雨飾山・天狗原山(花の楽園あとのregさん大ピンチ!!)
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- GPS
- 12:20
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,075m
- 下り
- 1,909m
コースタイム
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 12:18
天候 | 晴れ ■天狗原山 08:24 19℃ 風速1〜2m(体感) |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。シゲクラ尾根は、昭文社地図では破線ルートですが、実線レベルです。 |
写真
装備
個人装備 |
救急セット
ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク(1)
手拭・ハンカチ・ティッシュ(1)
地図・コンパス(1)
高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1)
カメラOLINPUS TOUGH TG-5(1)
常食(2)
携帯食
水2.0L
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感想
■花の楽園あとのregさん大ピンチ!!
regさんが雨飾山に行きたいというので、信州100の天狗原山を絡めての縦走を計画。前日に鎌池の駐車場で車中泊しました。
金山登山口から大綱登山口の縦走の計画も、事前の調査不足で相次ぐ道路閉鎖。仕方なく、雨飾荘〜雨飾高原のルートに変更しての山行となりました。
前半の金山までの登山ルートは、これまで経験がないほどの、高山植物の種類。森林限界からの天空の登山道。申し分ない内容でした。
しかし、シゲクラ尾根に落とし穴が待っていました。大曲りの水場で、regさんを待つもなかなか姿が見えません。15分ほど遅れてやってきたregさんは、ヘロヘロでした。聞くと、水が切れたとのこと。直射日光で場所によっては30℃近くあった稜線では致命的です。大曲りの水場では、regさん曰く、2リットルは水を飲んだとのこと。体に水を浴び、頸動脈を冷やして復活させます。
笹平への登り返しでは、最初、足取りは軽かったのですが、徐々に遅れ気味に。そして笹平に到着したときは、完全にへばっていました。憧れの雨飾山が手に取るような近くにありましたが、下山を決意。荒菅沢まで亀の足取りで下ってきましたが、そこで力尽きた様子。寝込んでしまいました。
一瞬「ヘリ呼ぶ?」と頭をよぎりましたが、自助でなんとかせねば。regさんのリュックを私が持つと申し出ましたが、なんと彼は拒みます。なんで「こんなところで気を遣う? おまえは馬鹿か!」と心で突っ込みました。結局、regさんの水と食料をもらって、ゆっくりと降りてきました。無事下山できて本当によかったです。
翌日は、一緒に大渚山に登る予定でしたが、彼だけ帰路につくことに。いままで、何度か暑い中での山行経験はありましたが、お互いに熱中症らしい症状がでることは皆無でした。もちろんregさんは初めての経験です。今回、私はなりませんでしたが、その差はなんだったんでしょうか? 反省の意味を込めて、regさんがピンチになってしまったいくつかの要因を挙げておきます。
<regさんが熱中症に至ったと思われる要因>
1 水場は何か所かあったものの、regさんのもっているペットボトルが1500ml(500ml×3)だったこと。いつもは2000mlをもつ彼だったが、1本が車に落ちてしまっていたとのこと(登山中気づく)。これによりシゲクラ尾根を乗り切ることができなかった。ちなみに、私はプラティパスで2000mlもっていた。
2 当日、長野市で最高気温37℃だったこと。シゲクラ尾根の平均標高が1500〜1700mくらいなので、30℃近くなっていた。やっぱり夏は2000m級でないと厳しいのか。加えて、風も弱く、森林もほとんどなくて直射日光をもろに浴びてしまい、最悪な条件が重なってしまった。
3 regさんは、一ヵ月近く本格的な登山をしていなかったこと。前日車中泊で、寝不足にならないようにしたが、やはり山を縦走できる体力が不足していたのかな? やはり、空けても二週間がベストのような気がします。
4 私も含め、夏山を甘く見ていたこと。雷雨のことばかり気にして、熱中症については、あまり気にかけてこなかった。
みなさんも十分お気を付けください!!
