の林道には、登山口の案内看板が設置されています。 24日は林道の草刈り作業だったためか、看板が有りませんでした。 (2) 林道を進むとトラサクで他の林道は規制してあり迷わないで走行出来き、ユニの登山口に入山届のBoxが有り、突き当たりがシュナイダーの登山口前の広い駐車場です。 (3) ブヨ沼は、やはり名前の通りヤブ蚊が多いので防虫対策はしっかりと、水場はチョロチョロですが何とか確保出来ます。 (4) シュナイダー尾根は山頂直下の岩場やハイマツ帯は勾配が急で、濡れていると滑るので注意が必要です。 (5) 各峰のザレ場にコマクサが健気に咲いているので、踏まないように気を付けて歩きましょう。 |
その他周辺情報 | 温泉は、近くの幌加か層雲峡に戻ってとなります。 |
写真
感想
腰痛持ちの自分が15kg以上あるザックを背負ってどうなることかと思いましたが、何とか三山を踏破することができました。しばらく安静にしないとまずい状態ですが。
ブヨ沼でブヨに悩まされ外出禁止状態、夜中は一時激しい雨が降っていましたが、疲れもあってぐっすりと休めました。
雲が多く、最後は雨にも降られましたが、三山の山容は一応確認でき、なきウサギにも一瞬遭遇でき、奥深い山を十分に楽しむことができました。
【反省点】
石狩岳山頂付近で鈴を紛失したこと。
【悔しかったこと】
ブヨ沼で7箇所を咬まれたこと。
【幸運だったこと】
下山すると大雨警報が出ていて、車両移動後、スコールのような雨が降りだしたこと。
やや悩ましい空模様でしかたが週末も雨予報だったので、仲間のkawahiro氏と縦走を計画していた石狩岳に行ってきました。
R273から迂回路となった林道入口に看板が有るつもりで行くと、あれっ···看板が見当たらず通過して幌加温泉入口まで行ってUターン、林道草刈作業中の看板は有るものの登山口の看板が無くて多少不安でしたが、とりあえず林道を走行すると何とか正確らしく、ユニ石狩岳の登山口の入山届Box前に到着し、ザックを置いて車をシュナイダー登山口前の駐車場に駐車させてユニの入口に戻って出発しました。
作業道をゆっくりとダラダラの登り、水場からやや急登となり重めのザックが堪え二人でヒーフーしなが登りました。
お腹が空いて十石峠手前でランチタイム、エネルギー充填してから十国峠に到着しザックをデポして、ガスが切れてきたユニ石狩岳に身軽になって登ります。
樹林帯とハイマツ帯を過ぎると、ザレ場にコマクサがそこかしこに咲いていました。
眺望は雲があってイマイチですが、山頂の周りには雲も無く音更や石狩が雲の切れ間から望めました。
十国峠からアップダウンを二回繰り返し、汗だくになって宿営地のブヨ沼に到着すると地名の通り、ブヨと蚊が多くてテントを設営している隙に顔やシャツの上からも刺されて、のんびり外で食事をする状態にはならなくて、それぞれのテントの中で過ごすこととなりひたすらゆっくり休みました。
早朝は、多少虫は少ないものの早々にテントを撤収して音更山に向けて出発すると、山頂に多少雲がかかっていましたが尖った二ペソス山やクマネシリの山並みが眺望出来ました。
音更山へもアップダウンを繰り返し、山頂付近になると気持ちのいい稜線の縦走でチングルマ等の花畑があり、気が付くと山頂到着となりました。
次に石狩岳に向かって一旦下りますが、山頂を過ぎたガレ場でちょっと離れた岩の上にナギーを発見しましたが、視線を感じて逃げてしまいシャッターチャンスを逸しました。
石狩の肩、シュナイダー分岐に到着してランチタイムを済ませ、気分一新し最後のピークの石狩岳に向かいました。
途中にはエゾカンゾウとチシマノキンバイソウのお花畑が有ってエゾカンゾウが見ごろでした。山頂手前で三人組のパーティーとスライドし間もなく石狩岳に登頂しましたが、雲が徐々に厚くなり始めました。
せっかく此処まで来たので、隣の1967峰へも足を延ばしてケルンになっていましたが、標識もなにも無い寂しい山頂にタッチし分岐に戻りました。
分岐に戻る直前から、少し雨がパラついてきましたが暖かいのでレインウェアを着ないで下山を始めました。
なるほど聞きしに勝るシュナイダー尾根、岩場とハイマツ帯の急勾配はハードで雨のために滑りやすくなって、数回尻制動をすることになりザックの下とズボンはドロドロ、とうとう私はズボンのお尻を裂いてしまいました・・・下山直前で良かった。
また、この急登が長くなかなか渡渉地点までたどり着けなく、途中で少し雨脚が強くなったり小降りになったりと、空模様も怪しい状態でした。
何とか、渡渉箇所を通過し林間の登山道を歩いているとスコール状態になってシャワーのつもりで雨に当たり、ただ車に着く頃には止んで欲しいと思いつつ歩いて登山口に到着すると、願いが通じたのか雨は止んで車の横で下着も全部脱いでタオルで体を拭いて着替え、濡れてズブズブの登山靴を脱ぐと足もふやけていました。
最後だけ雨に多少やられましたが、石狩三山を楽しく縦走出来ました。
次回は、見晴らしの良い時に登って絶景を楽しみたいと思います。
コメント
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ハードでワイルドでカッコ良いですね♪
お揃いのテントで仲良し感が出ています(笑)
第一弾ということは、第二弾、第三段もあるのでしょうか?楽しみにしています。
早速のコメント有り難うございます。
はい、次回は二ペソス山を計画中です。
ワイルド過ぎて、ズボンを裂いてしまいました。
ワイルドなシュナイダーコースは下りでしたが、登りで利用することは今の私には考えられません。
でも、hira_2さんと同年代の女性もピストンで登ってましたよ🎵
なお、山名の副題「...第1段」は、2年前のオプタテシケ山以来の夏山宿泊登山ということで、「第2段」とさせていただきました。
しかし、3年前には幌尻岳に行ったことを今思い出しちゃった❗第3段か? まっ、いいか?
楽しい登山が、いつまでも長く続けたいものです🎵
今週の天気に、三山を日帰り周回されたと勝手に想像してました(笑)
下山時の☂、無事の下山で何よりです。次は…と考えながら、予報を見てますが、
中々行けずです。kawahiroさん、腰を。padkunさん、パンツを。お大事に(^^♪
ありがとうございます。
日帰りで周回される方がよくいらっしゃいますが、私には全く無理ですね。
シュナイダーコースは体力的に登れる自信がありませんし、ユニ、音更コースはやはりブヨ沼までが限界でした。
腰、パンツをご心配いただき、感謝です😂
ご心配有り難うございます🙇
岩場で、ズボンとサポートタイツを裂きました。
お肉はいっぱい付いているので、無傷でした。
雨の際は分かっているつもりですが、一層気をつけなきゃいけませんね!
ただ、晴天の絶景を堪能したいものです。
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