槍ヶ岳(上高地から)テント2泊山歩
- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 1,880m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:31
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 8:45
天候 | 16日:小雨のち曇り 17日:晴れのち曇り 18日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上直下の梯子は、岩が迫って足先しか乗らないステップがあります。 一部、上下共通の登山道では譲り合いが必要です。 岩には手掛かり足掛かりがあるので登りやすいし、鎖が付いています。 山頂は狭いので、お互いよろけてぶつからないよう注意が必要です。 18日早朝、ご来光の後の下山は行列ができました。 |
写真
感想
8/16(金) 上高地〜ババ平
順調に進み、横尾で一休みしながら上まで行くかどうか相談
平らな所を歩いた割に、何だか疲れが出ていた私
14〜15日と新盆で実家に行き、長時間電車移動で疲れが出たのか・・・
翌日のことを考えれば先に駒を進めることが最善と思いながら、気持ちが引けている
若い山仲間が「行きましょう!」と決断してくれて、「よし!」と腰を上げた
沢沿いを進みながら徐々に高度を上げ、苦しくなってきた頃に小屋に着いた
テント泊申込みをし「テン場まで30分ですよ」と言われて出発したけれど、ここからがそこそこ急登
大岩がゴロゴロ出てきて脚上げがキツイ
時計を見ると既に30分経過しているけど、一向に見えない
更に10分ほど掛かって到着
テントを張って、友達が作ってくれた夕食を頂く
おなかは空いているのに食べ始めると食欲が消え失せた
少しいただいて先に休ませてもらった
17(土) ババ平〜槍ケ岳山荘
たっぷり睡眠をとったので体力が回復したようだ
樹林帯をゆっくり進む
大曲を過ぎ、天狗の池への分岐を過ぎ、水場を過ぎた辺りからキツくなる
小屋が見えると同時に見える傾斜に、心折れそう
『休まずたゆまず一歩一歩』の呪文を唱えながら進む
途中で時計を見ないようにしていたので、10時に着いてびっくり!
テントを張って昼食を済ませて槍へ
生憎ガスっているけれど、時々ガスが切れて絶景が見える
居合わせたハイカー達も「我慢してれば見えるかも」と、しばらく粘っていた
下山し、ひとまず生で乾杯! 1,200円はちょっと高いね〜
ひとしきり余韻を楽しみ、夕食を頂いて先に休ませてもらった
18(日) 槍ケ岳山荘〜上高地
暗い中をアンザイレンで安全かつ短時間で登ることができた
白み始める早朝の槍でご来光を待つ
空が赤味を増し、雲が徐々に染まる様子を固唾を飲んで見守る
『あっ、出た〜』と誰かれなく歓声を上げる
回りはシャッターの嵐・・・
その後も続々と登ってくる人たちが多く、山頂はどんどん手狭になる
下山の列に並び、順番に下り始めた
穂高の山々がキリリとした姿でそびえ、徐々に赤味掛かる
笠ヶ岳がモルゲンロートに染まり、槍の影が映る
今日もビギナーズラック! 本当に運が良い!!
身支度して、上高地までの9時間の下りを開始
ク○ツーの3グループを始め、多くのハイカーとすれ違った
ギンギンの陽の下、登ってくる人たちはとても苦しそう
下りは何と速いことか・・・槍がどんどん小さくなって寂しい
11時、横尾で昼食、食欲が戻ってたっぷり食べられた
徳澤は観光客がたくさんで、現実に引き戻される
ターミナルに着くと、駐車場行バスの行列が建物の後ろまで続いていた
「お盆の時期はこんなに混むのね〜」と驚きながら順番を待つ
3台見送っただろうか・・・
今回も少し弱音を吐きながらも、友達に引っ張ってもらって無事登れた
「槍を見ればアドレナリンが出るから大丈夫だよ!」と言ってくれて・・・
小屋に着いたときはダメかも? と思ったけれど足が動いた
2回登れて、本当に嬉しい!
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