ここに山行のことを書くことは少ないのですが、
今回は書きます。
結論から言うと、元気です。
実はこの2日後にも富士山の計画があったのですが、
それも無事に終えることができました。
水が切れたとyama-ariさんの物語にはありましたが、
正確には切れてはいません。
ケチって飲んだだけです。
塩分チャージタブレットも
ボリボリ食べていましたが、全く役に立たず…。
いやー、ひどい目にあいました。
頭がぼうっとして足がふんばれなかったので、
足場の悪い急な下山道ではスピードが上がりませんでした。
荒管沢からの下山ではyama-ariさんが荷物を持って
ゆっくり行ってくれましたが、
標準タイムよりは速く、
なぜか、何組かを追い抜くハメになりました。
しんどかったのですが、かつてない優しさを感じました。
とにかく無事に降りてこられてよかったです。
でも、行きたかった雨飾には行けなかったので、
いつか涼しいときに再訪します。
では、ご飯です。
今回は大豆がメインです。
新潟は大豆の消費量全国NO1らしいので、
大豆を冷やしうどんの上に散らしました。
悪くはなかったのですが、
yama-ariさんいわく、
「大豆はなくてもいいね。」
だそうです。
豆散らし冷やしうどん 男3人分
<材料>
流水麺(シマダや 稲庭うどん) 3食分
ひたし豆 1袋
現地のコンビニで調達したカニカマ 1パック
ねぎとみょうがの薬味パック 1パック
めんつゆ 適量
温泉卵 2個
<前日準備>
1 ひたし豆はつゆをきってジップロック
<山で>
1 うどんを袋から出してつゆでほぐしてトッピング
yama-ariさん、ご無沙汰してます。
regさんはじめまして!ご無事に下山できてよかったですね。
そんな状態なのに荒菅沢から下りは思わず噴出してしまいましたが、ハイポテンシャルハイカーのあるあるですね。
yama-ariさんご指摘のとおり、特にこの暑さや寝不足を克服するのは、山慣れで山行と山行の間隔はやはり2週間なんでしょうね。
自分も先日の4ヶ月空けての山行は散々でした。山小屋でいろんな人と話しましたが、1ヶ月空けるともう恐怖、と。今まで1ヶ月に1度と思ってましたが、隔週の山行を目標に(イイ口実を得た!?(笑))行ってレポします。
tammy-sanさん。コメントありがとうございます。
tammy-sanさんと再会した(すれ違った?)雨飾山。
そのことも思い出しながらの山行でした。
私、基本的に下りはゆっくり歩けないんです(笑)
荒菅沢からの下りは、行っては待ち、行っては待ちで
一緒に降りてきたんですが。病人なのにregさんが必死に追いつこうと
するんです。バカですよね〜〜〜。
山間隔は二週間が限度ですね。
三週間だと山体力はリセットされる気がします。
是非、それを口実にこれからのハイシーズンを楽しんでください。
yama-ariさん、regさんこんにちは。
フォローさせていただいてるので、いつも楽しく拝見してます
猛暑の中の登山お疲れ様でした。
くしくも、自分もこの週の登山で水不足やらかしてしまいました。
自分も登山の間隔をだいぶ開けてしまったのが原因の一つと思い、猛省してます
自分も、水場に辿り着いたときに無心で1リットルがぶ飲みしましたが、思った以上に回復せず、その後もだいぶ難儀してました。
やはり、エネルギーも定期的に摂取してないとダメなんだろうなと思いました。
また、破線で完全にノーマークだった金山とシゲクラ尾根の情報も提供していただけたので、今後の参考にしたいと思います。
ありがとうございました。お疲れ様でした
motzerr760さん。コメントありがとうございます。
いつもパワー全開のmotzerr760さんも熱中病っぽくなられたとは、
お見舞い申し上げます。やはり、水不足と体力不足は夏山では致命的ですね。
もともと登山者が少ないエリアですが、林道閉鎖で今年はまったく
レコすら上がっていない天狗原山・金山。
これまで経験したことのないくらいの花の種類でした。
私は花ハンターではないですが、思わずレコに載せたくなるほどです。
お勧めです。シゲクラ尾根は、破線表記ですが、実線レベルです。
でも、くれぐれも熱中症にはお気を付けくださいね。
(人に忠告できる身ではありませんが)(笑)
yama-ariさん、regさん こんにちは
お天気のいい日が続いていたのでどこか登られてるかなぁと思ってました
regさん熱中症になられたんですね!!あのregさんが熱中症とはビックリです!!
やっぱりこの暑さ舐めてはいけませんね
明日からは旦那さんとミナジローとまた山へ行くので水たっぷり担いで熱中症対策したいと思います。
念願の栂海新道0mからと西岳エリアの100高山3座踏破してきましたよ
身体が復活する前に次の山行に行くのでもうバテバテですが(笑)
私も100高山94座になりました
今年中に達成出来るかなぁ
yamaneko07さん。お元気ですか?
栂海新道と100高山3座踏破。やりましたね!!
梅雨明けを待っていたかのように、精力的な山行ですね。
ヤマレコあげてくれれば楽しめるのに・・・・(お暇なときにでも)
熱中症対策には、水を多くもっていくことも大切ですが、
エリア選択も大切ですね。標高が高く、水場や山小屋が多い北ア南アのエリアが長時間山行には向いています。
100高山。94座ですか! すごい!
残りの大半は、白峰南陵ですね。タイミングが合ってご一緒できることを楽しみにしています。
tammy-san初めまして!
