針ノ木岳&蓮華岳 5分間の逆転劇
- GPS
- 11:35
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,799m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
A.M.2:00着でガラガラ 山の日の深夜満車はどこへやら... 柏原新道付近はだいぶ埋まっていた模様 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【扇沢〜大沢小屋】 自然遊歩道という名のわりに、意外と歩きにくい 迷って沢を登ってしまい引き返すという、ダメダメ序盤を演じました... 小屋まではアップダウンと平坦な道のMIX 個人的にはここが一番疲れました 【大沢小屋〜雪渓下部】 小さな岩場と沢の渡渉を繰り返し、雪渓下部へ 岩場にはロープが張られていますが、目安程度 ここまでほとんど標高を稼げません 【雪渓下部〜最終水場】 木製の橋を渡ると、少し大きめの岩場を登ります 鎖がありますが、下降時の補助的なもの 雪渓は崩落していて通行禁止(8.24現在) すべて高巻の道をいき、5〜6回渡渉を繰り返します 細いザレ場の急登ですが、花も多く、標高が稼げて楽しいです 【最終水場〜針ノ木峠】 冷たくて美味しい水場は、量も豊富 ここを越えると針ノ木峠の指導標が見えてきます 一気の急登に見えますが、九十九折なのでそれほどつらさはありません 【針ノ木小屋〜針ノ木岳】 ガレ場の登り 右手が谷になっていますが、しっかりしているので危険は少ないかと スバリ岳〜爺ヶ岳方面の稜線がキレイに見えます 晴れていれば...ね 【針ノ木小屋〜蓮華岳】 軽い急登を登りきると、天国の様な白い稜線歩き 偽ピークが3つあり、意外と長丁場 荷物はデポしても水とカメラは必須! |
その他周辺情報 | 【薬師の湯】 700円ナリ |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
ドライインナー
ソフトシェル
ドライタイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
サングラス
3シーズン靴
ザック
ストック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | 山頂付近はもう秋 明け方は防寒着とグローブ必須 |
感想
派手めな山が多い北アにあって、地味なイメージがあった針ノ木岳
とりあえずサクッと登っておくか
ついでに蓮華もいっとくか
...なんて舐めた口をきいてすみません
すっごい味わい深い、イイ山でした
am4:00
そんな素敵な山とはつゆ知らず、扇沢を出発
「針ノ木自然遊歩道」という普通の登山道を進みます
リボンが見えず、何度かプチ迷子になりましたが、先輩の誘導やらGPSやらで復帰
そんな感じで地味に削られ、周回組の方3名にブチ抜かれで大沢小屋
「要体力」の看板にビビっていると、ご主人が話しかけてくださり元気復活です
ここからはハシゴあり、岩場ありの楽しい区間
本沢にかけられた橋を渡ると、急登スタート
ここまで高度を稼げませんでしたが、高度もテンションも上がる
鎖場も、鯉のぼりもいい感じ
渡渉祭りを超えて、気がつけば最終水場
最後の九十九折を登りきるれば針ノ木峠です
しかし雲行きが怪しい...
とりあえず針ノ木岳山頂を目指しますが、どんどん濃厚なガスにまみれていく
朝、抜いていかれたお2人に再開するも、このガスなので周回は諦めるとのこと
おっしゃる通り、山頂は真っ白
お弁当のランチパックも真っ白
蓮華ももういいかな...なんて気持ちで針ノ木岳を後にします
...と、いきなりガスが切れ始める
わずか5分の逆転劇でした
もーテンションは一気にMAX!
山荘コーラでエネルギーチャージして蓮華岳へGO
山頂までは偽ピークのオンパレードでしたが、真っ白で緩やかな山容は、女王・燕にも負けないほどの美しさ
山頂では「騙されたー」って声が飛び交いましたが、皆さん満足そうでした
そんなこんなで楽しかった針ノ木&蓮華岳
山荘で休憩中、初老のハイカーさんに外国人と間違われたのと、林道で毒虫に刺されたのはご愛嬌
次は周回してみよう
nori813 様 はじめまして
登山道で3度もお逢いしたterachanと申します。(笑)
この日は、束の間の会話をさせて頂いて、ありがとうございます。
私も同じように、大沢小屋手前の渡渉地点で上流に登ってしまい、ルートロスしてしまいました。
Nori813さん同様に林道交差・渡渉地点ありの、登山口〜大沢小屋までが一番疲れました。
蓮華岳に登頂された時間に我が郷土の山 剱岳&立山が見られたなんて羨ましすぎます (僕ももう少し粘れば良かったかな… )
また、何処かの山でお逢いした際には宜しくお願い致します。
terachanさま
コメントありがとうございます!
こちらこそ、暗い中&真っ白なガスの中、terachanさまとの会話で元気をいただきました
同じところで同じルートロスをされていたのですね
暗いうちは、あの渡渉地点はわかりにくかったですよね...
昼間見れば一目瞭然なのですけど
沢筋が踏み跡の様に見えてしまい、3〜40mほど行ってからおかしいことに気がつき、GPSを見直しました
序盤の1時間、ハードでしたね笑
しかし濡れた靴のまま完登されてしまうことに感服
私なら泣きながら帰ります
あの後針ノ木山頂から、ほんの一瞬だけ黒部湖が見えたんですよ
蓮華からの展望も...今日ばかりはゆっくりペースで得してしまいました(笑
偽ピーク祭りにはやられましたけど
富山にお住まいなんて羨ましすぎます
北ア北部あたり、まだまだ行きますので何処かでお会いできそうですね!
こちらこそよろしくお願いします!
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