妙高山 燕温泉から周回

2019年08月25日(日) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,515m
• 下り: 1,505m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:11
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:27

6:31 燕温泉
6:39 6:39 燕温泉黄金の湯
6:45 6:48 河原の湯
6:51 6:51 惣滝分岐
7:01 7:10 麻平分岐
8:08 8:14 湯道分岐
9:11 9:13 天狗堂
9:34 9:35 光善寺池
10:03 10:11 燕登山道九合目・鎖場
10:38 10:39 妙高山
10:43 10:43 日本岩
10:47 11:22 妙高山(北峰)
12:07 12:08 長助池分岐
12:27 12:35 長助池
13:10 13:10 大倉分岐
13:18 13:19 黄金清水
14:23 14:27 麻平分岐
14:37 14:39 惣滝分岐
14:42 14:42 河原の湯
14:48 14:48 燕温泉黄金の湯
15:00 15:00 燕温泉
15:00 ゴール地点

天候

午前
早朝は晴れだったが、7時半位から標高1,700mより上は雲を被り始めホワイトアウト
10時位より度々晴れ間がのぞき天候は回復傾向

午後
曇り時々晴れ
山頂では強風で体感は非常に寒い（気温は18度前後だがもっと低く感じた）
15時あたりから雷雨予報だったが夕方まで雨にはならなかった。天気は下り坂

