岩木山・百沢〜山頂〜嶽
- GPS
- 09:05
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,494m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ふもと〜姥石までは残雪なし。 焼止りヒュッテ手前からコース上に一部残雪が見られる。 ヒュッテから先の大沢〜鳳鳴ヒュッテ手前まで雪渓あり。 山頂〜八合目までは残雪がなかったが、そこから嶽コースへの道にはところどころ雪が残っていた。 |
写真
感想
前の週末に百沢から岩木山に登ったワンゲルから「ミチノクコザクラが咲いていた」という話を聞き、1・2年生の訓練がてら(2年部員をCLに据えて)岩木山に登ることにした。
車で岩木山神社まで移動し、準備をして出発。すっかり実をつけたカタクリが至る所にある林床を登る。ところどころ休憩を取りつつも焼止りヒュッテに到着。ヒュッテで休憩中に何人かで大沢が登れるかどうか確認したところ、登るには十分な残雪だったためそこから先は大沢の雪渓を登ることにする。一部クラストしているところはあったがキックステップで足場を作りながら進む。ピッケルがあると便利だった。
登り切った先の種蒔苗代でミチノクコザクラの群落を確認。今年は思ったより早い開花だった。これで今回の山行の目的の半分が達成されたと言っても過言ではない。その後、すっかり雪の解けた道を登り山頂に到着。久しぶりに山頂で雲海を見ることができた。山頂の避難小屋で、今回来れなかったクサモリから支給されたカフェラテを飲みながら昼食。天気が良かったので、外に出て雲海を見ながら飲むカフェラテの味は格別だった。
ゆったりしてから下山開始。途中、リフト手前の分岐にザックをデポし鳥海山へピストンで登る。ややうっそうとしていたが、初めて登る道だったためかとてもわくわくした。この気持ちこそが、自分を山へ向かわせている原動力のような気がした。
八合目に着いてからやや体調が気がかりな部員が1名いたため、その部員と付添1名はバスで、残りの人は予定通り嶽コースでふもとまで下山することにした。嶽コースはところどころ残雪があり、一部踏み抜きそうな地点があったが下山するには問題なかった。新緑のブナ林の中、エゾハルゼミの鳴き声を聞きながら下山。16時台のバスに間に合うように、と思いつつも下山中はゆったりとした時の流れを感じた。
嶽温泉に到着してすぐ、八合目から来たバスも到着し部員2名と合流。そこからバスで岩木山神社まで行き、帰りは三本柳温泉に入り、鍛冶町の藪きんで飯を食って解散する。
今回は2年にとって初めてのCL経験となった。まだまだ勝手がわからないところがあるかもしれないが、これからの山行で慣れてもらいたい。そしてミチノクコザクラを見ることができて本当によかった。雪が解けきったら、今度は弥生方面でも見てみたい。
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