記録ID: 1979986
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
南岳〜槍ヶ岳(綟邀擔憩察´臉廠尾根 新穂高から周回)
2019年08月11日(日) ~
2019年08月13日(火)

体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 57:07
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 3,065m
- 下り
- 3,127m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:02
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 12:09
距離 14.7km
登り 2,044m
下り 249m
2日目
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 11:24
距離 10.5km
登り 875m
下り 1,299m
3日目
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 7:55
距離 13.1km
登り 142m
下り 1,596m
14:15
ゴール地点
| 天候 | 1日目:晴れ(稜線は午後からガス) 2日目:晴れ(稜線は午後からガス) 3日目:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場マップ http://kankou.city.takayama.lg.jp/_res/projects/kankou/_page_/002/000/369/pmap201903.pdf |
| コース状況/ 危険箇所等 |
●新穂高登山指導センター〜槍平小屋 白出沢出合までは林道歩き。以降は登山道となり沢沿いを登っていきます。 滝谷出合の渡渉は橋がかかっていたので問題なく渡れました。木道が出てくると槍平小屋までもうすぐです。 ●槍平小屋〜南岳小屋(南岳新道) 槍平小屋から樹林帯の道を進むと雪渓が残る南沢へでます。雪渓次第で南岳新道の取りつきが変わるようなのでここは気を付けながら進みました。今回は残雪がなく問題なく進めました。 樹林帯へ入ると早速急な登りが始まります。鎖や階段が整備しなおされている個所もありましたので、思っていたより登りやすかったですが一つの歩幅が大きい(急)&暑さのため後半はかなり体力を消耗しました。 標高2,500mまでくるとが尾根へでます。ハイマツ帯を登りつめると岩尾根へ上がります。眺めの良い木道を進み、鉄はしごを下って南沢カールへおります。お花畑を横切りながら、最後はカールの斜面を九十九折りに上り返すと南岳小屋へ到着です。 新穂高登山指導センターから標高差約2,000mと久しぶりに長い道のりとなりました。 ●南岳小屋〜槍ヶ岳 南岳小屋から南岳へは5分ほどで到着します。南岳からは今回の目的、天空の縦走路が始まります。槍ヶ岳を正面に見ながら素晴らしい景色を楽しめます。中岳手前に小さな岩稜帯を超える箇所があり、岩場の下りのトラバースは注意が必要でしたが、その箇所以外は問題なく歩けました。中岳、大喰岳へと進み飛騨乗越へ下り、登り返すと槍ヶ岳小屋へ到着です。 槍ヶ岳山荘へは午前9時に到着。午前中ということで混雑はなく山頂までスムーズに登ることができました。岩場は苦手ですが、鎖やボルトが数多く設置してあるため、手掛かりがしっかりととれ問題なく登頂することができました。 ●槍ヶ岳〜双六小屋(西鎌尾根) 槍の肩から千丈乗越までは標高差約360mほどガレ場を下ります。滑りやすいので注意が必要です。千丈乗越からしばらく進むと岩稜帯をトラバースしながら進みます。鎖が設置されている個所は補助的に使用しました。 左俣乗越まで下り登り返して左俣岳へ。左俣岳は飛騨側を巻き、硫黄乗越まで稜線をアップダウンしながら進みます。後半の硫黄乗越からは樅沢岳のピークがなかなか見えてこないせいか、長く感じました。前樅沢岳を過ぎると最後のピーク樅沢岳へ。樅沢岳から標高差200mほど下ると双六小屋に到着です。 ●双六小屋〜新穂高登山指導センター テント場と双六池を横目に見ながら、樅沢岳から南側に延びる稜線に乗ります。稜線へ上がると槍穂の絶景が広がります。黒百合ベンチ、花見平と小さなアップダウンを繰り返し、弓折乗越から鏡平山荘へ下ります。以降、鏡平山荘から新穂高登山指導センターまで整備された登山道が続きます。歩きやすい登山道ですがこの時期は暑さとの戦いとなりました。 |
| その他周辺情報 | ●日帰り温泉 「湯の華銭湯 瑞祥 松本館」 中央道松本ICから5分 http://zui.sakura.ne.jp/index.php |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
南岳小屋でテントを張って槍ヶ岳までの縦走路を歩きたい!
今年の夏の縦走は憧れの南岳小屋から槍ヶ岳、西鎌尾根と歩いてきました。
南岳小屋へどうやって行くか、まずはコース取りに悩みました。
上高地から行くか、新穂高温泉から行くか。
色々悩んだ末、車の便と入山者が比較的少ない新穂高温泉からのコースを選択しました。心配していた南岳新道は梯子や鎖が整備しなおされている個所が多くありましたが、とにかく急なので体力勝負。暑さも加わり2カ月ぶりの登山のせいか、後半はへとへとになってしまいました。南岳小屋へはコースタイムを大幅にオーバーして午後5時過ぎに到着。憧れの南岳小屋に到着してもすっかりガスに覆われてしまって、とほほな気分。残念な気持ちでテント設営をしていると暗くなるころにはガスがとれはじめ、テント場の目の前には素晴らしい雲海と真っ赤に染まる夕焼けが広がっていました。あー、頑張って登ってきて本当に良かった。
翌朝も小屋裏の展望台からは迫力のある大キレット、穂高連峰と日の出をみながら素晴らしい時間を過ごせました。
2日目以降も、槍ヶ岳、西鎌尾根と初めて見る景色を楽しめながら歩けました。特に南岳から槍ヶ岳までの縦走路は徐々に近づく槍ヶ岳の雄姿に感動しました。
あまり岩場は得意ではないので、混んでいたらパスする予定だった槍ヶ岳山頂へもムーズに登頂。お尻が重めな私でも、手掛かり足がかりがしっかりあるので問題なく登れました。
3日間の山歩きでしたが、たくさん歩いて、新しい景色にも出会えて、充実した素晴らしい山行きとなりました!
動画をまとめてみました。
時間がある方はどうぞ!
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