アクセス

利用交通機関：

自家用車

燕温泉の日帰り客用駐車場を利用。
30台ほど停められる。
朝六時半で20台ほどの車あり

コース状況／危険箇所等

燕温泉〜麻平

写真

8/25 5:49

登山口まで行くつもりが眠気に勝てず、車中泊する事になった黒姫野尻湖SA。
天気は快晴。遠くの山影は目指す妙高山だろうか

8/25 6:27

燕温泉の駐車場到着。
六時半、先行車は20台ほど

8/25 6:27

この地図のメインコース通りに歩く予定

8/25 6:35

トイレを済ませ温泉街を通り抜ける。
浴衣の外国人観光客と朝の挨拶を交わす。
帰りにここで温泉入りたいな

8/25 6:35

登山届を出して行く。
行きは気づかなかったが登山協力金を募っていた。
下山時係りの人がアンケートをとっていたのでその時支払った（500円）

8/25 6:38

山と高原地図のモデルコース通りに麻平へ進んだが、地獄谷方面へ進んだ方が良かったかな。
此方側だと麻平分岐まで帰りも同じ道だしな

8/25 6:42

凄い落差の滝だ

8/25 6:44

橋が見えてきた

8/25 6:45

8/25 6:49

橋を過ぎると登りが始まる。
昨晩降ったのだろうか、地面は湿り気味。
太陽に照らされ湿度が上がる。
今日も暑くなりそうだ

8/25 6:50

8/25 6:51

いきなり結構な登り。
車中泊は3時間半しか寝れずイマイチ体の動きが鈍い

8/25 7:09

麻平分岐。
これを左に進む。
帰りは右側から戻って来る予定

8/25 7:11

8/25 7:24

足元は土の登山路。
滑りやすい箇所も多い

8/25 7:33

8/25 7:35

登り始めて1時間。早くも雲が湧いてきてしまった…

8/25 7:41

地獄谷の登山道を歩く人影が。

8/25 7:43

血の池とあるが、あるのは沢のみで池は見当たらず

8/25 7:43

まだ三合目か …

8/25 7:49

登山道を草木が覆い始める。此方の道は利用者少ないのか？

8/25 7:50

結構登りがキツくて息も絶え絶え。
周回はやめて山頂までのピストンにしようかな

8/25 7:52

こりゃ山頂着く頃には雲の中かな

8/25 8:04

時々道が分かりにくい

8/25 8:11

雲が分厚いなあ。
晴れは難しいか？

8/25 8:12

温泉地だけあり硫黄の匂いが其処彼処からする

8/25 8:12

ここで外国人登山者に山頂への道を聞かれる。
イヤホンしながら登山してたが、危なくないのだろうか

8/25 8:12

湯道分岐。
地獄谷からの道と合流

8/25 8:24

8/25 8:28

麓方面もこの有様。視界なし

8/25 8:33

胸突八丁…字面だけでキツそうな…

8/25 8:35

とりあえず天狗堂まで行ったら休憩しよう。
それまで堪えるんだ！と自分に言い聞かす

8/25 8:35

様々な山で胸突き八丁という地名を見ている私にはこの程度の急登は想定内だ（キツイ）

8/25 8:47

まだ五合目なのか。
登り始めて2時間くらい経つんだか

8/25 8:49

8/25 8:57

ロープが垂れている場所も

8/25 9:01

急登が終わる。天狗堂が近い

8/25 9:05

天狗堂は広場になっている場所にお堂があった。
山小屋や避難小屋か何かがあると勘違いしていた為ガッカリ。
（御嶽山の女人堂みたいな）

8/25 9:13

8/25 9:20

光善寺池到着。
よく見えないな

8/25 9:21

8/25 9:37

風穴。
八合目の文字が。

8/25 9:41

お！？太陽が出てきたか

8/25 9:44

やっと青空が見えた。しかし雲が多いな

8/25 9:51

太陽が出ると途端に暑くなる。
しかし盆休み明けてから涼しくなったなぁ

8/25 9:51

外輪山が薄っすらと。
ここらへんから登り降りの登山者を見かけ始めた

8/25 10:06

岩岩してきた

8/25 10:07

鎖場到着

8/25 10:07

最初はロープ

8/25 10:07

鎖場が出てくるといよいよ山頂が近い

8/25 10:09

外輪山の影

8/25 10:10

8/25 10:10

8/25 10:12

山頂が近くなり晴れ間が増えてきた。案外眺望得られるかめな

8/25 10:20

晴れた。
まだ雲が多いが天気は回復傾向だ

8/25 10:20

眺めの良い岩場。
山頂から降りてきたトレランの人が間違えてこの先を降りようとしていたが、この少し手前を左に折れるのが正解

8/25 10:21

妙高山頂（最高点側） を視界に捉えた。
あと少しだ。

8/25 10:25

もうすぐ登山開始四時間。結構ヘロヘロだ。

8/25 10:29

山頂手前は全て岩場になっているようだ

8/25 10:34

トリカブト？

8/25 10:37

妙高は火山だし、登る前は白山や御嶽山みたいな草木の無い荒涼とした景色を想像していたが、標高の所為なのか気候の所為か、山頂まで緑に覆われているんだな

8/25 10:37

8/25 10:38

十合目！山頂到着か。
山頂付近になるとかなり人が増えている

8/25 10:38

山頂標識柱彼方の北峰側にあるらしい

8/25 10:39

妙高大神

8/25 10:39

此方が妙高山最高点 2,454m

8/25 10:41

北峰へ向かう。山頂は広く、北峰まで10分くらいかかる

8/25 10:42

巨岩が立ち並ぶ中を進む

8/25 10:43

8/25 10:43

日本岩ってどれだ？

8/25 10:44

これかな？

8/25 10:46

妙高山北峰到着。
結構な数の登山者が休憩中。

もうヘロヘロだったので周回の予定を変更してピストンで帰ろうかと思ったが、ピストンにしてもコースタイムが30分短いだけと判明。
当初の予定通り周回する事にした。

8/25 10:49

周辺は雲が多く火打山位しか見えなかったが展望広大、気持ち良い

8/25 10:50

あちらの岩塊が最高点

8/25 11:07

折角のちょっと高めのカップ麺を誤って蹴倒しスープ半分と麺をぶちまけてしまった（麺はカップに入れ直し土混じりのまま食した…）

8/25 11:21

パノラマ。
風が強くなり気温は17度位だが体感はもっと低い。
あまりの寒さに防寒着を取り出した

8/25 11:22

百名山を周っているという夫婦が動画を撮影していた。
