大菩薩峠(上日川峠〜大菩薩峠〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜牛ノ寝通り〜小菅の湯)
- GPS
- 06:06
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 777m
- 下り
- 1,633m
コースタイム
1022雷岩1033→1046賽の河原→1054大菩薩峠→(道迷い)→1124熊沢山→1134石丸峠→1230榧ノ尾山→1335棚倉避難小屋跡1345→1357わさび田分岐→1421林道終点→1439小菅の湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
0745甲斐大和駅(マイクロバス)→上日川峠ロッジ長兵衛 季節になると運行する路線バスの定刻より前に、増発バスが出て、しかも観光用と思われるマイクロバスも出してくれました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長兵衛ロッジの裏山、のような雰囲気を登っていきます。 介山荘のある大菩薩峠まではいわゆる山みちです。 大菩薩峠は雑誌などで見かける「これぞ大菩薩嶺の登山」というような素晴らしい風景が開けていて、登山者の休憩どころ、たまり場になっています。大にぎわい。 大菩薩峠から雷岩への尾根ルートは展望が良くとても素晴らしいです。岩稜とまでは言いませんが森林限界を超えた尾根歩きのようで、高尾山とは全く違った登山が楽しめます。 大菩薩嶺の手前10分のところに雷岩があって、そこが景色もよく休憩どころだと思います。山頂は展望もないので、先に山頂に行って戻ってきて休憩するか、ここで休憩してから山頂へ行き復路に就くか、だと思います。 大菩薩峠から牛ノ寝通りへ向かう熊沢山までの山中は人通りも少なく、鬱蒼とした森林の中を歩きます。踏み跡を見失わないよう注意して進んで下さい。 牛ノ寝通りは距離は長いですがアップダウンは少なく、単調ですが非常に歩きやすいです。観光気分の登山者もいないので静かな山歩きが楽しめます。 |
写真
感想
バスは増発のほかにもマイクロバスが登場しました。係りのひとが「◯◯までの方いらっしゃいますか〜?」なんて乗客を募っていました。私はなんと助手席に乗る事になり、定刻より三十分くらい早く出発、登山口まで着く事ができました。
当初は唐松尾根から登るつもりだったのですが、何となく以前にも通ったルートである大菩薩峠、介山荘ルートを歩いていました。このことに気がついたのはなんと翌日の朝です。イケマセン。
往路、雷岩を通過して山頂を踏んでからすぐさま雷岩まで戻って軽いランチにしました。お赤飯おにぎり一個。ブラックの板チョコレート半分。この日は道のりが長いから食事は分散しようと思ったのです。
出発しようとしたら、急に腹痛が。お赤飯おにぎりはふだんの山行で食べているのですが、賞味期限ギリギリのもの。板チョコはいつもは食べないブラックの。さてどっちが悪かったことやら…。
大菩薩峠までやっとのことで戻って来ました。腹痛が懸念されましたが、せっかく来たのだからと、ここからはほとんどの登山者が選択しないルート、今回の目的の牛ノ寝通りへ。介山荘から進路を東へ。
そして、、、道迷いに遭いました。お腹が痛いこともあってなんとなくうつむき加減で歩くうち、本来の登山道から外れていたのです。介山荘から熊沢山へ抜ける山みちは、なんとなくわかり難いです。足元ばかり見て歩いているといけません、いつも「目線は自分がいま歩いている道の其の先に」と心がけているのですが。
そういえばあとからの他の登山者が、なんとなく違う方向へ向かっていたのを思い出します。ルートと違う尾根を下っていたので登り返します。
なんとか復帰できたので歩き始めるのですが、ふとコンパスを確認すると北に向かっているようです。iPhoneのApp「DIY GPS」で確認すると、もときた道に戻っているではありませんか。遠くに目線をやると、どうやら青く見えるのは介山荘の屋根のようです。踵を返して戻ります。お腹が痛い上に、精神的にもダメージを受けました。
鬱蒼と生い茂る木々の森を抜けて、開けた尾根に出た時は安心しました。熊沢山の標識にたどり着いた時、予定タイムより10分しか遅れていなかったことに驚きを覚えます。もっと、30分以上は迷っていたような気がするのです。不安感が大きかったということでしょうか。気をつけなくてはいけません。
石丸峠で小屋平方面から来た登山者とすれ違いました。私がいま来た道を登って行きます。「牛ノ寝通り」の道標では前方から来た登山者と会釈をしてすれ違いました。たったいま牛ノ寝通りを歩いてきたことでしょう。この先ほとんど登山者とは会いませんでした。静かな山行が楽しめたはずです、おなかが痛くなければ。
おなかが痛くなり、食べる気もせず、ランチを少なめにしたことが災いとなり体力消耗につながりました。正直言うとそう書くほどバテたわけではありません。でも、水分や行動食、食事の摂取を怠ると体力消耗の果てに遭難するのでは?と思わせる一件でした。
小菅の湯では温泉を堪能しました。甘いジュースも飲んで、カロリー補給もしました。
バスでJR奥多摩駅へ向かうための小菅(橋立下)か橋立上に接続するためのバスに乗るか、JR上野原駅に向かうバスに乗るかちょっと悩み、接続によるバスの乗り換えのない後者を選び帰路に就きました。
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