旭岳〜間宮岳〜中岳温泉〜裾合平 左回り
- GPS
- 05:45
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 925m
- 下り
- 907m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:44
旭岳山頂でゆっくりとしたいところだったが,ここも強風のため早々に退散。
中岳温泉で休憩する。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。 |
その他周辺情報 | 白樺荘は500円で日帰り入浴できる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
軍手
レインウェア
ゲイター
日よけタオル
靴
ザック
行動食
昼食
飲料
筆記用具
スマホ
スマホ予備電池
時計
カメラ
熊よけの鈴
アルコールバーナー
五徳
ライター
ケトル
虫除けスプレー
蚊取り線香
コーヒーミル
コーヒードリッパー
カップ
軽アイゼン
|
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感想
当初の予定では,7月27日(土)に旭岳に登るつもりでいたが,天候が悪く,一日遅らせることにした。
旭岳青少年野営場に宿泊。ここは1泊500円だった。直前までの雨のため,ヤブ蚊が発生しており,テント設営時に14か所刺された。(イカリジン配合の虫除けスプレーがさほどの効果を発揮できていなかった)
しかしながら野趣あふれるキャンプ場であり,また利用したいと思う。
28日,3時起床,4時食事,5時出発,山の基本通りに動いた。
5時15分ほどにロープウェイ駅に到着。どんどん人が並びはじめ,6時少し前には100人はいたと思われた。
残念ながらこの日は「ガス」がキーワードとなる一日で,ロープウェイからの眺望も姿見の駅からの景色もガスの中でよくわからなかった。
旭岳方向に向かいつつ気付いたのは,あれほどいた人がさっぱりいないことであった。どちらの方向に向かったのだろう?
ニセ金庫岩と金庫岩の違いなど楽しみにしていたものも全てガスの中で残念であった。
道中,ソロ状態の時,硫黄臭が下から吹き上げる風に乗ってきて少々気味が悪かった。
あっという間に頂上に到着。
頂上付近は強い風とガスのため,身体がどんどん冷える感覚があり,早々に退散し,間宮岳,裾合平を目指すこととした。
途中,2人の人と同行することとなり,雪渓を一緒に下った。アイゼンは不要。
GPSでルートを確認しながら慎重に降りた。なかなかできない経験に感動した。
雪渓を降りた直後からお花ゾーンに突入,エゾツガザクラアオノツガザクラの歓迎を受けた。
間宮岳は山頂とは思えないほど平坦で広く,ガスの中ということもあり,あまり面白みがなかった。
中岳分岐にて北鎮岳に向かう2人と別れ,再びソロ状態になる。
その昔,このあたりでナキウサギの声がしたことなどを思い出しながら急な坂を下りると温泉を楽しむ人々がたくさんいた。
時々晴れ間も見え始め,風も谷の底のためか弱く,ここで休憩することにした。
いつものように豆を挽き,湯を沸かし,コーヒーをいれた。
そして今回は足湯を同時に楽しむという贅沢な時間を過ごした。
熱い湯が湧き出る箇所と冷たい雪解け水が微妙に混ざり合い,適温箇所は常に入れ替わるので,「熱い」と「冷たい」を交互に繰り返しながら大いに楽しんだ。
裾合平にはチングルマのお花畑が待っていた。
「お花畑」という言葉を使うには少々抵抗があったが,この景色を見て,素直にお花畑だと思った。
旭岳経由の登山客よりも,姿見の駅から直接訪れてきたと思われる観光客の人々も数多くいたと思われる。
この景色は見る価値があるので,それだけを目的に来るのもありだと思った。
ガイドブックなどによるとチングルマのピークは1週間程度ということもあり,旭岳山頂のガスの件はおいといて,この奇跡に感謝の気持ちを持った。
下山後,姿見の駅で名物のコロッケを食べ,さらにレストランできのこそばを食する。少々値段が張ったが,これは山の上だから当然なのだ。
キャンプ場まで戻った後,13時ちょうどに再び白樺荘で入浴した。
25年ぶりに同じルートを周回することができ,自身の健康の偶然と山の保全に尽力されている方々に感謝の登山であった。
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