記録ID: 1948817
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
【百名山】笹ヶ峰〜妙高山〜火打山〜焼山
2011年09月15日(木) ~
2011年09月16日(金)
新潟県
- GPS
- 23:17
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,609m
- 下り
- 2,669m
コースタイム
●9/15 妙高山〜高谷池ヒュッテ
5:10 笹ヶ峰 - 5:49 黒沢 - 7:08 富士見平 - 7:52 黒沢池ヒュッテ - 8:22 大倉乗越 - 8:52 長助池分岐 - 10:03-53 妙高山 - 11:33 長助池分岐 - 12:14 大倉乗越 - 12:29-13:03 黒沢池ヒュッテ - 14:00 高谷池ヒュッテ
Total 8:50 休憩 2:12 歩行 6:38 CT 9:15 撮影 157枚
●9/16 火打山〜焼山〜杉ノ沢橋
4:48 高谷池ヒュッテ - 6:03-16 火打山 - 8:09-55 焼山 - 9:52 富士見峠 - 10:38-49 焼沢 - 12:44 杉ノ沢橋
Total 7:56 休憩 1:29 歩行 6:27 CT 9:30 チャリ 0:23 撮影 198枚
5:10 笹ヶ峰 - 5:49 黒沢 - 7:08 富士見平 - 7:52 黒沢池ヒュッテ - 8:22 大倉乗越 - 8:52 長助池分岐 - 10:03-53 妙高山 - 11:33 長助池分岐 - 12:14 大倉乗越 - 12:29-13:03 黒沢池ヒュッテ - 14:00 高谷池ヒュッテ
Total 8:50 休憩 2:12 歩行 6:38 CT 9:15 撮影 157枚
●9/16 火打山〜焼山〜杉ノ沢橋
4:48 高谷池ヒュッテ - 6:03-16 火打山 - 8:09-55 焼山 - 9:52 富士見峠 - 10:38-49 焼沢 - 12:44 杉ノ沢橋
Total 7:56 休憩 1:29 歩行 6:27 CT 9:30 チャリ 0:23 撮影 198枚
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●9/15 妙高山〜高谷池ヒュッテ 平日の休日を利用して、高谷池ヒュッテ泊、妙高、火打、焼山の縦走を計画した。高谷池ヒュッテは、土日は簡単に予約が取れないらしい。焼山だが、数年前に登山が解禁となり、登山道も整備されたという情報を聞いて、杉ノ沢橋へ下りる周回ルートをたどることにした。 前日に笹ヶ峰駐車場に入ったが、妙高高原ICからコンビニはなかった。小さな売店が空いていただけだった。道もうねって、結構、時間がかかるので、注意が必要。 取り合えず、杉ノ沢橋まで行き、チャリデポし、笹ヶ峰で車中泊。翌日は、5時すぎに出発。平日だというのに、駐車場の車は結構ある。 樹林帯を歩き、十二曲りの急登を経て、富士見平の分岐で、黒沢池ヒュッテ方面へ。ほどなく、湿原があらわれ、草紅葉がいい感じであった。 黒沢池ヒュッテからは、妙高を目指す。大倉乗越を越え、鞍部からはかなりの急登。 たどり着いた妙高山山頂は、360度の大パノラマが開ける。やはり、火打、焼山の姿が素晴らしい。十分、休憩を取り下山。下りは、結構快適だが、大倉乗越の登り返しはかなりつらいものがあった。黒沢池ヒュッテでは、単独者と出会い、しばし話し込む。 そして、高谷池ヒュッテへ向けて、茶臼山へ登って行くが、ここはなだらかで快適に歩くことができた。黒沢池と草原の草紅葉は、素晴らしい景色だった。 ほどなく、高谷池が現れるが、さすがの景色だ。特に、高谷池と火打、焼山が一緒に見られるのは、素晴らしい景色だ。 高谷池ヒュッテだが、1畳に布団1枚。混雑しても、詰め込まない雰囲気だ。人気があっても、無理矢理詰め込まないのは、いい心がけだと思う。 飲み水は、自由にいただくことができるが、塩素臭がきつい。晩御飯は、カレーとハヤシライス。味はいい。おかわりも自由だ。だが、お弁当はレトルトパックの赤飯や五目飯だ。アルファ米でも、持って行くのがいいだろう。 ●9/16 火打山〜焼山〜杉ノ沢橋 前日、焼山に行くという人は、自分の他に2名いた。結局、3人とも、未明に出ることになった。 ヘッデンをつけて、スタートするが、何といっても惜しいのは、天狗ノ庭。逆さ火打がきれいに映っているのだが、先を急がなくてはならない。 稜線に出ると、東の空が明るくなって来た。空が赤く染まり出すと、写真撮影でなかなか先には進まない。北アルプス、富士山、八ヶ岳なども良く見えるので、とても気分がいい。 5:26にご来光を迎える。やはり、この瞬間が素晴らしい。そして、6時すぎに火打山の山頂に着いた。360度の素晴らしい展望を楽しみ、先を急ぐ。 実は、ここから焼山までが、今回の山行のハイライトである。快適なヤセ尾根の稜線歩きが続き、前方には三角錘の焼山、左には、金山の緑が美しい。その間には、雨飾山の岩峰が顔をのぞかせている。遠方には、北アルプスの峰々がはっきりと見える。 登山道は、急斜面の下降となり、険しいガレの胴抜切戸を通過する。そして、焼山直下の急登では、朝日を直接受け、樹林帯の中、風もなく、かなり暑苦しい状態で登ることになる。 ほどなく、樹林帯を抜けると草原となり、斜度がゆるくなり、風も吹いて、快適となる。最後、ガレの斜面を登ると、焼山の山頂に着く。 焼山の山頂の東側では、硫黄が噴出し、臭いがすごい。噴火口は小ぶりではあるが、見ごたえがあった。展望は、360度で、今回の山行で一番の素晴らしい景色であった。なんと言っても、金山、天狗原山の緑が一番印象的であった。堂々とした岩峰の雨飾山、新潟平野と日本海、遠くに米山、今来た火打の尾根、妙高山、富士山、八ヶ岳、高妻山、乙妻山、北アルプスの峰々とまさに圧巻であった。コースといい展望といい最高である。火打山で引き返すなど、あり得ない話であろう。 ほどなく、山頂では今朝、高谷池を出発した3人が集まった。存分に景色を楽しんで、別れを告げた。杉ノ沢橋へ下りるのは、自分だけだった。2人は、高谷池ヒュッテに引き返すそうだが、かなりのアルバイトを強いられることであろう。 こちらはこちらで、再開して間もない登山道を単独で通過するのは不安があったが、ネットの情報によると、刈り払いなど整備されているとの情報を得て、まあ大丈夫であろうとは思っていた。 焼山から下るコースは、踏み跡がしっかりあったので、それをたどれば、特に問題ないレベルであった。刈り払いもしっかりしてあったので、快適だ。金山が間近に見られて、素晴らしい。 そして、樹林帯歩きになり、快適ではあるが飽きる。焼沢に着くと、水がおいしい。高谷池ヒュッテで汲んだ塩素臭い水とは、おさらばだ。 この先、多少、怪しい渡渉地点があるが、渇水期ということもあり、問題なく渡れた。その先の登り返しは結構つらい。足元の滑るへつりを越えると、快適な林道歩きになり、杉ノ沢橋に着いた。デポしたチャリにのり、笹ヶ峰に戻り、今回の山行を終えた。 |
写真
感想
妙高火打のハイライトは、火打山〜焼山の区間で、展望は焼山が一番素晴らしい。
海谷山塊の岩山の景色、雨飾山は圧巻だ。
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