富士山(須走口五合目〜富士山〜須走口五合目)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,839m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:20
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
富士山は20年ぶりくらいでしょうか。前回は吉田口からピストンで、ほぼ雲の中、雲海が一時見えたくらいでした。
今回は同僚から連れてってくれと頼まれての企画です。自分の趣味で御殿場口からのピストンにしようと思ったのですが、全員が健脚者でもないので、バテのリスクを減らすため須走口に変更しました。
同僚の車で木曜深夜に移動。道の駅須走で仮眠し、3:30頃臨時駐車場へ移動。停めてすぐ出発するのではなく、仮眠するのであればトイレもきれいだし、自販機もあるし、道の駅がベターだと思いました。
駐車場は大混雑ということはなく、半分くらい空いている感じでした。4時前でもちゃんとタクシー待機しています。タクシー所要時間は30分弱、金額は割増込みで4,000円弱でした。
さて、まだ相当暗い中明かりを付けて出発です。暗くて道を見るのに必死で勾配とか気にならなかったのですが、実は最初からそれなりに登りです。それでも最初は元気に登って、少し開けたところで丁度日の出。雲海から昇る太陽、何回も見た景色といえばそうですが、富士山だと少し特別な気もします。
そのあと少しして長田山荘へ到着。山と高原地図の表記とずれがあるようですが、六合目が長田山荘、本六合が瀬戸館というのが正しいようでした。
すっかり木がなくなってジグザグに登っていきます。ジグザグでも傾斜結構あるので楽ではありません。七合過ぎると砂が多目になってきて登りづらいのと、七号〜八合は登下山道共通のため、下りてくる人が登りを無視するようにすごいスピードで降りてくるので結構しんどい感じがしました。幸いなことに天気は上々で、八ヶ岳・奥秩父はもちろん、穂高〜大キレット〜槍まで望むことができました。
八合からは再び登り専用の道になり、さらに吉田ルートと合流するので人も相当増えます。ゆっくり歩かざるを得なくなって肉体的には楽でした。
ということでスタートから5時間強、頂上へ到着。久須志神社では御朱印も人気です。300円〜3,000円までいろいろ用意されているようでした。
ここから御鉢めぐり。前回はひたすらガスの中で、道しか見えないところで剣ヶ峰まで歩いたという感じでしたが、今回は久須志神社からぐるっと見渡すことができます。見た目には意外に近い剣ヶ峰ですが、アップダウンがそれなりにあって、なかなかタフです。途中南アルプス、北岳〜聖まで見渡すことができました。
剣ヶ峰では写真撮影の渋滞。やはり富士山ではここでしか味わえない特別な感情を持つことができるように思います。
ということで下りのクライマックスは何といっても砂走り。見晴館過ぎて下山道に入って、急に前の人が走り出したので、もう始まったのかと思いましたが、それは一瞬で終わり。本物は大陽館の後です。大陽館を0、吉野屋を100とすれば、10〜50と70〜90が走れるとことという感じでしょうか。スピード感あって面白いと思いましたが、結構石は多くて、よけながら走らないといけないのが難点です。ちょっと油断するとこけます。また、一人走ると砂煙が凄いことになるので、最初の人は良いのですが、後ろの人はマスク必携のようでした。
ということで無事に下りてきました。やはり今回は展望ですね。富士山で好天だとこうなるんだ、ということが良くわかった良い経験でした。
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