仙丈ヶ岳（お花巡りとライチョウと）

2019年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,368m
• 下り: 1,364m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:18

7:05 北沢峠
7:14 7:15 大平山荘
7:43 7:43 薮沢大滝
7:48 7:53 藪沢徒渉点
8:50 8:53 藪沢小屋分岐
8:56 8:59 馬の背ヒュッテ
9:08 9:09 丹渓新道合流
9:40 9:40 仙丈小屋
9:45 9:46 地蔵尾根合流
9:57 10:06 仙丈ヶ岳
11:03 11:04 大仙丈ヶ岳
11:38 11:39 仙丈ヶ岳
11:51 11:52 仙丈小屋分岐
12:17 12:21 小仙丈ヶ岳
12:45 12:47 藪沢分岐（大滝の頭）
13:23 13:23 北沢峠
13:23 ゴール地点

◆過去の仙丈ヶ岳
・2018年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1608947.html
・2018年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1533813.html
・2017年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1238287.html
・2016年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-984627.html
・2016年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-934040.html
・2015年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-685864.html
・2014年9月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-608527.html
・2013年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-951225.html

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆仙流荘駐車場を利用
◆伊那市営南アルプス林道バス（仙流荘〜北沢峠・往復2680円（手廻り品料金込み））

その他周辺情報

仙流荘・仙人の湯（伊那市長谷黒河内・500円）

写真

8/11 7:05

北沢峠から出発。

8/11 8:04

休業中の大平山荘から重幸新道に入り、藪沢に差し掛かるとお花がいっぱい。シナノオトギリがことのほか賑やかで、

8/11 8:09

クルマユリや、

8/11 8:11

シナノキンバイ、

8/11 8:12

マルバダケブキ、

8/11 8:12

トモエシオガマ、

8/11 8:14

ソバナ、

8/11 8:15

センジュガンピなどが次々と。

8/11 8:21

渓流沿いを彩るのはミヤマガラシ。

8/11 8:21

藪沢本流に注ぎ込む滝越しに振り返ると、そこには甲斐駒ヶ岳のシルエット。

8/11 8:29

グンナイフウロ、

8/11 8:30

ミヤママンネングサ、

8/11 8:46

ミソガワソウ、

8/11 8:47

ハクサンフウロ、

8/11 8:49

ミヤマキンポウゲなどを眺めながら、藪沢を離れて馬の背ヒュッテへと導かれます。

8/11 9:20

馬の背の尾根に乗ると、行く手に藪沢カールが見えてきます。

8/11 9:29

カールに差し掛かると、ヨツバシオガマやミヤマゼンコがお花畑をなし、その先の水場で喉を潤します。

8/11 9:40

仙丈小屋越しに頂上を見定めると階段道に取り付き、

8/11 9:55

地蔵尾根分岐点を過ぎると、

8/11 9:56

岩場にしがみつくミヤマダイコンソウを横目に、

8/11 10:03

仙丈ヶ岳の頂上に到着します。

8/11 10:04

中央アルプス、北アルプスの稜線をぐるりと見渡しますが、昨日登った御嶽山は雲の中なのでしょうか？

8/11 10:22

甲斐駒ヶ岳も湧き上がる雲の中。そこで、藪沢カールを見下ろしながら、ベイクとおでかけ。キティさんがおっしゃるとおり、山登りでも溶けずに美味しくいただきました。

8/11 10:44

早めのお昼を済ませると、大仙丈ヶ岳を往復します。ほどなく、岩尾根に佇むライチョウを発見。ガスのスクリーンが降りていなければ見えるはずの北岳を見つめて、何を想う？

8/11 10:47

岩ザレの尾根を下ってお花畑に差し掛かると、コバノコゴメグサ、チシマギキョウ、イブキジャコウソウが咲き競い、

8/11 10:49

イブキジャコウソウがびっしり。

8/11 10:50

草付きの斜面ではチシマギキョウが咲き乱れ、コントラストも鮮やか。

8/11 10:50

タカネコウリンカや、

8/11 10:51

ウサギギクも盛況です。

8/11 11:05

岩稜帯を通過して到着した大仙丈ヶ岳の頂上から、先ほど滞在した仙丈ヶ岳を振り返ります。

8/11 11:12

シコタンソウや、

8/11 11:21

タカネシオガマを見かけながら仙丈ヶ岳まで引き返すと、

8/11 12:22

下山は小仙丈尾根へ。終始ガスの中の下りとなり眺望に恵まれませんでしたが、小仙丈ヶ岳の頂上でひと息ついていると、束の間、ガスが引いて仙丈ヶ岳が雄姿を見せてくれました。

8/11 12:34

その先の岩ザレの下り坂ではトウヤクリンドウ、

8/11 12:35

ハクサンシャクナゲを見かけながら樹林帯の中に入り、

8/11 12:49

五合目の大滝頭の先のマルバダケブキの群落を目に収め、北沢峠を目指して下ります。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

感想

anappleaday

　本年の「山の日」は仙丈ヶ岳へ。仙流荘のバス乗り場では長蛇の列が伸び、バスが全車出払ってしまい、2巡目に乗り込むことになりました。藪沢経由で登り始めますが、本日も暑さが堪えてペースダウン。お花鑑賞モードに切り替えます。頂上に着く頃には雲が湧きあがり、眺望は今ひとつでしたが、藪沢と大仙丈ヶ岳では色とりどりのお花に魅せられ、ライチョウにも出会えたので良しとしましょう。