結構老若男女問わない登山者がいたが、結構キツ目の山なのにみんな元気だな

他の登山者の方の話では、日本海側の大気は乱れ15時頃から妙高山は雷雨になるとか。
下山予定を早めて15時前に降りれる様出発する。

8/25 11:23

山頂直下の祠

8/25 11:23

雰囲気あるな

8/25 11:24

前方に見えるのは外輪山だと思うが、今回外輪山は総スルーの為名前とかは不明

8/25 11:27

冷たい風を受けながら急下降。
前方パーティは小屋泊の様だ。
やはり日帰りだと忙しないな

8/25 11:30

火打山にお別れを。
思えば2016年に火打山に登り、いつか妙高も…と思っていたが3年もかかってしまったな

8/25 11:45

この後も度々日が照るが次第に天気は下り坂

8/25 12:04

急な下りが続く

8/25 12:06

長助池分岐
やっと斜度が緩くなった。

8/25 12:12

8/25 12:13

最新の山と高原地図だと破線ルートになったという長助池への道。
結構荒れているがまだ道は確か

8/25 12:18

8/25 12:23

朝露とかでびしょ濡れになりそうな道だ

8/25 12:25

急に視界がひらけた

8/25 12:26

長助池だ

8/25 12:26

空も晴れてきてなんとも気持ち良い空間だ

8/25 12:26

池から見上げると高い位置にある登山道を歩く人影が。
先程の分岐から外輪山への道を進んだ人だろうか

8/25 12:26

ベンチで一休み

8/25 12:28

うーん、気持ち良くでずっといたくなる場所だな

8/25 12:35

8/25 12:36

そろそろ先へ進もう。
雨に降られたく無いし

8/25 12:36

鬱蒼とした道は続く

8/25 12:37

8/25 12:39

8/25 12:57

少し道が拓けた

8/25 12:59

芝沢との標識
沢の跡らしき場所が芝生に覆われている

8/25 13:06

この後また左右が背の高い笹に包まれ視界の無い道が続いた

8/25 13:09

大倉分岐

8/25 13:14

アップダウンのある足元ゴロゴロな道になり歩きにくい

8/25 13:50

8/25 13:51

8/25 13:54

道が急激に降り始め、ロープが張られた箇所も。
沢が近いのか

8/25 13:58

8/25 14:00

沢が見えたが流れが激しい。
橋がなければ渡れないかも

8/25 14:01

三年前の地図には存在しない橋。
最近架かったのかな

8/25 14:01

8/25 14:01

橋を渡った後は沢沿いを進む

8/25 14:02

大倉沢

8/25 14:04

8/25 14:04

8/25 14:04

硫黄の匂いがする

8/25 14:05

8/25 14:18

8/25 14:23

麻平まで戻ってきた。ここからは行きに通った道だ

8/25 14:35

8/25 14:38

8/25 14:40

吊り橋が見えてきた。
ずっと無人だったのに麻平分岐以降下山中の登山者を散見

8/25 14:50

ゴール！
登山ポストでアンケートをしていたので答えて登山協力金的なものを支払う。
行きは気づかなかったが協力金のポストもあった。
更に土産物屋で飲料を買い雑談したり、登山終了ボタンを押すのを忘れのんびりしてしまった

8/25 15:40

せっかくだから燕温泉で日帰り入浴。
白濁した湯が気持ち良い。
大人600円、18時頃まで入浴可という

8/25 18:15

帰路の高速で積乱雲が湧き雨が降り始めた

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kukaminn

家から遠過ぎる故登ってなかったが、いつか登りたいと思っていた山、白山と御嶽山に今年の盆休みに登頂。
この勢いに乗り、やはり遠くてなかなか行く機会がなかった妙高山にアタックをかけてみた。
（八海山と迷ったが、八海山は鎖場好きの友人の為に取っておく事にした）

妙高は何処から登ってもロングコースで急登だが、燕温泉からなら日帰り可能という。
燕温泉までは神奈川の家から4時間近くかかる為当日出発は断念、未経験の登山口車中泊を試してみようと前日22時に出発した。
しかし睡魔に勝てず黒姫野尻湖SAで力尽き就寝。
翌日5時半に起き、登山口には朝6時半に辿り着いた。

3時間半の睡眠時間は万全とは言えず、体は重かったが天気は快晴。
絶景を期待しつつ燕温泉の温泉街を抜け登山口へ。
登山届を出して登り始める。

ルートを間違え地獄谷では無く麻平へ向かってしまったことに気づいたのはしばらく歩いてからだったのでそのまま先へ。
吊り橋を渡ると直ぐにキツめの登りが始まった。

こちら側は地獄谷に比べると歩く人は少ないのか、麻平分岐以降草木が道へ垂れ下がる鬱蒼とした様子へ。
血の池の標識がある沢まで中々急な道が続いた。

湯道分岐を過ぎると程なく胸突き八丁へ。
名前だけで嫌になる急登が天狗堂まで続く。
登山開始1時間で雲が湧いてきており、標高1,700m辺りで雲の中に入ってしまった為眺望も無い。
山頂までの標高差は1,200m以上あり、胸突き八丁の途中で五合目の標識を見た時は（まだ五合目なのか…）という思いが。

天狗堂で小休止の後、耐えながら40分程登り続けると雲が流れて青空が覗き始めた。
森林限界も近いのか樹木は低めに。
鎖場岩場が現れ雰囲気も変わっていく。
やっと盛り上がって来た感じだ。

火山だと聞いていたのでもっと荒涼とした山を想像していたが結構山頂まで緑溢れる山だった。
岩場をしばし登ると広い山頂へ到着。
山頂標識がある北峰と最高点は少し距離があり、その間を結ぶ道は奇岩巨岩が立ち並び見応えがある。
山頂は雲は多く遠景は見えず、しかし火打山や外輪山辺りは見えて眺め良し。
風が強くなり寒さも増す中早めの昼飯に。
予報では天気は下り坂らしく、皆早めに下山していった。

結構疲れたのでピストンで帰る様に予定を変えるつもりだったのだが地図を見るに周回するより30分しかコースタイムが縮まらないので予定通り長助池分岐方面への周回ルートを取り下山。

急登を何度も降り、足元が悪い鬱蒼とした道を進む羽目になるが、途中にある長助池の穏やかな雰囲気は非常に気持ち良く長居したくなった。

雨が降る前に長い長い下山を歩き終えた時はホッとしたものだ。
バラエティに富んだ景色を歩けて、下山後に温泉も待っている燕温泉からの周回コースは魅力的だが、日帰りで終えてしまうのはもったいないかも知れない。

ぜひ雲がない時にのんびりと歩いてみたいものだ。