戸隠山(高妻・乙妻山断念)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 887m
- 下り
- 884m
コースタイム
天候 | ガス時々晴れ、一瞬だけ雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場、蟻の塔渡り、片側がガケになっている場所など通行注意 |
写真
感想
毎年恒例の八ヶ岳休暇(当初は昨日で申請)を利用してのハイキング。しかし八ヶ岳はちょっと遠い上に、良く考えてみるとツクモグサ以外にはまだ花は少ない(そま添尾根)。来月には白馬でツクモグサ(八ヶ岳の数千倍の規模)とウルップソウとチョウノスケソウを同時に見る予定もあり、また先日の中西山から見た高妻山と乙妻山が気になった事もあって今回は近場の高妻山に照準を絞りました。
現時点での力を試すにもちょうど良い山のような気もしてきました。
今の私で通用するのか?いや、してもらわないと困る。
しかし、
ざわ・・
ざわ・・
さすが名高い百名山とやらだけあって、初心者の私には高妻山の高峰へ登るにはまだ早かったようです。
戸隠奥社入り口駐車場へは道路が空いていて30分ほどで着いた。戸隠はちょっと肌寒いくらい。参道には誰も居らず、小鳥のさえずりなど聞きながら歩きます。脇に咲いているニリンソウなどはどれもみな下を向いていました。登山口から奥社へ五つほどの願いをお祈りしてから登山道へ。
急登が続きますが朝の木漏れ日の登山道は気分が良い。足元の花などを眺めつつ、山菜にも目を光らせて登りました。ただ花を撮るにはやや光量不足で、山菜もトリアシショウマ、細いタケノコを含め目ぼしいモノは見当たらない。
百間長屋付近で下山者とすれ違う。今日は貸切りかと思いましたが4時20分に出たとの事。上部の岩は滑りやすく、蟻の塔渡りも怖かったのでまき道を使ったなんて言っていました。戸隠を朝飯前に登るような人間でそれはないだろうと思いましたが、私も直ぐにそれを痛感する事になります。
西窟前に崩れかかったスノーブリッジがありました。登山道を通るのが無難。
最初のクサリ場で靴が滑る事を確認したので今日は安全策を取ってゴボウで行く事にします。それを超えると左に見晴らしの良い岩があり、西岳が見えていたのでクサリを頼って登ってみました。ところがコレが非常におっかない(写真12枚目)。久しぶりにビビりました。以降は最大限に慎重に行く事にします。
岩はどこも良く滑ったのでクサリは全て使って登り、蟻の塔渡りへ。ガスが出て展望は利きません。まき道は使いませんでしたが、やはり怖く感じました。ココを立って行くとか走って渡るとか信じられません。剣の刃も即巻きました。いやぁ〜とても怖かったですね。楽しむ余裕なんて微塵もなかった。
ガスの八方睨で残り一本をイップクしているとガスの中からこれから向かうつもりの高妻山が現れ、まるでココまでおいでと言っているかの様。
八方睨から先はお花も多く写真撮影でゆっくりとなりました。特にショウジョウバカマやシラネアオイが見事です。
僅かなアップダウンが繰り返され、下り個所はなぜかどこも濡れて滑りやすく、また右側はガケになっている所もあるので転んだはずみで滑落しないように気を引き締めて歩きました。戸隠山、九頭龍山を経て一不動へ。
そして躊躇うことなく右に曲がって(直進は五地蔵・高妻)牧場へ下山となりました。
高妻山、次こそは到達してみせるぜ!
最後に、戸隠牧場ゲートのお姉さんがとても美しかったです
(゜゜)
蟻の塔渡り参考動画(昨年秋に撮影)
蟻の塔渡り
山頂側カメラ固定で撮影
13Bさん、得意の庭のお散歩ですね。
以前は飯縄山+高妻まで行っていたようですが
今回は軽いトレーニングということで戸隠のみだったんですね。
私は蟻も睨みも、怖くて近寄れない小心者です。
森林植物園の早朝散策程度ですね。
いいえ、裏山へ行くのにわざわざ有給など取りませんですよ。高妻と乙妻山へ行くつもりでしたし、その為に朝一で出ている訳でございます。
しかし初心者の私には高妻山はまだ早かったと言うところでございますね。
13Bさんコンバンワです。
兄さん任せて下さい、その気持ちしっかり受け止めて行ってまいります。
kinta兄さん、こんばんは。
お任せいたします。
わざわざ休みを取ってまで出撃し、時間的余裕もありながら力超不足で途中で涙を飲んでしまったヘタレの私の仇、兄さんならキッチリ取ってきて下さると思っております。
好天を祈っております。
お疲れ様でした。
新緑と北アより一足早い花を楽しめた様ですね。
戸隠山は、まだ行っていないのでいつかはと
思っています。
ところで7月7日の北岳は黒戸尾根を登り
仙丈から間ノ岳経由で北岳という日帰りコースは
いかがでしょうか。
20時間くらいで何とかなりませんかね。
自宅から見える山でなんとかと思ったのですが
長谷恒のつもりで行けばよいでしょうか
shigeさん、こんばんは。
いつもですと戸隠は岩場と適度なスリルを楽しめるのですが、今回はただただ怖かっただけでした。
またトレーニングを兼ねて高妻山と乙妻山まで行くつもりでしたが、実は踵を痛めてしまい途中リタイアとなりました。
そのコース、広河原までならコースタイムは約30時間ほどですので、トレランとしては中級程度ですが、そこからの足が困りそうですね。
花も良い時期ですので、道中は写真撮影の時間も取られるでしょうし、自走で最短の北沢峠から登山口まで戻るのであれば、トレランとしては上級(ボクの中ではコースタイム40時間以上の日帰り=100キロのウルトラマラソンに匹敵)となり、1か月ではそこまで仕上げ切れませんです。
今回は花でも眺めてコーヒー飲んでまったりハイキングで行かせて下さい
上級は恐ろしいです。上高地から槍ヶ岳を二往復(野辺山100キロよりは楽だと思います)してもコースタイムは40時間に満ちません。
計画にコースを入れてみました。
黒戸尾根登山口から広河原まで約35キロ、コースタイムで30〜32時間ほどです。
写真撮影を考えても20時間まではかからないと思われますが、広河原から北沢峠へ戻るバスが比較的早い時間で終わってしまう事、仮に乗れたとしてもそこから甲斐駒に登り直して下山はトレラン上級となり、今の私では確実に日付が変わります。
しかし、広河原から芦安なら最終バスが16時40分ですので、日帰り出来る可能性がありそうですね。予め芦安に自転車をデポしておけば上り坂もなく甲斐駒登山口まで戻って来れそうです。
トレラン中級とは言え、今の私にはやや厳しいですが、制限時間16時間40分と言う絶妙な時間の束縛がかかるのも面白そうです。
でも今回はまったり行かせて下さい
こんばんは。
コースを拝見させていただきました。
中房からの槍ヶ岳往復に比べ距離では2km程ですが
累積の登りが1500mプラスで3時間から4時間の
時間増が見込まれ19時間位になりそうです。
前夜21時ころ出発すれば何とかなりそうなどと
考えております。
ちょっとやってみたいとも思っている次第です。
shigeさん、こんばんは。
超人shigeさんなら、不可能ではないと思います。
もし実行されるなら、ボクは芦安より入山し、北岳往復ののちゴールとなる広河原でお待ちします。
自転車のデポは要りませんし、もしデポされたとしても甲斐駒登山口までお送り出来ます。
ご一緒は出来ませんっす
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