越後中ノ岳
- GPS
- 09:50
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,661m
- 下り
- 1,661m
コースタイム
9:407合目小天井ー11:35中ノ岳山頂ー12:25下山開始ー13:35 6号目
15:20 登山口着
天候 | 午前快晴、午後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
5合目の手前から残雪あり、7合目から9合目の急斜面は残雪無し。 簡易アイゼン(できれば6本)あった方がよい 9合目から山頂 雪庇を歩く所に雪庇崩壊の危険箇所あり |
写真
感想
5:30 十字峡登山口出発
暫くして猿の群れに会う。1頭が数m位の所に来て、目が合ってしまった。鳴き声を出していないので、敵意は感じてないようだ。とにかく熊鈴を振り鳴らしたら、引き上げていった。
1合目の手前で男性に越される。長靴姿なので日向山測候所?の職員かも。ひょっとしたら先ほどの猿は彼を待っていたのだろうか?
6:40 2合目
快晴で景色が良くなってきた。左側には八海山系の阿寺山―五竜岳、右側には桑の木山、下津川山、丹後山などが見える。
7:40 4合目
この後日向山山頂直下から雪上となる。8合目まで緩斜面はほぼ残雪歩きとなった。涼しくて気持ちい〜。
8:35 5合目 日向山
ほぼ270度の展望(観測小屋方向が見えない)が楽しめ、巻機山からぐるっと中ノ岳の御月山までよく見える。
ここまで約3時間、このペースで行ったら、山頂は12時過ぎるかもしれない。1時までに着けなければ撤退か・・・
見ると10本アイゼンが先行している。ルートファインディングはかなり正確だ。残雪を上手に拾っている。
今日は6本アイゼンでピッケルは無し、もし急斜面の雪面が出たら・・・また撤退?不安のまま進んでいく。
9:40 7合目 小天井
中ノ岳から八海山へのルートもよく見える。
8合目付近の残雪は斜度が30度以上あり、アイゼン無しでは少し不安だろう。
9合目を過ぎた所で10本アイゼンを履いた年配の人と会った。なんとこの後丹後山避難小屋まで行くという。その体力に脱帽!しかもしばらく岩場歩きで、その方面を見れば雪庇が崩壊中だ。よっぽど慣れているのだろうか?
11:35 中ノ岳山頂
直前から急に曇ってきた。正にGPV天気予報通りだ。だとすれば午後は曇るが降らないことになる。気楽にお昼に・・・
今年になってGPV(気象庁の、http://weather-gpv.info/) を知り、登山以外でも使っているが、ピンポイント予報はピカイチ。5km四方ごとのコンピュータ計算だ。惜しむらくは33時間先までしかないことだ。この他に20km四方の計算もあって、192時間先まで計算結果があり、精度が劣るが一般のピンポイント天気予報に使われている。
さて2人パーティーが来た。聞けば丹後山から出てきたとのこと。もうこんな所まで・・・
12:25 下山開始
ガスってホワイトアウトにならなければよいが・・・
13:35 6号目
どうやらホワイトアウトにならないで済みそうだ。
ほんの数時間で残雪のブッシュがだいぶ出てきた。
3合目を過ぎるころから天気はまた回復して、晴れてきて結構暑い。
15:20 登山口着
登山口のそば屋は昨年の豪雨の災害後、営業中止のようだ。水道の水も止まったままだ。
5年前のGWにネコブ山から帰って登山口のそば屋で、中ノ岳から下山してきた男に会った。自分もいつかそんなことができるのだろうかとボンヤリ思ったが、今回の山行でやっぱり大変なことが分かった。35度を超える雪面がのっぺりと一面続いている・・・、いままで樹林帯では経験したことがあるが。腐った雪で滑停は結構難しい。
今回はとにかくいい天気の中、こんな時期にもかかわらず残雪と山の草花を楽しめた貴重な山行だった。
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