丸黒山~苛酷な丸黒尾根~楽園の千町ヶ原

2019年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: 11:23
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,406m
• 下り: 1,398m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:15
• 休憩: 1:09
• 合計: 11:24

距離 21.3km 登り 1,415m 下り 1,405m

4:58 スタート地点
6:46 6:50 丸黒山
9:35 10:14 千町ヶ原
11:17 11:41 千町ヶ原
14:16 14:18 丸黒山
16:19 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立乗鞍青少年交流の家
16:22 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国立乗鞍青少年交流の家の駐車場にとめさせてもらいました

コース状況／危険箇所等

日影峠~丸黒山　　　明瞭でとても歩きやすい登山道です
丸黒山~千町ヶ原　　70％以上藪漕ぎで倒木は多数あり(荒廃した悪路・難路)

写真

8/11 5:02

国立乗鞍青少年交流の家から丸黒山に向かいます(今日は乗鞍岳を登頂する計画でしたが…)

8/11 5:02

国立乗鞍青少年交流の家

8/11 5:13

間もなく日影峠です

8/11 5:17

日影峠から登山道に入ると出だしから3回程小さいアップダウンがあります

8/11 5:36

分岐は旧道を行きます

8/11 5:54

国立乗鞍青少年交流の家から1時間弱で枯松平休憩所に到着ですが小さいアップダウンがいくつもあるので標高はあまり上がりません

8/11 6:04

枯松平休憩所を過ぎてしばらくするとガンバル坂です

8/11 6:04

ここまで標高があまり上がっていないので高度を稼げます

8/11 6:09

ガンバル坂を5分程で登り終える白山展望台に到着で、次の根性坂も急登です

8/11 6:46

丸黒山12年ぶり2回目の登頂です

8/11 6:47

素晴らしい眺望ですね~

8/11 6:47

笠ヶ岳~槍・穂高連峰

8/11 6:47

乗鞍岳ですね

8/11 6:47

アップで(遠いですね~。乗鞍岳まではここから約10kmあります!)

8/11 6:54

丸黒山からは道は一変します
まず標高差130m程下ります

8/11 6:58

急斜面を滑落に注意して下り終えると…

8/11 7:00

鞍部で乗鞍岳9Kの道標があるところに到着です

8/11 7:30

乗鞍岳9K~乗鞍岳8Kは激藪と倒木のオンパレードです(笹の下に登山道がありますが見えません。背丈以上の藪の中も沢山歩きますよ。)

8/11 8:44

乗鞍岳7Kに到着ですが予定より遅れています(この後も藪漕ぎ・倒木はあります)

8/11 8:55

ここは登山道に覆いかぶさる倒木を乗り越えました(数えていませんが10箇所以上ありました)

8/11 8:58

木道が現れると千町ヶ原までもう一息です

8/11 9:31

乗鞍岳6Kに到着すると難路・悪路はやっと終了です

8/11 9:35

千町ヶ原に到着!!(今日は長い行程なので今まで花の写真は封印していましたが解放します。この時乗鞍岳登頂はできないかもしれないと心のどこかで思ったかもしれません。)

8/11 9:35

ワタスゲ

8/11 9:36

ミヤマアキノキリンソウ

8/11 9:40

シラネニンジン

8/11 9:42

モウセンゴケ

8/11 9:45

オヤマリンドウ

8/11 9:46

高層湿原の千町ヶ原は楽園ですね~

8/11 9:47

コバイケイソウ

8/11 9:47

千町ヶ原と白山

8/11 9:50

モミジカラマツはあちらこちらで観ることが出来ました

8/11 9:52

ギンリョウソウはこの個体だけでした

8/11 9:55

ゴゼンタチバナもたくさん観ることが出来ました

8/11 10:14

ニッコウキスゲは10株程開花していました(この後奥千町避難小屋の手前で体が動かなくなり乗鞍岳登頂は諦めました)

8/11 11:17

千町ヶ原に戻りました(写真はワタスゲ)

8/11 11:22

千町ヶ原は山上の楽園ですね(ここまでの辛い登山を忘れさせてくれました)

8/11 11:24

オヤマリンドウ

8/11 11:34

モウセンゴケの花

8/11 11:35

モウセンゴケ

8/11 11:36

アップで

8/11 11:38

ネバリノギラン

8/11 11:41

千町ヶ原は素晴らしいところですがここに来るのは大変ですね

8/11 11:42

12年前に青屋登山道(左の道)を下る痛恨のミスをした記憶が甦ります(とても分かりやすいのにどうして間違えたのかな?木道があればミスはしなかったと思いますが12年前は木道は無かった?)

