北方稜線
- GPS
- 25:02
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,681m
- 下り
- 3,730m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:42
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 11:12
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 10:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | つるぎふれあい館アルプスの湯 8月中500円 |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
近年の念願だった北方稜線に行く事が出来ました。過去二回天候で中止しているので喜びもひとしおです。初日は剣山荘までなのでのんびり雷鳥沢を登りました。ホテルの様な剣山荘で横になりながら去年のヤマレコの特集を思い出し各ポイントのイメージトレーニング、10時間くらい寝転がっていたような気がします。おかげで体調はベストでした。明くる日は4時前に出ましたが剣沢は灯りで一杯、剣への道もヘッドランプが連なっています。山頂に近い鎖場はすべてきれいに整備され昔の記憶とは全く異なったものになっていました。賑わう山頂を素通りし誰もいない稜線を長次郎のコルに向かいます。コルに下る手前から見ると長次郎の頭へのルンゼには雪が詰まっているように見えました。しかしコルに降り立ちルンゼを見上げると雪の無い登り易そうな傾斜が見えます。途中で岩がルートを塞いでいる様に見えましたが近づくと乗り越えられる大きさ、そして越えた所で反対から来られた方とお会いしました。このコース取りで良かったんだなと思い岩までと同じくらいの距離を登るとあっさり縦走路の下に出ました。もっと時間がかかるつもりでいたので意外でした。ここからの岩場のトラバースももっと延々と続くのかなと思っていたのですがすぐ稜線の下を行く普通の道になりました。おかげで時間に余裕を持って二枚岩に到着。ここの下りで右の狭いルンゼを下りた為10mほどロス、すぐに登り返し左のリッジに乗りました。ここからまた普通の道ですが池ノ谷乗越の手前で岩場が現れました。上から見ると次のスタンスが良く見える下りやすい岩場でしたが降り立って見上げるとここをフリーで降りたのかなと言う気にさせます。そして池ノ谷ガリー、記事情報では途中から右の岩沿いが良いと読みましたが(テープもあります)途切れながらも真中にガレがなくなってしまった土の踏み跡がありました。それをつなぎながらおおよそ右に進むと三の窓に着きました。確かに右側はガレが崩れず滑りはマシなようです。休憩の後クライマーの声が聞こえる発射台の下を上り稜線に出ます。出て少しいくと分岐がありここはペイントで矢印があり解かりやすいのですが、この先で解かり難くなりました。道がガレ場で消されている状態で下の道が見えればそこを目指して行けばいいのですが下の道が見えなかったので下りすぎを恐れ別な踏み跡に入るとすぐ行き止まり、そんな事が2回ほどありました。結構降りて道と出会い左へ回り込むと雪渓に出ます。前半冷夏で雪の残りが多いかなと12本爪とピッケルを持って来たのでここは装備でクリアー。二番目の雪渓は残っていましたが少し登ると雪渓の淵を巻ける状態、アイゼンは使いませんでした。小窓の乗越に降りていくところも先ほどの様にガレで道がわかり難くなります。しかしここは乗越が良く見えるのでその方向に進みます。最後の分かり難いポイント、鉱山道への取り付きも見当をつけ左側をチェックしていたのですぐ見つかりました。終始時間に余裕を持って歩けたので快適な北方稜線でした。明くる日は撮影会に参加した後20年ほど前から行きたかったハシゴ谷乗越を越え黒部ダムへ、しかし下りでは歳を感じました。嫌ですね。
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