記録ID: 196706
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ハイキング
北陸
人形山 〜姉妹が手を繋ぐ雪形〜
2012年06月04日(月) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
【コースタイム】
08:00 登山口
08:45 第一休憩所
09:20 第二休憩所
09:50 宮屋敷跡
10:45 梯子坂乗越
11:10 人形山山頂 12:15
12:27 梯子坂乗越
13:00 宮屋敷跡
13:16 第二休憩所
13:36 第一休憩所
14:10 登山口
【登り時間:03:10】
【下り時間:01:55】
【昼食時間:01:05】
【総行動時間:06:10】
08:00 登山口
08:45 第一休憩所
09:20 第二休憩所
09:50 宮屋敷跡
10:45 梯子坂乗越
11:10 人形山山頂 12:15
12:27 梯子坂乗越
13:00 宮屋敷跡
13:16 第二休憩所
13:36 第一休憩所
14:10 登山口
【登り時間:03:10】
【下り時間:01:55】
【昼食時間:01:05】
【総行動時間:06:10】
天候 | 【富山県西部(伏木)当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:23.6℃ 最低気温:15.6℃ 露点温度:16.3℃ 湿 度:68% 風 向:北 風 速:4m/s 現地気圧:1011.5hPa 海面気圧:1013hPa 降 水量:0.0mm 積 雪深:--- 日 の出:4:33 日の入り:19:06 【現地天候】 雲は多いものの 風も無く穏やかなイイ天気。 西の両白山地の展望はあったものの 東の飛騨山脈は雲に覆われていて遠望なしでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道158号線から五箇山荘へ 五箇山荘から田向集落へ向かい人形山標識に従い左折して林道へ 舗装路終焉から更に左折し未舗装路を登っていくと 中根山荘(無人)を過ぎて、更に1km進むと人形山登山口に着く 五箇山荘から人形山登山口まで25分ほどです。 【駐車場】 登山口には東屋や社があり、整備された駐車場で30台程度駐車できそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 登山ポストは見当たらず 【ト イ レ】 山開き(6月第一日曜日)以降は 登山口に簡易トイレあります。 【洗い場】 登山口の社に前に飲水はできませんが、洗い場があり、下山後に非常に助かります。 【山菜取り禁止】 飲酒検問にスピード違反、シートベルト検問など、 今までに警察の検問に合った事はありますが 今回初めて 『山菜取り検問』に合いました!! 下山後に林道から田向集落生活道路へのT字路手前で警察による 『山菜取り検問』が実施されていました 人の良さそうな警察官2名が低姿勢で 『人形山の登山の帰りに、ごめんなさいね。気分悪くしないでください。 ちょっと、そのリュックの中も見せてもらえますか?ごめんなさいね。』 話を聞くと、人形山周辺は田向地区の私有地で山菜取り禁止なのに 最近、悪徳業者が根こそぎ山菜を取っていくそうで検問をしてたそうです。 なんだか、『山菜検問』って長閑でいいなぁ〜って思いました。 人形山付近での山菜取りは禁止です。 【登 山 道】 .登山口〜第一休憩所 杉林の登山道が続き、傾斜も緩くなだらかに登っていきます。 身体を慣らすのに調度イイです。 .第一〜第二休憩所 傾斜が少し急になるも、急登箇所はなく、まだまだ登り易い。 第二休憩所手前から登山道に残雪があり解け出して登山道は泥土状態。 .第二休憩所〜宮屋敷跡 第二休憩所からブナ林の中の登山道になり新緑が美しく、歩いていて清々しい。 第二休憩所の木々の合間の覗きから人形山が見えます 宮屋敷跡手前から登山道の左右にイワウチワやショウジョウバカマが咲き誇っています 登山道の残雪が増えて泥土状態は更に泥濘ます。 .宮屋敷跡〜梯子坂乗越 宮屋敷跡を過ぎると低木となり、視界が開けてきます。 宮屋敷跡を過ぎて大きな雪田となり一旦下ると三ヶ辻山が正面に見えて、右手に 人形山の稜線が見えてきます。 トラロープが設置されている箇所があります。そして急斜面の雪渓もありますが その急斜面の雪渓にもトラロープが設置されています。 梯子坂乗越手前にカタクリが登山道の左右に咲いています。 梯子乗越手前にまたトラロープが設置されており、登りきると梯子乗越。 .梯子坂乗越〜人形山山頂 梯子乗越で三ヶ辻山、人形山への登山道に分かれいます。 西進して人形山へ。 乗越からは、笹とハイマツの低木で気持のイイ尾根歩き。 再びカタクリが登山道の左右に咲き誇っています。 山頂手前で残雪を歩いて人形山山頂に至ります。 