8/11 11:46

日影平8K・乗鞍岳6K地点です

8/11 11:46

ここから荒廃した丸黒尾根を再び歩きます

8/11 11:47

秋色見つけました

8/11 11:52

木道は歩けません

8/11 12:02

サンカヨウの青い実

8/11 12:03

カニコウモリ

8/11 12:08

乗り越えます

8/11 12:16

丸黒山~千町ヶ原は70％以上が藪漕ぎだったと思います(この藪は大したことありませんが背丈以上の密度の濃い藪が辛かった~)

8/11 12:17

ここは倒木の上を歩きました(倒木の上は何回も歩きました)

8/11 12:20

藪の中に巨大な倒木があると登山道を探すのが大変で何回もルートロスもしました

8/11 12:22

足元にはツルリンドウをあちらこちらで観ることが出来ました

8/11 12:45

丸黒尾根を歩くときはGPSが重宝しますよ

8/11 14:17

雨の中、丸黒山に戻ると安堵しました

8/11 14:17

国立乗鞍青少年交流の家~丸黒山は明瞭で整備された大変歩きやすい登山道です

8/11 14:36

ヤマハハコ

8/11 14:36

イヌトウバナ

8/11 14:46

根性坂とガンバル坂の間にある白山見晴台

8/11 14:47

ここで長倉本谷ルートが合流するようです

8/11 14:59

枯松平休憩所

8/11 15:04

マイヅルソウの実

8/11 15:17

足に優しい道です

8/11 15:18

ここを登ると…

8/11 15:19

新道と旧道の分岐に到着です

8/11 15:25

ニガナ

8/11 15:28

キツネノボタンは1センチ弱の小さい花です

8/11 15:36

イヌトウバナもとても小さい花で撮影に苦労します

8/11 15:37

終盤の登りは疲れた足にはとても辛いです

8/11 15:39

まだ続きます(ここをクリアした後も数回あります)

8/11 15:48

キンミズヒキ

8/11 15:53

ノリウツギ

8/11 15:54

日影峠に到着です

8/11 15:55

日影峠は日影平山とカブト山の登山口でもあります

8/11 16:10

ヤマホタルブクロ

8/11 16:12

ノアザミ

8/11 16:13

キバナノヤマオダマキ

8/11 16:14

ゲンノショウコ

8/11 16:15

ヤブカンゾウ

8/11 16:17

ウツボグサ

8/11 16:18

メマツヨイグサ(国立乗鞍青少年交流の家に戻るとお花がいっぱい咲いていました)

8/11 16:22

乗鞍岳は敗退して一時はどうなるかと思いましたが何とか無事に戻ることが出来ました

撮影機器：

iPad mini 4 Apple

感想

JJJJJ

12年前に丸黒尾根~千町尾根を歩いて乗鞍岳を目指し、屛風岳に登頂しましたが剣ヶ峰は悪天候で視界不良そして残雪でルートロスして撤退しています。(翌年アイミックス自然村から中洞権現ノ尾根を登って剣ヶ峰を登頂しました)その時の丸黒尾根はやや不明瞭なところはありましたがこんなに荒廃はしていなかったし激藪も無かったと記憶しています。想定外の藪漕ぎと倒木で時間・体力を少しずつ奪われ、ザックには3リットルの飲料がずっしりと重く、乗鞍岳敗退になったと思います。このルートは水場が無いのが辛いですね。今日の山行も主役はお花で千町ヶ原は山上の楽園でとても癒され、苛酷な丸黒尾根を忘れてしまうほどでした。また最近の山行は天気に恵まれていなかったので丸黒山から見えた絶景に大喜びしました。今日は山の厳しさと素晴らしさを両方味わった山行で、誰一人会うことは無かったとても静かな山旅でした。