表銀座縦走路から常念小屋
- GPS
- 29:30
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,184m
- 下り
- 2,436m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 5:28
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 10:19
天候 | 雲、晴れ、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気をつけていればそれほど危険な箇所はなし。 常念小屋から一の沢まではダラダラと長く、ところどころ傾斜がきつく、なかなか疲れる下りです。通常なら3時間ほど掛かると思われます。 |
その他周辺情報 | シャクナゲの湯。一の沢登山口からタクシーで4400円でした。シャクナゲの湯から穂高駅まではタクシーで1400円だったかな。それくらい。 |
写真
装備
MYアイテム |
イッシー
重量:-kg
|
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
感想
26日7時丁度のあずさ1号で松本へ、大糸線に乗り換え穂高に10時20分頃着。
11時のバスを待とうと思ったら、乗り合いタクシーの運転手さんが、僕を含めてバス待ちしていた人が4人丁度なのでどうかと言ってきた。一人1750円でバスより50円高いだけで、すぐ出発するよとのこと。
でタクシーに乗り込んだ。
11時過ぎには中房温泉に着いて、準備やらトイレやらを済ませて11時半頃には登山口に向かった。
燕岳は人気の山というのがよく分かる。
沢山のハイカーが下山してきた。
登山道は整備されていて歩き易い。
標高が高くなるにつれ、可愛い花を咲かせる高山植物が増える。
合戦小屋はスイカが名物とチェックしていたのでスイカを頂いた。ひときれ500円。塩をふりかけかぶりついた。すっごいうまい!
ここでカップヌードルも食った。
燕山荘に着くと、テント場は既にいっぱいという感じ。受付で、スタッフの方にテント場はもういっぱいですか?と訊くと、どうかな、結構いっぱいに近づいているかもしれません。一度見に行って張れたらまた来てくださいとのこと。
行ってみると、僅かにシングルテントが張れそうなスペースがあったので張った。少し傾斜しているが仕方がない。受付に行って代金を払い手形をもらう。1000円。北アルプスはちょっと高い。
そのあと燕岳に向かった。ほんの1kmほど。登る高さもそれほどないので直ぐに到着。
山頂で飯を食ったりして長居する人はいなさそうだ。燕山荘の方が抜群に楽しそうだからね。
僕も燕山荘に戻って生ビールを買って一気飲み。むちゃくちゃうまかった。生ビール小600円。水も2L購入。400円。
夕方になって雲がとれてきて、槍ヶ岳やらその周辺の稜線が見渡せた。夕日に照らされた景色を眺める人がテン場周辺から燕山荘の周りまでずらりと並んだ。山はいいね。
東側の空には虹がかかった。
寝床を整えた。モンベルのアルパインパッドにモンベルダウンハガー。
ちょっと誤算だったのが、地形の傾斜でアルパインパッドの上でシュラフが滑って行く。足がテントの入り口に突き刺さってしまう。このおかげでなかなか寝付けなかった。
やっと寝付けたとおもったら、隣のテントの中で人がゴソゴソ延々と続いた。それもしばらくして止んだと思ったら、暴風雨。テントが軋む。なんだかんだであまり眠れなかったな。
朝は綺麗に晴れ上がり、槍ヶ岳にもその周辺の山々にも雲がかかっていなかった。
飯を食って身支度を整えて6時過ぎにテント場を出発。予定では槍ヶ岳まで行こうと思っていたが、どうもイマイチ体調が良くない。疲労感が大きい。大天井岳から常念小屋に向かって下山もありだなと思って歩き始めた。
特に登りがしんどくてしょうがなかった。
軽い頭痛もあり、軽い高山病かもしれないと思ったが、しばらく歩いたら収まった。
でもやはり体にあまり力が入らない。
登りがほんとに辛い。
いつもトレランスタイルで軽い荷物での山行が多いので、慣れないテン泊装備の重量に体がついて行ってないかもしれない。
いつもほとんどランニングと軽い筋トレしかしていないので、負荷の高い筋トレメニューを増やして鍛え直さなきゃな。
表銀座縦走路の途中でもう今日下山しようと腹を括った。
運良く?天候も悪化するという予報で都合が良い(笑)。
表銀座縦走コースも整備されたところが多い。途中ゴテゴテの岩場もあるが、長い距離ではない。気をつけて通られたし。
大天荘には9時半頃に到着。荷物を置いてサブバッグだけで大天井岳に登った。ガスが立ち込めて景観なし。
朝飯が早かったのでもうぺこぺこだったが、食堂は10時半からという。仕方ないのでカップヌードルを買って食った。コーヒーも頂いたが美味かった。外は冷たい雨が降り出していた。
上下レインウェアを着て常念小屋に向けて出発。2時間ほどで常念小屋に到着。天気の急変に、宿泊を決めたハイカーが大勢集まっていた。
その間を縫って食堂に行き、牛丼を食った。
下山の間、これでもつだろう。
2時頃に常念小屋を出発。
途中、何組かのハイカーを抜いた。自分の予想で登山口まで2時間半と見ていたが、彼らはもうプラス1時間かかるなと思った。
一の沢までは5.7km結構急な箇所もあって、休みなく下っていると辛かったが、ペースは落とさずに最後まで行った。途中で本降りの雨になってぐしょ濡れ。
雨の中でも、ニッコウキスゲやミヤマダイコンソウ、チングルマにハクサンイチゲなどなど、沢山の花が咲いていて気が和んだ。
登山口まであと少しというところに神社があった。無事に登山を終えられたお礼をした。
一の沢に到着するとタクシーが一台止まっていた。
僕も森の中でタクシーを呼ぼうと思っていたが、常念小屋の兄ちゃんがドコモの携帯ならどこでもつががりますからと言っていたのに全く繋がらないまま、下山してしまった。
タクシーの運転手に後の人どう考えてもあと一時間が来ないと思うので、その間にお風呂に運んでもらえないかと頼んだら、本部に連絡して指示を仰いだところ、20分で代わりの車が来るのでそれまで待ってとのこと。
20分ならどうってことない。濡れた服を着替えた。これで風邪ひかないで済む。
代わりのタクシーが来たので、シャクナゲの湯まで運んでもらった。4400円。
タクシー会社がマイカーを預かってくれたり、下山口に車を運んでくれたりというサービスもやっているそうで、機会があれば是非ご利用くださいとのこと。良いサービスだ。でも東京から穂高まではなかなかの距離だよね。
シャクナゲの湯は源泉のようで、なかなか良かった。ザックを担いで痛くなっていた肩も少し和らいだ。
電話でタクシーを呼ぶとさっきの運転手さんがきてくれた。
穂高で下ろしてもらった。
松本からは19時28分発あずさ34号で新宿まで。
無事に登山を済ませられました。