【登山口〜山頂へ総じて】 山開き後でもあり、よく踏まれており非常に整備されていて登山道も広くて歩き易い。 全体的に緩やかな登山道であると感じます、 急登も2箇所ほどありますが、急登と箇所の距離が短く差ほど苦としません。 一本道で道迷いの危険性は低いと思います。 この時期、まだ登山道に雪が残り解け出していて登山道は泥濘状態の箇所が多く 下山時には気を付けたいです。 【雪 質】 所々に雪田がの残っていました。 軽アイゼンを必要とする方もいるかもしれませんが 僕は使用しませんでした。 【他の登山者】 男性のソロ:2組 男性2名 :1組 男女2名 :2組 男3名女1名:1組 合計 6組の方々とお会いしました。 山開き後とはいえ、平日でコレだけの方々とお会いすると思っていませんでした。 山頂は大賑わいですが、6私を含め7組なので静かな山行き。 【人形山(にんぎょうざん):1726mについて】 五箇山のシンボルとして仰ぎ見られ親しまれているお山。日本三百名山の一つ。 『白木水無県立自然公園』の西端に位置する。山稜部は高層湿原で、なだらかな女性的山容。 現在は、ニンギョウザンと呼びますが、古くはヒトカタヤマと言ったそうです。 泰澄開山の伝承がある霊山で、中腹標高1584mに地点に祀られていた白山宮は、後に旧平村の 上梨に移され、その跡地に宮屋敷と呼ばれ、鳥居が建っています。 5月下旬から6月中旬にかけて、この山の中腹に2体の人の形をした雪形が現れ、 山名もこの雪形に基づきます。 緑の中に手を繋いだ2名の人形には伝説があります。昔、山姥の病を治すために、 人形山の山頂にある権現堂に祈願に登った姉妹が吹雪きにあり遭難死してこの雪形になった 哀話が民話となって語り伝えられています。 人形山の開山は、養老年間(717〜723)に加賀の白山を開いた泰澄大師が開いたとされる。 1833年(天保14年)に書かれた上梨白山宮の縁起によれば、泰澄大師が人形山に篭って修行され 17日目の満願の明け方、十二面観世音菩薩が光明を放って現われてお告げがあり 泰澄大師は白山を本地仏とし白山を開山したとあるそうです。 【日帰り温泉】 五箇山荘 日帰り入浴の方 / 10:00〜21:00 (毎週水曜日:10:00〜16:00は営業休止。但し、祝日の場合は営業します) 料金:500円 HP:http://www.gokasansou.com/ |
写真
感想
身体を動かさないと気分は晴れない
心と身体は繋がっている
ってことで
山開きの終わった人形山へ
贅沢なもので
残雪期のお山に登っていると
『やっぱり、山は雪山だなぁ〜』なんて思っていましたが
初夏のこの時期にお山に登ると
『緑が美しいね。山々に英気が漲ってるなぁ〜』なんて感動して
きっと、秋は秋で
『燃える様な紅葉。やっはり山は秋だね。』なんて言うんだろな
結局、山はその時期登って素晴らしい!!と一人納得しながら歩いて
カッコウや不如帰などの鳥の囀りに
風に木々が揺れる音からも初夏の清々しさを五感で感じ山頂へ
山頂では東方向に遠望できる飛騨山脈の山々は雲で望めませんでしたが
西方向の両白山地の展望は素晴らしかったです。
今日も癒しの山行をありがとうございました。
人形山さん
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コメント
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kennkenさん
人形山おつかれさまでした♪
いつになくお久しぶりな山行でしたね。
新緑とお花がとっても満載!
ブナの下からのカット私も大好きです。
19枚目の白い花は、「ムシカリ」のような
気がします。
樹林の中で見かけると、見入ってしまいますよね
kenkenさん、こんばんわ
人形山なかなかステキな所ですね。
雪もまだ残っているし。(そこまでドロドロですが
雪で冷やしたコーラがとても美味しそうです。
登山口まで未舗装な所もあって大変そうですね。
普通乗用車 でも大丈夫ですか?お腹ぶつけないかしら。
xyzJINさん
コンバンハ
仕事仕事合間を縫ってお山へ♪です
ブナを見上げると
日差しにブナの緑の葉が光って
とても綺麗ですよね☆
これこそグリーンチャージ!!っす
komakiさん
コンバンハ
ムシカリ むしかり(虫狩)ですね
低木な中で、白い花を付けるので
以前から気になっていました
わかってスッキリです
ご教授頂きありがとうございます
usavichさん
コンバンハ
この時期
登山道に残雪あるお山では
ゲーターは必須アイテムですね♪
中根平登山口までの
未舗装林道ではゆっくり走れば
普通車のお腹をぶつけないと思います
登山口の駐車場には
ホンダのフィットやトヨタのヴィッツもありました。
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