志賀高原へ 笠ヶ岳 志賀山・鉢山・横手山縦走
- GPS
- 16:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:50
5:30 安曇野穂高発 須坂東IC 高山 山田牧場経由
7:50 笠峠着
<復路>
14:50 硯川 熊ノ湯発
17:00 自宅着
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
志賀山・鉢山・横手山 渋峠へ自転車デポ 硯川・池巡り登山口駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 熊ノ湯など |
写真
感想
2019年(令和元年)8月17日(土)
志賀高原へ 笠ヶ岳、志賀山・鉢山・横手山縦走
私の「山へ スキーへ」の原点、志賀高原へ。
ことに歩く楽しさを知った池巡りコースへはほぼ40年ぶりだ。
当時は休みというと日曜日だけだったが、
志賀高原の様々なコースを巡るのに一つ一つ時間をかけ回った覚えがある。
笠ヶ岳は志賀高原のシンボルだと笠ヶ岳のみ登った。
さらに志賀山も四十八池近辺をゆっくり花を撮影し歩いた覚えがある。
横手山、熊ノ湯というとスキーが主になり、1本滑って顔が凍りそうになるほど痛み、山荘に飛び込んだ強烈な思い出がよみがえる。
今回は一気に、4つのピークを巡る計画を立てた。
まずは、笠ヶ岳だ。
笠峠までだと須坂方面から山田牧場経由で行ってもさほど時間に変わりがない。
車も少なく、爽やかな笠峠に到着。
早速登り始める。階段が整備されあっという間に高度を上げる。
ただ最後は、急な岩場がありそこを慎重に登り切ると
大きな溶岩がどんと座る山頂へと飛び出る。
目の前には横手山が聳え、遠くに四阿山、浅間山なども見ることができた。また笠ヶ岳の展望よろしい御飯山が小さなピーク老ノ倉山と並び
きれいに見えたのが印象的だった。
静かな笠ヶ岳を後に、次は熊ノ湯・硯川から志賀山を登り、鉢山経由で横手山を目指す。
ここは自転車を利用。
渋峠に自転車をデポして帰りは車道を自転車で一気に下る作戦だ。
にぎわう渋峠の標示柱に自転車をくくりつけ熊ノ湯へ戻る。
硯川からは池巡りコースへの登山口から歩き始めた。
少し登ると雲がかり始める笠ヶ岳が見られた。
多くの方はリフトで上り渋池など目指し、志賀山への分岐では四十八池方面と行くので、ほぼ人に会うこともなく志賀山へ登った。
若かりし頃登った記憶は全くなく、思った以上に急登であることに驚き何とか山頂へとたどり着くことができた。
これから先の横手山はまだ遙か遠くに見え、少し不安さえ覚えた。
志賀山山頂を下り始めると分岐点があり上部から女の子が颯爽と下ってきた。なぜ下ってきたかもそのときは考えずに道を譲り四十八池へと下った。実は志賀山の神社があったのだ。後で気づき飛ばしてきてしまったことに悔やまれるのだ。
四十八池は志賀山と鉢山とに挟まれた高層湿原、
今回花は少なかったが美しい池塘が見られた。
水草の葉を浮かばせた黒褐色の池が、今登ってきた志賀山によく似合っていた。
四十八池から鉢山方面へ登る。
かなり山道はぬかるみ、ズボッとはまらないように注意して登る。
鉢山の山頂は眺望はないが小さな噴火口の縁にある。
鉢山をぐっと下ると草津峠の表示が出てくる。
昔渋峠に代わり頻繁に使われていた峠というが、今は笹藪に覆われてしまい面影は全くないといっても良い。
この草津峠を越えると目の前には横手山が一気に近づき、さらに進むと
横手山のスキーゲレンデへと飛び出す。
あとは急なゲレンデを徐々に登ると横手山へと出る。
このゲレンデ、スキーで滑るときにはさほど急ではなく面白いゲレンデなのに、登となるとかなりの急なゲレンデに変身しているようだ。
横手山へと登り切るとそこは観光地。
群馬県側、長野県側からリフトで登ってきた人でにぎわっていた。
ことにパンを求める人だろうか日本一高いところにあるというパン屋さんには人の行列ができていた。
私もと思ったが着飾った人に気が引けてしまった。
山頂はどこか?
渋峠側からのリフト降り場には群馬百名山、横手山の表示を見つけることができた。そして地図で確認すると、志賀神社の鳥居の先に三角点があり
山頂ということが分かり進んでみた。
鳥居から234歩先に神社があるとの表示も見られた。
わずかばかりの距離だが、ここまで来る人も少なく静かな横手山山頂へ出た。志賀神社の祠、横手山の表示、そして三角点がある。
そして何よりも目の前に白根山の赤茶けたそして硫黄の白さも混じった
異様な山肌の山容が目に飛び込んできた。
静かな今日最後の山頂でゆっくりし、渋峠へと下った。
リフト沿いに下るのだが、リフトのスピードが遅く歩いて下る方が速く
気持ちよく渋峠のスキー場ゲレンデを後にした。
渋峠には群馬県と長野県の境にあるホテルがあり、
群馬県側は喫茶、長野県側には食堂が併設されていた。
食堂のカツカレーが有名ということで期待したが、すでに食事時間は終了ということで残念、自転車に乗り下山開始した。
気持ちよい下りで、最初に登った笠ヶ岳も目の前に見られ、
あっという間に登り始めた熊ノ湯へ無事下山できた。
志賀高原を歩く、ほぼ40年ぶりだったが行程の99%は静かで変わったところはなかった。
ふるちゃん
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