4ヶ月空けての山登りは恐ろしいです。
そんな状態では、とてもyama-ariさんと一緒には行けません。
一応、yama-ariさんとは別でしたが、
隔週以上では登ってたんですけどねえ。
ま、行き先が北奥千丈ヶ岳(登り30分)や伊吹山(登り20分)じゃ、
トレーニングにもならないですね。
一回熱中症っぽくなってしまうと、
水飲んでもなかなか回復しないみたいですね。
大曲りの水場で休んだときには、
水も1.5L補給したし、これで行けると思ったのですが、
その先のハードな登り&灼熱で再び死にました。
雨飾山頂まであとわずかのところで無念の撤退…
というか、無念でもなかったですね。
「こんなの死ぬわ」という感じでしたから。
シゲクラ尾根は嫌になるくらい長かったのですが、
涼しい時期なら楽しそうです。
金山からくるルートの方がおすすめですね。
雨飾を正面に見ながらぐんぐん歩ける…はずです。
今回は水を5〜6Lは飲みました。
yama-ariさんもそのくらい飲んでるかと思います。
暑い時期は余裕があるくらい多めに持っていかないと
持っていてもケチっちゃってダメだという反省をしました。
百高山なら涼しそうですが、
それでも暑い日だと厳しいでしょうね。
もっとも、「身体が復活する前に次の山行に行く」くらいなら
体は慣れているかもしれませんが。
また、みなさんと一緒に遊べる日を楽しみにしています。
ミナジローがログを取ってくれたので栂海新道のレコは只今作成中です。ミナジローが(笑)
二人とも毎週末山に行ってるのでなかなか進みませんが記憶が残っているうちに仕上げたいと思います😂
私も100高山踏破にやっぱりちゃんと証明のレコが欲しいのでだいぶ時間はかかると思いますが山レコ作成しようと思ってます。多分(笑)
明日の行き先は中アの残す100高山回収の予定だったんですが、昼から雷雨予報や旦那さんの寝不足問題や自分の身体の疲労もあり、日月で行く事にしました。お天気はどうなるか。。。この判断が吉と出る事を願います🌞
白峰南陵はyama-ariさん、regさんと一緒に行こうと私達楽しみにしてますよ♪( ´θ`)どうかお互いの予定とお天気といいタイミングで合いますように✨それまでに鍛えておきますね😁
yama-ariさん、regさん、こんばんは(はじめまして?)。
天狗原・金山の計画(8月10日(土))をたてるも、
この夏の「天狗原・金山のレコ」があがらず、
登山道の状況に何かあったのかも、不安でした。
するとなんと、その直前の金曜日に、
yama-ariさん、regさんの数日前のレコを発見。
これで、安心して、天狗原・金山に行くことができました。
ありがとうございました。
天狗原・金山は、とても素晴らしいお花畑。
これほどのお花畑はみたことがなく、足が止まりました。
山に行く目的の多くが、花を見るためなので、感動的でした。
ただ、やはり、笹平への登り返しでも足が止まりました。
こちらは、直射日光で暑かったためですが。
satfourさん。おはようございます。
遅レスですみません。
拙い私たちのレコが参考になったみたいで、うれしいです。
またsatfourさんのレコの感想で、わざわざ記載していただき、
恐縮します。
確かに、積雪期以降、天狗原・金山のレコは全くなかった
ですね。私も、おかしいとおもいながらも、だったら自分が最初の
レコをつくるという変な使命感で、山行計画を立てました(笑)。
情報収集不足で、結果、道路閉鎖でやられちゃいましたが・・・・
私は、satfourさんのような花の知識もなく、花より団子派の
登山者ですが、さすがに天狗原・金山のお花畑は、見事だと思いました。
天狗原山というなんの変哲もない山が、信州100に選ばれているのも納得です。
今後とも、よろしくお願いします。
yama-ariさん、こんばんは
相方さんが熱中症で大変だったようですね。
実は私も昨年のペテガリ岳で熱中症になりかけました。
遭難するかもと・・と真面目に考えながら歩き通したのを思い出します。
ペテガリ岳は往復15Kmで長い上、水場無し、稜線続き、アップダウン多し+その日は灼熱の暑さでした。
下山開始時に水が不足しそうな気がしたので、無理せずゆっくり、休憩したければ休憩、水は少ないので飲みたい時に口を濡らす程度&つばを呑む。
など、かなり慎重になりました。
結果的に水場まで残り1Lも残してたのですが、それも使い方次第と思います。
苦しい時に飲み始める1Lなんてすぐ使っちゃうので。
後続者も少ない山なので、本当に気がきじゃありません。
ペテガリ山荘近くで小川を発見した時、浄水器を使い飲みまくったのを覚えてます。
水はいつも気持ち多めに持っていくのですが、この時は荷物多めだったのでペットボトル数を0.5L減らしたのが原因でした(と言っても4.5L持参で気持ち減らしただけ)。
特にこの時期は水=命です。
お互い気をつけましょう。
munaita さん。コメントありがとうございます。
遅レスで失礼しますm(__)m
ペテガリ岳を4.5L持って水不足の危機ですか!
夏の北海道も30℃越えをよく聞きますし、低山が多いですからね。
無事の御生還で本当に良かったです。
水=命。munaita さんの貴重なコメントでより認識できました。
お互いに気を付けましょう!!
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